レンタルスペースは副業としてめっちゃアリ(実際に1年間運営してみた結論)
こんにちは。レンタルスペースを運営しているヒロセなです。
本業と並行してレンタルスペース運営を始めてから、1年以上が経ちました。この1年で最もよく聞かれた質問が、「レンタルスペース経営を副業にしたいけど実際どうなの?」
僕の結論は、「レンタルスペース経営は副業としてめっちゃアリ」。今日は、レンスペ副業の魅力を、僕の経験を踏まえてお話しします。
1. 副業としてのレンタルスペースの魅力
副業にはさまざまなものがありますが、時給や成果報酬をもらう労働系と、不動産や株式などの投資系に大きく分けられます。
労働系は確実に収入が入るので安心ですが、基本的に時間の拘束があるためプライベートな時間を削ることになります。一方、投資系は元手が必要だったり、損をする可能性もあることから、手を出しづらいのが実際のところかと思います。
僕の感覚として、レンタルスペース経営は、ちょうど労働系と投資系の間をとったような性質を持っています。最初に一定の労力をかけ、費用と投資すれば、後はほとんど働くことなく長期に渡って利益を得ることができます。もちろん特別な資格も必要ありません。
ここからはレンタルスペース経営の魅力についてお話しします。
低コストで始められる
賃貸物件でスペース運営をする場合、小さなスペースであれば初期費用50万円程度で始めることができます。(立地などの条件による)
費用の内訳は、賃貸物件の初期費用(敷金・礼金・火災保険料・鍵交換代など)とスペースの初期費用(家具家電代など)。賃貸物件ではなく所有している物件を利用したり、備品を安く調達すれば、更にコストを下げることができます。
拘束時間をコントロールできる
スペースを貸し出しできる状態にするまでには約1〜2ヶ月ほどかかり、この期間は部屋の改修や備品の準備のため時間を使う必要があります。
その後は、運営を仕組み化することにより、拘束時間を軽減・コントロールできます。
運営の仕組み化とは、自分が働かなくても回る仕組みのこと。例えば、予約が入るたびに発生する利用者とのやり取りや、スペース利用後の清掃業務を委託したり、プラットフォームを使って予約管理を手離れさせることができます。
利益率を上げるためには全て自分で運用するのがベストですが、本業との兼ね合いを考えると、定期的に発生する業務はどんどん仕組み化しましょう。
例えば僕は、予約管理、売上管理、清掃を仕組み化しています。予約管理にはカレンダー設定を利用し、複数のプラットフォームを使ってもダブルブッキングが起きないようになっています。売上管理と清掃は個人の方に業務委託をしています。自分で対応しているのは顧客対応のみなので、副業にかかる時間は1日10分程度です。
着実に収益を出せる
需要がある立地を見極めることができれば、空間の作り込み次第で高い収益を維持できます。競合スペースと差別化できれば、高い利用料金設定でも予約が入るようになり、スペースの稼働率も高まります。努力次第で収益性アップを見込めるのがレンタルスペース運営の魅力であり、醍醐味だと感じています。
また、リピーターを獲得できれば、より収益が安定します。例えば、定期開催されている英会話教室やヨガ教室などであれば、固定の曜日・時間に利用してもらえるため、長期的な利益予想が立てやすく、安定した売上が見込めます。
2. レンタルスペース副業の成功ステップ・事例
レンタルスペース経営を成功させるまでの道のりを、僕が運営しているスペースを例にご紹介します。
運営開始してから約半年で初期費用を回収し、安定した売上を出し続けています。
成功の要因(1) 事業譲渡で物件を獲得
元々レンタルスペースだった物件をそのまま事業譲渡してもらう形で運用を開始。既にスペース運用ができる状態の物件をそのまま譲り受けたので、物件の契約や内装にかかる初期費用を抑えることができました。譲渡後すぐに営業を始めることができたので、一般的に初期費用回収まで数年ほどかかるところ、半年で回収しました。
成功の要因(2) 周辺スペースを分析し差別化に成功
大型プラットフォームで周辺のレンタルスペースを見ると、パーティーとコワーキングがたくさんあり、需要のあるエリアだということが分かりました。人気エリアで成功するためには周辺のスペースと差別化が必要。最初の一年は、20種類以上のボードゲームを設置したり、学生限定割引をするなど工夫をし続けました。
今では定期的な予約が入るので安定した運用ができています。
これはあくまでも僕の例で、成功させるための方法は、立地やスペースの利用目的によって異なります。
3. レンタルスペースは情報交換が超重要!
実際に運営を始めると、良い物件が見つからない、集客ができない、売上が伸びない、顧客とトラブルが起きたなど、さまざまなことが起こります。そんな時は、実際にスペース運営している経営者に相談するのが最も早くて参考になります。
副業としてレンタルスペース経営を検討している方は、まず情報交換できるコミュニティに参加して情報収集をしてみるのがおすすめ。
一人で悩んだり、ネットの情報だけで考えたりせず、他のレンタルスペース経営者の意見を取り入れている人は、次々に成功しています。スペース運営をしている人に出会う機会がない…という方は、僕が運営しているコミュニティ「レンスペ民の集い」へ参加してみてください。
ここには、レンタルスペースの経営者だけでなく、これからスペース運営を始めたい人もたくさん参加しています。もちろん誰でも無料で参加できますし、課金などは一切発生しません。
実際にチャット内では、このような質問が飛び交っており、初心者の方でも気軽に発言していただけます。
「レンタルスペースって今でも需要あるんですが?」
「レンスペを始めるにあたり、どのような調査や準備をしましたか?」
「名古屋でレンタルスペースをしたいのですが実際にやってる方はいますか?」
「予約は概ねどのくらい先まではいりますか?1〜2ヶ月先?それとも1〜2週間以内が多いでしょうか?自分はまだちゃんとはじめられてないのですが。。」
レンタルスペースを始めるにあたっての具体的な質問はもちろん、スペース運営開始後もさまざまな情報収集の場として活用いただけます!
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