リノベした家に1年間住んでみて(前編)
こんにちは🙋🏻♂️足立 淳と申します。
私は東京で株式会社サムタイムズという小さな不動産会社を経営しており、日々、お客様の素敵なお住まい探しのサポートをしています。
そんな私は昨年まで10年近く、東京・湾岸のタワーマンションに住んでいたのですが、今の築35年のヴィンテージマンションとの偶然の出会いもあり、住み替えることになりました🚛💨
念願だった内装のリノベーションもして、家族4人で毎日楽しく、快適に過ごしています。
物件との出会い〜引っ越しまでのストーリーは以下のnoteに全12話のお話としてまとめていますので、もしよろしければ読んでいただけると嬉しいです✏️
今回のnoteでは、実際にヴィンテージマンションを買い、リノベーションした住まいに1年間住んでみてどうだったのか、良かったことや「もっとこうすれば良かったなぁ…🧐」と思うことまで、綴っていこうと思います。
中古物件やリノベーションに興味のある方にとって、参考になるnoteかと思いますので、是非お読みいただけると嬉しいです。
リノベーションの概要🔨
まずは私がどんなリノベーションをしたのか、簡単にご説明します。
✅ 壁や天井には漆喰を
通常、住まいの壁には「壁紙(クロス)」を施工することがほとんどです。
賃貸のマンションや超高級な港区の新築マンションでも、壁はだいたいビニール素材の壁紙が施工されています。
私は今回のリノベーションで、リビングやキッチン、廊下の壁や天井に「漆喰(しっくい)」を施工しました☝🏻
漆喰の表面は細かい粒子でできているため、光が柔らかく反射したり、ビニールクロスとは違って静電気が発生しないので、壁や天井にホコリが付着しないといったメリットがあります😊
また、消臭効果や調湿効果もあり、室内の空気環境を快適に保ってくれたり、強アルカリ性の性質があるので、カビの発生を抑制してくれるといった効果があります🦠
✅ 床はカーペットで
最近のマンションの床は ”フローリング” が敷かれていることがほとんどです。
私が購入したマンションは1987年築ですが、35年前の新築当時から床には ”カーペット” が敷かれていました😮
今回のマンションでは数年前に管理組合の会議でフローリングへの変更がOKになっていたのですが、私はもともとカーペット敷きの住まいに憧れがありましたので、フローリングにするのではなく、カーペットを交換することにしました🐏
✅ 間取りはほとんどそのまま。書斎だけ新設。
リノベーションにおいて、間取り変更は大きなコストアップの要因となってしまいます💰
今回のマンションは既存の間取りがとても良かったので、大きな間取り変更はせずに、一箇所だけ、リビング横の洋室の大きなウォークインクローゼットの部分を、リビングからアクセスできる ”書斎” に作り変えることにしました👨🏻💻
✅ キッチン・洗面台は交換し、お風呂とトイレはそのまま
もともと設置されていたキッチンはおそらく35年前の新築当時のもので、さすがに傷みがあり、扉などの面材も真っ赤のデザインでしたので、GRAFTEKTというブランドのキッチンに交換することにしました🍳
キッチンの床はカーペットではなく、ウォルナットのフローリングに張り替えました。
洗面台も機能面を考えると、そのまま使うのはやや厳しかったので、新しいものに作り替えることにしました🚰
一方で、お風呂は「在来工法」というコンクリートで作られたお風呂だったので、ユニットバスに交換するとなると大きなコストアップになりますし、工事中にものすごい騒音が発生するため、交換はせずに、表面のタイルを上から被せて張り替えるだけで、琺瑯製のバスタブなどはそのまま利用することにしました🛁
トイレは前の居住者さんが数年前に交換されていて、まだまだ使えそうだったので、壊れるまではそのまま使おうということになりました🚽
✅ 外気に面する壁には断熱材を
今回のマンションは築35年と、比較的築年数が経過していましたので、壁の断熱性能には懸念がありました🔥
実際に工事の際に壁を開けてみると断熱材が劣化してしまっていましたので、外気に面する壁には10cmくらいの厚みの断熱材を入れることにしました。
以上が今回のリノベーションのポイントになります☝🏻
これらのリノベーションを施した住まいに引っ越したわけですが、実際に暮らしてみてどうったのでしょうか…❓
【後編】では、実際にリノベーションした住まいで1年間暮らしてみて感じたことを綴っていこうと思います。
住まい探しやリノベーションのことで、ご相談やご質問などがございましたら、遠慮なく以下のご連絡先よりご連絡いただければと思います。
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