大本丸博桜ステージ歌舞伎枠について徒然
全体的な印象としては、獅童さんちょっと暴走しすぎかなぁ…と。
確かに獅童さんに馴染みのある歌舞伎ファンなら、まあ通常運転って感じの獅童さんではあったのだけど、大本丸博の桜ステージという、それぞれ限られた時間内で話をしなければいけない空間で、ちょっと最後の方自分勝手じゃない?と思った。
コール&レスポンスについては、そのノリじゃない審神者が現地にも配信にも一定数いたから、そのノリをいきなり出されてしんどい審神者もいただろうなぁとは思った。
こっちがいくら通常運転だと感じても、獅童さんに馴染みない方からしたらちょっと怖いよね…コンテンツ10周年記念の一大イベントでやることじゃないよなぁと思った。
獅童さんなりに盛り上げようとしてるのはすごくわかるけどね……ただ、現地にいた審神者達は、桜ステージの有料席を心底欲しがってた審神者達が大勢いて、席が取れなかったけど立見でも良いからメディミ刀剣乱舞のコンテンツの話を聞きたい人が多数だった訳だから、「飽きてくるでしょ?」みたいな発言は審神者に対しても、桜ステージとうかぶ出演者に対しても、その他大勢の関係者に対しても失礼だと思います。
印象に残ったのは
・菊之丞先生が審神者レベル166。いつから始めたのか知らないけど、コメント欄にもあった通りゴリラ審神者になりかけてて笑っちゃった。強いな……
・松岡亮さんの本丸名物のお話。鬼切丸という日本酒を、松岡さんと松岡さんとこの髭切とが飲みながら真面目な話しててほしいなぁって想像できちゃう。
・まってぃーさんがすごく真摯に刀剣乱舞に向き合ってくれているなという印象。次作のティザー撮影の為に4時間も撮影時間をかけた話の中で、お衣裳のこと、前回出陣男士の撮影風景、むっちゃんで難しかったこと、色々話してくれて嬉しかった。
・コメント欄見ながら聞いてたら、富士ステージで童子切実装されたタイミングでコメント欄がほとんど童子切の話しかしてなかった。あの瞬間だけ大包平いっぱいおったやろ。
正直、桜ステージ終わった直後のTwitterの荒れ具合がやばくて、配信終了ギリギリになって漸くアーカイブ配信見れたクチ。うん……なんというかねぇ……少なくとも獅童さんはもう少し審神者、というか刀剣乱舞について「知って」から桜ステージに臨むべきだったと思う。
作品自体はすごく楽しみにしてるけど、正直カーテンコールであのノリされたらしんどいなと思ってる。次作でカテコあれば、だけどね。だって鬼丸さんは余程のご機嫌振り切り個体じゃないとコーレスしないと思うの……まあ前作はみんな声出しも特になかったし……
前作のカテコの何が良かったって、出演者(特に男士役)の方々が、芸名としての出演者と役としての出演者の両側面を両立させながらファンサなりなんなりしてくれたこと。源氏兄弟とかすごかったもん、ずっとこの2人は兄弟のまま、でも役者としても花道に出てくれたし。
とにかく早く日程くださいとしか当分は言えないけど、この件でしんどくなった審神者や歌舞伎ファンがそれなりにいるというのも獅童さんにはちゃんとわかっていてほしい。多くの人に反応受け入れてもらえたから良かった、じゃないもんな…あそこは梨園関係者の場ではなく、刀剣乱舞に関わる全ての人のための場なのだったのだから。
それとこの機会に松竹はもっと梨園の人間の考え方みたいなのを知っといた方が良いんじゃないかな。とうかぶ始まる前にこの炎上(逆に公演中じゃなくて良かった)、梨園の特殊性の良い点悪い点を見つめるべきだと思う。マジで。