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星になった君と灯台になった僕。
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ある日、君がいなくなった。
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君は夜空に輝く
ひとつの星になった。
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僕は港の灯台になって
君を探そうとした。
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『君に会えなかったらどうしよう』
僕の不安な心臓の音に押しかけるように
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ざわんっざわんっ
暗い怖い波のダンスが僕の足元で悪さする
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明日で君を探し続けて1000日目。
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涙が溢れそうになったけど
今日もグッと堪えて眠りについた。
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君を探し続ける為に灯台の燈しはつけたまま眠る。
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そして明日になった。
今宵も君が居るはずの夜空を見上げる。
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『.... .... 。』
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ああ、どこを探しても君は見つからない。
絶望して、苦しくって、、
ついに1000日燈し続けていた
灯台の光が消えてしまった僕。
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その時、一斉に夜空に星空が見えて、
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『ねぇ、やっと見つけてくれたね』
聞き覚えのある優しい声がした。
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君がいた。
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