【溶鉄のマルフーシャ】レビュー|ドット絵の女の子が魅力の横スクシューティング!
横スクロールタイプのシューティングゲーム
『溶鉄のマルフーシャ』は2021年にSteamで発売された2D横スクロールタイプのシューティングゲームだ。プレイヤーはディストピア感溢れる国の国境警備隊に任命された少女「マルフーシャ」となって、機械兵の攻撃から門を守り抜くことになる。
本作は発売後Steam上で好評を博し、2023年4月6日にswitch版も発売されるほどの良作。今回はそんな本作の簡潔にレビューをさせていただく。
防衛パートと育成パートに分かれたゲームシステム
本作のゲームシステムは、敵の攻撃で門が破壊される前に左右移動と銃による攻撃を駆使して全敵を撃破する"防衛パート"と自身の能力強化や武器変更を行う"強化パート"に分かれる。
防衛パートと強化パートの1回ずつでワンセットとなっており、自身を強化しながら段々と強くなっていく敵を凌いでいく……という形のゲームだ。Steamのゲームに詳しい方ならば「FTL」や「Slay the Spire」のようなタイプのゲームというと分かりやすいだろうか。
一回一回の戦闘・強化は非常にスピーディーに進んでいき、簡単な操作も合わさってテンポよく進められるのがこの作品の良さの一つだ。
ランダム性のある強化要素がゲームを盛り上げる
『溶鉄のマルフーシャ』の特徴かつ面白さの一つを担っていると言える要素が強化パートだ。先ほど述べた通り本作は一戦闘終わるたびに強化パートへ入る。
能力強化や武器変更、戦闘時に援護してくれる仲間、一度きりの特殊武器、戦場に設置する設備……などなど、本作の強化要素は種類が多く個性豊か。毎回どのようなビルドをくみ上げていくか悩むのが楽しみとなっている。
そして一戦闘で貰える強化アイテムの購入に必要なお金がわずかだったり、武器は耐久値が0になると最弱武器のハンドガンになってしまう。など良い塩梅のシステムの不自由さがゲームの楽しさに一役買ってくれている。
【まとめ】手軽ながらもハマりやすい名作
シンプルでわかりやすいゲームシステム。ゲームを盛り上げてくれるランダム要素。1時間くらいで一通りプレイできてしまう手軽な内容。と本作はすぐに楽しめるゲームを探している人にもってこいのゲームだ。
そこまで値段も難易度も高くないので、興味のある方はぜひプレイしていただきたい。ただしシナリオや世界観設定が全体的に暗いので、グロテスクな表現が苦手な方は注意してほしい。
今週末時間がなく、今回はだいぶ簡潔な文章になってしまいました……。
キャラの可愛さとか、エンディングの豊富さとか諸々語りたいことはあるので、記事改修するなり新規記事にするなりで、またこのタイトルのレビューをすると思います!