ホームページ集客に向いている場合
ホームページで集客を考える場合、向き不向きなどあるのでしょうか?
「向き不向きなどは努力しない言い訳だ。そういうことを考える前にまず努力、行動すべきだ。」
と思われるかもしれません。
それは確かのその通りなのですが、努力をしてもびくともしない壁もあるとは思いますし、努力は万能ではないというのも現実だと思います。
このページでは、ホームページ集客の向き不向きを考えてみます。
ネット集客は地方に有利
弊社では京都圏で京都ホームページ制作を運営しています。
ホームページ制作の仕事をしていてお客様に
「どの地域の人をターゲットにしたいですか?」
と質問させて頂くことがあります。
しかしこの質問に対し、
「関東全域でお願いします。」
「ああ、日本全国でお願いします。行けない所はどうにかします。」
のような回答が多いのです。
確かに、インターネットはどこにいてもアクセスできます。
世界中どこにいてもあなたのホームページにアクセスすることができます。
ゆえに先程のような回答になることが多いのですが、ここには大きな落とし穴があります。
商圏の範囲や人口が広ければ多ければ多いほど競争相手も多いのです。
インターネット検索は上位の1〜3位以内に入っていなければほとんどアクセスされることはありません。
あなたの会社がリフォーム会社だったとして、以下の検索をしたときに3位以内に入れる可能性が高いのはどれだと思われるでしょうか。
1. 「リフォーム会社」
2. 「リフォーム会社 東京都」
3. 「リフォーム会社 津山市」
1の場合は日本全国のリフォーム会社と競争することになります。
2の場合は東京都全てのリフォーム会社と競争することになります。
3の場合は津山市(人口約9万人)のリフォーム会社と競争することになります。
1は無理そうです。2も難しそうですが、3なら可能性はありそうではないでしょうか?
このように地域や対象を絞るほど上位に入れる可能性は高まりますので、ネットから検索され、あなたのホームページが1番に表示され、アクセスされ問い合わせにつながる理想的な形が実現します。
SEO対策という魔法は存在しない
これもよく勘違いされることなのですが、先程の検索エリアで、「エリアを絞って下さい。」という話をしても、
「いや、そんなちまちましたのではなく、俺は関東全域で売りたいんだ。あのほら、SEO対策とかいうのやってくださいよ!」
と言われる場合もあります。
SEO対策はあくまで検索エンジンにホームページの存在を最適な状態で伝えることになります。
価値(内容)の乏しいホームページを上位に引き上げる魔法ではありませんし、またそのような魔法は存在しません。
順位付けは100%検索エンジンの主催者Google社がしていることであり、外部のホームページ制作業者やSEO対策(を名乗る)業者に直接ランクを変えることは不可能です。
検索エンジンはホームページの内容を読み取って評価してきます。
検索結果の順位を上げるためにはホームページの内容そのものを充実させる、見直す、改善する必要があります。
2010年前後かそれより昔であれば、外からリンクを増やしたり、キーワードを羅列するなど、そのような小手先手法もある程度効果がありましたが、2020年代の今では検索エンジンも高度に賢くなっています。
ホームページの内容を充実させる以外、ランクアップさせる方法はありません。
SEOは正しく認識しておきたい
繰り返しになりますが、
・検索結果の順位は100%検索エンジンの主催者Google社が決めている。
・順位は検索エンジンがホームページの内容を読み取って評価して決める。
・Google社以外の外部の人間に直接順位を変えることは出来ない。そのような魔法は存在しない。
ということは重要ですので、是非覚えておいて下さい。
なぜかというと、おそらくお店や会社を運営されている方であれば、1度はあると思いますが、SEO対策業者から営業の電話がかかってくるのです。
「御社のホームページを検索結果上位に表示させます。」
というような内容です。
また、向こうから来る営業ではなくても、あなたの方からホームページ制作業者やSEO事業者を探すこともあると思います。
そのような時に、SEO対策の結果にばかりこだわると業者選びを誤ることにもつながりそうです。
SEO対策の結果を誇張する業者もあるかもしれませんが、それは昔たまたまそういうことがあっただけで、再現できるものではない可能性が高いのです。
まとめ
最後にホームページに向いている場合をまとめます。
ホームページ集客に向いているのは
・地域を絞り込める
・領域を絞り込める
内容のホームページになります。
ネットで検索をされた時に1〜3位以内に入らなければほとんどアクセスはありません。
あなたのしていることはどの地域や領域であれば3位以内に入れるかということをまず考えなければ、「がんばればなんとかなる」と広範囲で競争をしてしまうと不毛な競争の末時間を散々使って、何の成果も出なかったとなりがちです。
2020年代において既にホームページは沢山あります。
競争の多い領域にホームページを投入するのは砂漠に石を投げ込むようなものです。
努力も大事ですが、まず自分のしていることがどの領域(キーワード)であれば通用するか見極める事も大事です。
弊社では京都圏で京都ホームページ制作サービスを運営しています。
ホームページ制作の依頼をご検討であれば是非覗いてみて下さい!