2019.1/12 Xデザイン学校大阪分校 第9回 最終回「アクティングアウト」@Yahoo!JAPAN(グランフロント大阪)
約一年間にわたり、Xデザイン学校へインターン生として参加させて頂きましたが、今回が最終
回となりました。
今回は、アクティングアウトについての講義→詳細ペーパープロトの作成→アクティングアウトの準備→実施→ビアバッシュ
というか流れで行いました。
この一年間、ユーザーの視点やビジネスの視点、本当のニーズは?など様々なことを勉強させて頂きました。
ビジネスの視点に関してはデジタルトランスフォーメーション、プラットフォーム、サブスクリプション型。
ユーザー視点に関しては、基本的にモノベースの考え方からコトをベースに変えること。
購入だけではないシェアリングエコノミーなど。
これらを踏まえてこれまですみれ工務店の次なるビジネスを考えてきました。
京都でのフィールドワークや、講義、様々なヒントを浅野先生は毎回投げて下さっていたと今になると感じます。
発表
自分が入れて頂いたグループでは、「理想の部屋や、家を作れる工務店に会えるプラットフォームサービス」というのを考えました。
プレゼン用のスライドをお借りました。
部屋を自分好みにDIYや、リフォームする人が多いと考えましたが、それを工務店に依頼する際、どこの工務店がどのような技術を持ってどのようなサービス、料金で施工してくれるのだろうか、という今まで一目で分からなかった職人気質なビジネスのところを誰でも一目で評価がわかり、注文出来ると言うプラットフォームを作ろうと言うことで考えました。
またこのサービス内では自分の部屋の写真を載せたり評価し合えるという環境も作り、次なる施工への欲求や、他者に見せたいという承認欲求も満たせるのではないかと考えていました。
発表を終えて
発表を終えて先生方には、「本当にそのニーズあるの?」と言って頂きました。
これは確かに自分たちも思っていたところで、なんでもかんでも便利にすればいいって言うことではない。こういうプラットフォームビジネスになると、どんどん工務店は価格で勝負するようになる。そうなると価格を安くするためにサービスの質が落ちる。そうするといいサービスがなくなり顧客が離れる。これはまさに負の連鎖ではないかと感じました。
せっかく京都にフィールドワークに行って便利、効率的というものだけが全てではなく、大体京都では、豊かな暮らしとはなにか?と言う視点でその人々の暮らしをみて価値を探してきたはず、、
そこで得られたものを最終的にモノにできずにサービスにしてしまったのかなと終わってみると感じました。
見てわかるとなるにはかなりの時間がかかりそうだと思います。留年(もう1年)させていただきたいなとも思います。
一年間、山縣先生から話があった時参加したいと言って良かったなぁと心から思います。
興味はあったがイマイチわかってるのかわからないUXデザインについて学ぶ上でこの上ない環境へ学生のうちから参加させて頂き本当にありがとうございました。
最初、講義の時点で何をどう勉強するのかもわからない状態で心配でしかありませんでしたが、今ではほんの少しだけ進んだか進んでないかもわからないですが、成長できたかなと感じています。
1番自分の中でよかったのはもっと勉強したい。モノにしたいと思えるようになったこと。この向上心は無くさないように日頃からものを見る目、行動を見る目、本質的なニーズは何か?など見る癖をつけていきたいと感じました。
色々思うことがありすぎてまとめきれていないですが、振り返りとさせて頂きます。
最後に
浅野先生、佐藤さんはじめ、研究生、ベーシックコースの皆さん一年間本当にありがとうございました。
ここで学んだ、常に問いを持って見ることというのを意識して生活していこうと強く思います。
ありがとうございました!