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【工具DIY】端材でつくる手持ちスピンドルサンダ
便利な道具が出来たのでご紹介。
何てことは無い、ドリルで紙やすり貼った円筒をぐるぐる回すだけの仕掛けですけどね。
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材料はコレだけ。
1.中央にφ8穴を開けた円筒
コレはt25のベニヤ板をホールソーでφ40に切り出したものを4つ、積み重ねて木工用ボンドで貼り合わせて作ってます。接着はM8の寸切りに通して両端をナットで締め上げクランプ代わりに。
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接着出来たら円筒と寸切りの同軸を出します。ボール盤に寸切りを咥えさせて垂直の出た当てに紙やすりを挟んでズリズリ。偏心をコレで修正します。
2.持ち手
その辺に転がってた端材から対辺28mm長さ
110mmの直方体を切り出し、中央にφ9の貫通穴を形成します。角は手が痛くならない程度に丸めちゃう。
そしてt16程度の堅木(今回はウォルナット)に対して、φ16の通し穴+φ20の深ザグリ。ベアリングのハウジングにします。ベアリングにはFL688ZZを使う形で。
ベアリングを挿入後木工用ボンドを端面に塗って、寸切りボルトを通してナットでクランプ。コレで芯を出しちゃう。
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あとは持ち手と同じ面まで削り込めば持ち手は完成です。
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組立は寸切りボルトに円筒を通し両端をナット締め、そして一方に持ち手を挿して端をUナットで固定すれば完了。
あとは両面テープで紙やすりを貼り付けたら完成です。ぼくは紙やすりの合わせ面に瞬接を流し込んで解れ防止にしています。
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瞬接が乾けば完成です。
ドリルに取り付け、持ち手とドリルを持って対象をヤスリがけするだけの簡単道具です。
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コレの使い方、判ると思いますがこんな感じ。
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ドリルにつけて対象物にハンドルで力加減を調整しながら削るんです。微妙な曲面仕上げるのに抜群の加工性ですよ!
【注意】
回転工具へのアタッチメントなので、真似るなら自己責任でお願いします。怪我しても責任は負いませんので悪しからず。