ホームページには何を書くべきか?
弊社では「レンタルホームページ」という格安ホームページ作成サービスを提供していますが、日々ホームページの作成を検討されている方からご相談をうけるのですが、
クライアント:「ホームページを作りたいです!」
弊社:「ありがとうございます、それではホームページには何を掲載されたいでしょうか?」
クライアント:「…」
という流れになることが割とあります。
確かに、普段考えないことなので、いざ自分がホームページを公開する側に立った時、何も思いつかないということも分かる気がします。
しかし、それでは効果的なホームページを作ることは出来ませんし、中身がスカスカのホームページを公開しても、見る人にも検索エンジンにも評価されないということは言うまでもありません。
このページでは、それではホームページには何を載せるべきなのか、何を書けば効果的なのかということを検討してみたいと思います。
お客様の立場で考える
これはホームページに限ったことではなく、世の中のあらゆる商売や営業、ビジネスの基本中の基本と言えることです。
ホームページも見る人がいてこそのホームページです。
ホームページの主役はホームページを見る人。つまりお客様です。
お客様があなたのホームページを見た時のことを想像しなければいけません。
最近、あたなのビジネスのお客様になった人はどのような人でしょうか?
最近、あなたのお店で難しいことを言ってきたお客様はどのような人でしょうか?
よく思い出してください。
より具体的に思い出してください。
男性でしょうか、女性でしょうか?
何歳位の人でしょうか?家族はいたのでしょうか?
仕事は何をされていたのでしょうか?趣味は何でしょうか?
と、なるべく詳しく思い出してください。想定して下さい。
このように、あなたにとっての顧客の人物像を「ペルソナ」と言います。
ペルソナが具体的になれば、あとはペルソナがそのホームページを見た時に必要な情報をホームページに記載すればよいということになります。
ここまでして頂ければ、ホームページに何を記載する内容は見えてくるはずです。
具体的な掲載項目
ホームページに何を載せるかは、ペルソナが求めていることを書けばよいということになりますが、初めてホームページを作る場合など、もっと具体的にあった方が良いと思いますので、ホームページとして定番となる項目も以下に記載させて頂きます。
ベネフィット
これはあなたの商品やサービスの「強み」です。
あなたの商品やサービスを使えば、あなたの顧客にはどのようないいことがあるかということです。
例えばこのような感じです。
「こんな整骨院は他に無い!○○整骨院の3つの特徴」
・トレーニングジムのある整骨院
・有資格者による治療
・駐車場9台完備
箇条書きのそれぞれはさらに詳しく説明します。
弊社であれば以下のようにしています。
「レンタルホームページの強み」
・導入コストが安い
・初期費用無料
・月額制で解約可能
・ワードプレスによる制作
・SEO対策無料
・洗練デザイン
と、6つの強みを挙げて、それをさらに詳しく説明しています。
いかがでしょうか?
「なんだそんなこと。そんなことどこの店でもやっているよ。」
と思われるかもしれません。
しかしそれはあなたがその業界、その場所で毎日仕事をしているからの感覚になります。
あなたには当たり前でも、商品やサービスを検討する外側の人(つまり素人)には全然わからないのです。
あなたには当たり前でも、あなたの顧客、ペルソナにとっては新鮮であり、必要な情報なのです。
あなたが当たり前、しょうもないと感じることも顧客には価値があることはありますので、そのようなあなたの強みをホームページには是非しっかりと掲載して下さい。
つまり、「あなたができること」を書く必要があるのです。
商品やサービスの情報
あなたの取り扱っている商品やサービスの料金や具体的な説明になります。
「そんな当たり前のことを書くんか?」
と思われるでしょうか?
あなたの取り扱っている商品やサービスが当たり前なのはあなただけであり、外部の人にはまったく分からないのです。
あなたの当たり前をきちんと外部に説明、公開する場がホームページです。
そこを面倒くさがってはホームページは活かされません。
そして、料金やサービスは同業他社との比較などが出来ていればなお、ホームページを見る人に親切であり、あなたの商品やサービスが選ばれる可能性も高くなります。
自己開示
これは自己紹介、プロフィールと言ってもいいかもしれません。
このホームページは誰が書いたのか、だれが運営しているのかということです。
もちろんホームページには何を書くか、書かないかは自由ですので、自己紹介しなくても構いません。
しかし、ネット上は顔が見えずやり取りをしますので、顔が見え、自己開示があった方が相手の安心や信頼を得られやすいです。
そして多くのホームページ運営者は自己開示をしたがりません。
ですので、自己紹介をした方が有利に立つことが出来ます。
大事なことは自己開示をすることであり、
「かっこいい」
とか
「きらきら輝いている」
ことが求められている訳ではありません。
のっぺらぼうのホームページではないことが求められるのです。
以下は整形外科のホームページの院長挨拶ページになります。
※弊社の制作実績ではありません。
上記の院長挨拶ページを見ていかがでしょうか?
これだけで大きく信頼を寄せられるのではないでしょうか。
少し立派な方の例になってしまいましたが、このページがあるのと無いのでは全然違うということを感じて頂ければと思います。
会社情報
これは当たり前かもしれませんが、会社名や店名、住所、代表者名、電話番号、事業内容、設立年月日など、基本的な情報は入れておきたいです。
自己開示は抵抗があるかもしれませんが、このくらいの情報は最低限必要ですので、必ず入れておきましょう。
電話番号を入れるのを嫌がる人もいらっしゃいますが、電話番号を非表示にするのは電話がうるさく感じるほどかかってきてからにしても遅くありません。
ホームページ集客はそれほど甘くはありませんので、まず電話がかかってくるホームページを作って下さい。
そして住所を入れておけば
「○○市 整骨院」
の〇〇市で検索された時に、検索結果に出てきやすくなります。
また、店の地図も入れておきましょう。
Googleマップが見やすそうです。
よくある質問
よくある質問も書きやすいと思いますので、是非入れておきましょう。
Q&AやFAQを言われるものも同義です。
よくある質問とは、ホームページ上で事前に顧客から聞かれそうなことを質疑応答形式で書いてしまうことです。
以下は弊社の例です。
Q. 契約期間や違約金はありますか??
A. ありません。長期契約は不要です。解約したい1ヶ月前に申し出てください。
のような質疑応答です。
いつも顧客によく聞かれることをピックアップして頂ければ良いと思います。
ここでのポイントは、回答は率直にはいかいいえで答えて、解説もあまり長くならないようにすることです。
解説がながながとなるとかえって分かりにくくなるからです。
よくある質問が充実していることは、顧客が不明点をわざわざ電話をかけたりせず自己解決出来ますので、顧客からも好まれます。
お客様の声
こちらもあまり説明は要らないかもしれませんが、お客様の声を入れるのは効果的です。
ホームページ運営者の一方的な説明ではなく、第三者の声、意見が入っていると説得力が違ってきます。
起業、開業直後だとお客様の声はない場合もありますが、取引があるのであればお客様の声を集めるのはそれほど時間はかからないはずです。
大事なことは、集めようとすることです。
集めようとしなければ集まりません。
契約後にそのようなお願いをするのはおっくうですが、それをしないといつまで経ってもお客様の声は集められません。
参考までに、弊社では以下のようなフォームを用意しています。
お客様に手間と時間を使わせてしまうので、その分のインセンティブを用意させて頂いています。
上記のようにお客様の声を集める準備をしておけば、取り組んで頂きやすくなるのではと思います。
まとめ
ホームページに定番の掲載項目を挙げてきましたが、ホームページに何を載せるか、または載せては駄目なのかという決まりはありません。
最終的にはホームページオーナーの自由ということになります。
しかし、自由であれば好き勝手になり、やりにくいことはやらなくなりますので、定番項目を押さえておくことも大事になります。
お客様の立場にたち、あなたがお客様のために出来ることをわかりやすく十分に説明していくことが基本となります。
そのようなホームページは見る人にも検索エンジンにも評価されますので、それだけ検索結果にも表示されやすく、反響も得られやすくなります。
逆に、何を書けばよいか分からず中身がスカスカのホームページになってしまったら、儲かるのはホームページ制作業者だけであり、何にもならないホームページになってしまします。
ホームページの価値の中心は文章です。
是非、中身の充実したホームページを作成して下さい。
掲載内容を考えた上で、格安料金でホームページを作成したいという場合であれば弊社サービス「レンタルホームページ」もお役に立てると思いますので、ご検討頂けますと幸いです。