130㎡の築古ヴィンテージマンションを買ってリノベをした話 #11
こんにちは！足立 淳と申します。
130㎡の築古ヴィンテージマンションを買ってリノベーションをしたストーリーを書かせていただいております✏️
いよいよリノベーションの工事も完了し、無事に引っ越しが完了しました🚛
朝9時から引っ越し作業を開始して、終わったのが19時…😱💦
あいにくの大雨の中、引っ越し業者のスタッフの方達も頑張ってくださいました🙏🏻
雨の日の引っ越しは縁起が良いという説もあるようですね…☔️笑
11年間暮らした家をあとにする時には色んな思い出が蘇ってきて、少し寂しい気持ちになりましたが、玄関前で家族全員で一礼をして、お別れをしてきました😢
次のオーナーさんが素敵な生活を送ってくださるといいなと思います🙏🏻
さて、今回の第11話では、いよいよリノベーション工事の完成後の様子についてレポートさせていただきます💁🏻♂️
以前までのストーリーはこちら👇
≫ 第一話 住まい購入のきっかけ
≫ 第二話 ペアシティとの出会い
≫ 第三話 懸念点
≫ 第四話 購入の決断
≫ 第五話 リノベのポイント
≫ 第六話 解体工事スタート
≫ 第七話 断熱工事＆大工工事
≫ 第八話 漆喰工事
≫ 第九話 キッチン＆タイル工事
≫ 第十話 床（カーペット工事）
まずは玄関から・・・
玄関のドアを開けると漆喰で包まれた、明るくて落ち着いた雰囲気の廊下が現れました😳❗️
玄関に新しく作った壁にはデンマークの建築家、ヴィルヘルム・ラウリッツェンがデザインしたVLリングクラウン ウォールランプを付けました💡
ゴールドに見える金属部分は、私の大好きな「真鍮」素材でできており、経年とともに深い色味へと変化していきます。
実はこのマンション、新築当初からクローゼットやドア等の取手に「真鍮」が使われており、35年の歳月を経て、とても渋い色味に変化していました😍
今からどんな風に経年変化していくのか、とても楽しみです😊
シェード部分は白色の3層オパールの吹きガラスになっており、ふわっと優しい光で玄関ホールを照らしてくれます✨
キッチンの床はウォルナットのフローリングで。
キッチンの床はカーペットではなく、ウォルナット材のフローリングを採用しました☝🏻
フローリングNGのマンションでも、ほとんどの場合、キッチンやトイレ、洗面所などの水回りの床はカーペット以外の素材を使ってもOKなんですよ🙆🏻♂️
GRAFTEKTのキッチンの色味との相性もとても良く、カッコいいキッチンスペースができあがりました。
無垢のフローリングの肌触りもとても滑らかで、裸足で歩くととても気持ちが良いです😊
この無垢フローリングも時が経つほどに味わいが増していくと思いますので、変化を楽しみながら過ごしたいと思います⏳
キッチンの高さは86cmのものと91cmのものが選べたのですが、今回は少し高めの91cmのものを選びました。私は身長が176cmなのですが、以前住んでいたマンションのキッチンは高さが85cmで、料理をしたりお皿を洗うときにどうしても少し前屈みになってしまい、背中や腰が痛くなってしまっていました😥。91cmのものだと、ほとんど直立のまま作業ができるので、腰が痛くなりにくくなりました⭕️
壁面には大きめのタイルを貼り、キッチン左側のスペースにはタイル貼りのカウンターを作っていただきました。
トースターやエスプレッソマシン、果物などを置くのにちょうど良いスペースです🍎🍊🍇
お風呂は既存のタイルの上に新しいタイルを。
今回のマンションは35年前に在来工法という工法で作られたお風呂をそのまま利用し、既存のタイルの上から新しいタイルを貼ることにしたのですが、元のデザインがわからないほどに綺麗に生まれ変わり、まるで高級ホテルの浴室のような雰囲気になりました✨
在来工法のお風呂は床や壁がコンクリートで作られているので、一般的に冬場は寒いといったデメリットがあるのですが、今のところ寒さを感じることはなく、快適に使えています🛁
トイレは既存の便器と洗面台を流用。
前回訪問したときにはトイレの鏡は設置されていませんでしたが、セッティングされていました。トイレの照明の大きさと位置を考えたサイズでオーダーメイドしています🪞
ブラケット照明や洗面台など、トイレ内には丸みをおびたデザインが多いため、鏡の角は少し削って丸みをもたせています。
壁は天然顔料でできた水性の塗料で塗装しており、既存の洗面台のデザインともマッチして、とてもシックで落ち着く雰囲気のトイレになっていました😊
照明はデンマークの照明ブランド「NUURA（ヌーラ）」のブラケット照明💡
球体のオパールガラスから落ち着いたトーンの光が放たれます。
繊細な形状の黒い金属製の支柱が空間のアクセントになっています。
洗面台は家具職人さんによる造作で。
洗面台は家具職人さんに造作で作っていただきました🪚
引き出しなどはキッチンの床に合わせてウォルナット材でしつらえています。
カッコいいというよりは優しい雰囲気にしたかったので、天板はクリーム色のマーブルの人造大理石、正面の壁面は白いタイルでコーディネートしています。
三面鏡は利便性とコストパフォーマンスを考慮し、メーカーの既製品を利用することにしました☝🏻（全然違和感はないです）
洗濯機の上には利便性を考えてハンガーをかけられるバーを設置しました。
これがあると、洗濯物を干すときにめちゃくちゃ便利です👕
リノベーションはこういった細かいこだわりも自由に実現できるのが魅力ですね😊
洗面台は天板がとても広いので、横に二人並んで作業をすることができるので、朝の混み合う時間帯などはとても便利です。
脱衣所にはタオルウォーマーを設置しました。
実はこのタオルウォーマーもリノベーションするときに絶対に付けたかったアイテムの一つでした😊✨
スイッチを入れると30℃〜80℃まで温度を調節することができ、濡れたタオルをカラッと乾かすことができたり、冬場は脱衣所を温めることができます。
タオルウォーマーを使うのは初めてでしたが、想像以上に快適でした💯
5〜10分だけでも、タオルやバスマットが結構乾きます😲
早く乾かしたい洗濯物や、日曜日の夜に急いで洗った子供の上履き（笑）などもかけておけば、早く乾かすことができます。
書斎には扉が設置されていました。
書斎も出来上がっており、新たに引き戸も設置されていました❗️
ドアを閉めると、集中して仕事ができるワークスペースになります👨🏻💻
このドアもオーダーメイドで家具職人さんに造作していただきました。
漆喰の白くて明るい空間の中で、黒い格子状のフレームが空間をピシッと引き締めてくれます。
ガラスの小窓からは書斎の中の棚が見えます。
棚の上にはお気に入りの小物をディスプレイして、ダイニングテーブルから眺めることができます👀
最後にリビングをご紹介。
もともとは暗くてどんよりしていたリビングも、壁と天井に "漆喰" を施工したことによって、シェードを閉めていても、とても明るくて爽やかな空間になりました🌿
オーガニックコットンで作られたシェードは縫い目が均一ではないため、外からの光が乱反射して、外からの光を優しく拡散してくれます✨
明るく生まれ変わった住まいでの生活が今から待ち遠しいです😊
実は私にとっては、おそらくこの住まいが最後の住まいになると思っています。
この先30〜40年、この家を舞台に、家族で楽しい思い出を重ねていきたいと思います👨👩👧👦
物件の購入を決めてから約半年…。
リノベーションの工事も無事に終わり、ようやく引っ越しを終えることができました😊
これまで長らくお読みいただいた皆様には感謝を申し上げます🙇
築古のヴィンテージマンションを購入して、リノベーションをするストーリーはいかがでしたでしょうか❓
この記事をお読みいただいて、少しでもヴィンテージマンションやリノベーションに興味を持っていただけたようでしたら嬉しいです。
私も日々、お客様のお住まい探しやリノベーションのサポートをしていますが、実際に自らが中古物件購入〜リノベーションを体験し、心からリノベーションの素晴らしさを感じることができました🙂
これからもより多くのお客様にリノベーションの素晴らしさ、住空間を素敵に整える重要性について伝えていければと思っています💁🏻♂️
これからは私の趣味の一つでもある、インテリアのコーディネートが始まります！リフォーム会社さんが美しく整えてくださった空間に、どんなアイテムを揃えていこうか、今から楽しみすぎて、毎日ワクワクしています😳
今後もこちらのnoteやInstagram等でインテリアコーディネートの様子や、実際に住み始めた後に感じた所感等を綴っていこうと思っていますので、フォローしていただけると嬉しいです🙏🏻
次の最終章では、これから住まい探しを始められる方に、住まいに対する考え方をお伝えできればと思っています。
もしよろしければお読みいただけると嬉しいです。
＃最終章はこちらから↓
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