【ベース製作】ウクレレベース 製作記録⑤(不具合原因と対策)
演奏して気付いた問題、それは
絶望的なオクターブピッチずれ
だったんです。
元々買ったウクレレベースではハイポジまで使うこともなく気付いてなかったんですが、うどんの様なこの太い弦の為にピッチが合わない。9フレット以上になるとフレットマークとのズレが演奏に支障を来す次元でズレてます。
諦めてテンポラリのブロックを作り、各弦のオクターブピッチが合う位置を探し出してみると
分かります?4、3弦を下げないとピッチが合わない。これって要は弦が太くてナットとブリッジ部での屈曲半径の影響で実質的なスケール長が縮んでしまってるんです。あーあ。図にするとこんな感じ。実質の節が縮んでるんですね。
仕方ないのでブリッジを傾けて調整します。
これを
こう!
弦ピッチは若干狭くなるけど諦めましょ。コレで組み直し試奏してみた。
ピッチズレは大幅に解消、これなら15F程度までなら攻める事が出来そうです!
ただし弾いていると、テンションの低さに不満もでてきたので、テンショナも加えることに。
いよいよ次は各部の作り込みと塗装です。