マッチングアプリ列伝
こんにちは。
レンタルぶさいくです。
この度、レンタルぶさいくを再開したり、活発に動き回っていますが、noteの執筆も再開していきたいと考えています。
今回は、芸人時代からライブでも話し、ぐんぴぃの動画で全てを置き去りにする高速スワイプも披露しているマッチングアプリと僕の歴史について。
僕がマッチングアプリを始めたのは、お笑い芸人時代の6年前。
当時は童貞を捨ててまもなく、次なるチャンスを得るためにイケメンと行動を共にし、そのこぼれ球を拾うというスタイルでセックスの1年生らしいプライド0の泥臭いプレーを主な活動としていた。
ただTGCに出るようなモデルというあまりに頂点を極めたルックスの男とつるんでいたため、女子に究極の選択を迫りすぎる罪悪感から、個人で動くにはどうすればいいものか、頭を悩ませていた。
そんな折、当時つるんでいた元赤もみじの村田(現とんかつ街道)から、マッチングアプリを勧められて、はじめることにした。
当初は、どういったやり取りで進めればいいのか、またサクラの判断もつかなかっため、とりあえず全てのやり取りに返信していた。
日本好きの外国人が英語で送ってくるものも返信していたため、話が進み、次週にロンドンで会うことになっていたこともあった。
ただ知らない人とやり取りする面白さと、ワンチャンあるのではないかという期待感にのめり込み、1ヶ月程度で2刀のアプリを使いこなす出会い厨の宮本武蔵となっていた。
この期間、ネタ終わりに袖で暗転中にアプリを開き、舞台を明るくして先輩に怒られたりもしている。
学生時代、ポケモンを買った日に早く帰ってポケモンやりたいと授業中も頭がいっぱいになった経験はないだろうか。
完全にあれと同じ状態だった。
やり取りに慣れ実際に会うことも増えていくが、会える人とは全員会っていたため、眉毛の間に十字をクレヨンで描いている幻影旅団の団長に憧れすぎた女性とデートしたりもしていた。
またTinderには30分間ブーストという機能(半径5キロ以内の女性にトップでプロフィールが表示されやすくなる)があり、新宿から当時住んでいる町田の電車移動で使い、京王線沿いをえぐり取ってマッチを増やしていた。
この技は「龍」と名付けられている。
もちろん、真面目な恋愛をしたこともあった。
その子は、とても優しく可愛い子で、すぐに好きになったが、僕が独自性をアピールしようとしすぎ、好みの分かれる映画を見て、全く意見が合わず、
会うのをやめましょうと言われてしまった。
あまりに悲しく、前述の赤もみじ村田とのライブ中に泣いてしまい、なぜか村田も過去の失恋を思い出し、会場全体が悲しみに包まれ、笑うために来たお客さんをしんみりさせた。
その時、無理やり元気を出そうと、会場に来ている女性のお客さんの呼気を吸い込み、口から息を出し縄にして編んでパンツにして履くという不愉快なだけのくだりが生まれた。
時を飛んで、コロナ禍でウクライナとロシアの戦争が始まった。
僕は政治的な知識は乏しいが、戦争は悲しかったため、なぜロシアがこのようなことをしているのか気になって仕方なかった。
渦中にあるロシアは情報統制されており、Twitterや Facebookなどが使えなくなったというニュースも流れていた。
そこで、僕はTinderの位置情報をモスクワに移し、ロシア人に直接話を聞きたいと考えた。
Tinderは国家の情報統制を逃れており何人かとやり取りができた。
ある人に対して、「stop the war」と送り、「fuck you」と返信されたこともあったが、その後どういう状況なのかを詳しく聞くと、戦争は多くの人が反対しているが、軍隊が強すぎて市民では何もできないことや、政府の支持率に関しても田舎の情報が届いてない地域の人が賛成しているだけだという話を聞いた。
あらかた気になることを質問して、幸運をお互いに祈っているという平和な形で終わった。
国家の中に個人がいて、個人の思想は当然違うのにも関わらず、ニュースを見ることで、ある種国籍のステレオタイプが自分の中でできていたことを反省するとてもいい時間だった。
マッチングアプリの使い方、またアプリの種類によっても、関わる人、広がる世界は異なる。
リスペクトを持って接しつつも、失敗しても知らない人だしというメンタリティーで勇気を持って、マッチングアプリの世界に身を投じてみてはいかがだろうか。
下記からインストール&指紋がなくなるまでスワイプしましょう
マッチングアプリscenario
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そしてセブ島に場所を移し、伝説は再び始まる...
乞うご期待。
熱いサポートお待ちしております。