タワマンの良いところ・良くないところ
こんにちは🙋🏻♂️足立 淳と申します。
私は東京で株式会社サムタイムズという小さな不動産会社を経営しており、日々、お客様の素敵なお住まい探しのサポートをしています。
今回のnoteでは、とても人気のある「タワーマンション🏢」について考えていきたいと思います✏️
タワーマンションと聞くと、どんなことを思い浮かべるでしょうか❓
都会の象徴、かっこいい、憧れ、キラキラしている…✨など、良い印象を持つ方も多いと思います😊
いつかはタワーマンションに住みたい❗️と思っている方も多いと思いますが、タワーマンションには良いところもあれば、良くないところもありますので、それぞれを理解した上で購入する必要があります。
私は以前、とあるタワーマンションの24階に10年間ほど住んでいましたので、実際の経験に即したメリット・デメリットについてお伝えしようと思います☝🏻
タワマンの良いところ
🔸 眺望や日当たりが良い
タワーマンションの魅力といえば、やっぱり眺望や日当たりの良さが挙げられます🏙️
所在階にもよりますが、上層階ほど眺望は抜けますので、東京を一望できたり、富士山が望めるといったような物件もあります🗻
誰の目線も気にせずに、毎日素晴らしい景色を見ながら生活できるのは魅力的ですよね🙌
また、日差しを遮るものが無いことが多いので、日当たりがとても良いというのも魅力的なポイントです🌤️
🔸 コミュニティができやすい
タワーマンションは世帯数が多いのも特徴です👨👨👧👧
特に新築時には30代の子育て世代が購入するケースが多く、マンションで開催されるイベントや、キッズルーム等での交流で、新たなコミュニティがたくさん生まれます🙋🏻♂️
マンションにもよりますが、お正月には餅つき大会、夏休みには縁日などが開催されたりします🏮
逆に人付き合いが苦手という方も、世帯数が多い方が居住者間のコミュニケーションの濃度は密になりにくいので、暮らしやすいかもしれません😊
🔸 共用設備が充実している
タワーマンションには、両親が来た時に泊まれるようなゲストルームやジム、キッズルームなどの共用設備が充実していることが多いです🏋️
コンシェルジュなどがいるマンションも多く、クリーニングの取り継ぎサービスや宅急便の依頼などができることも多く、非常に便利です🚚
規模が大きいタワーマンションならではの設備も多いです。
🔸 セキュリティも安心
タワーマンションはオートロックが二重になっていたり、監視カメラがたくさん設置されていたり、警備員さんが24時間常駐しているような物件も多いので、セキュリティ面も安心といえます👮🏻♂️
🔸 夏は風が涼しい
特に高層階になると風が強いので、窓を開けると風が良く通ります🌀
夏場などは窓を開けるだけでかなり涼しくなるので、低層のマンションに比べるとエアコンを使う頻度は少なくて済むことが多いと思います🧊
ただし、下の「良くないところ」の項目にもありますが、西向きのお部屋や窓が大きく開けられないお部屋などは逆に暑いといったデメリットもあります🥵
タワマンの良くないところ
続いて、タワーマンションの良くないところについて考えていきましょう。
🔹 閉塞感がある
これは人によって感じ方が異なるかと思いますが、私自身はタワーマンションの24階から低層マンションの2階のお部屋に引っ越してみて、やはりタワーマンションには、すぐに地上に出られないという "閉塞感" があったなと感じます😰
というのも、部屋の玄関を出てからマンションの外に出るまでに、長い廊下を歩いて、なかなか来ないエレベーターを待って、エレベーターに数十秒間乗ってと、だいたい2〜3分ほどはかかっていたかと思います🕰️
ちょっと散歩や買い物に行くにも、マンションの外に出るのが面倒になってしまうというのは、あまり良く無いことだったなと思います😢
集合ポストや宅配ボックスも2階にあったので、ポストを見に行くだけでも結構なストレスでした📮
今、私が住んでいるのは2階のお部屋で、エレベーターを使わずとも、20秒もあればマンションの外に出ることができるので、これは私にとってはとても快適なことでした😊
読者のみなさんはいかがですか❓
🔹 エレベーターがなかなか来ない
こちらはタワーマンションの不満ランキングでも、かなり上位に来る項目ではないでしょうか(笑)❓
特に朝の通勤・通学時間帯になかなかエレベーターが来なくて、ストレスを感じるという方はとても多いです😣
特に小学生のランドセルはとても大きいので、すぐにエレベーターがいっぱいになってしまい、何台も見送るといったことも起こり得ます。
乗れたら乗れたで、下の階にエレベーターを待っている人がどんどん溜まっていくので、各階で停まってしまい、1階にたどり着くのにすごく時間がかかってしまうということもあるので、注意が必要です☝🏻
🔹 地震はやはり怖い
マンションの耐震構造には免震や耐震、制震など、さまざまな種類があります🏢
どんな構造であっても、タワーマンションは震度3くらいの地震になると結構揺れるので、やはり恐怖を感じるかと思います😨
基本的には上層階ほど揺れの周期は大きくなるので、ゆっくりぐわんぐわんと揺れる感じです。
これは結構揺れてるなと感じる地震でも、テレビを付けて地震速報を確認すると「震度2」といったこともよくありました。
🔹 風が強い
上記の良いところにも書きましたが、上層階は特に風が強いです🌀
夏場は涼しいといったメリットがありますが、風が強すぎる日は窓を開けることができません😰
もちろんリビング側だけの窓を開ける分には大丈夫ですが、両側の部屋の窓を開けると、ものすごい勢いの風が部屋の中に吹き荒れます。
洗濯物を干そうとして窓を開けると、リビングのものが風で吹き飛ばされ、廊下まで飛んでいくということもありました・・・🌪️
また、ドアのロックをしていないとドアが「バタンっっ❗️」すごい音を立てて閉まるので、ビックリします。
小さなお子さんがいると、ドアに手を挟んだりすると怖いですよね。
🔹 換気がしづらい物件も
タワーマンションの構造によってはリビングにバルコニーが面していなくて、窓が開けられないような物件もあります🪟
開けられたとしても転落するリスクがあるので、少しだけしか開けられないということも多いです。
さらに共有部の廊下がホテルのような内廊下になっていたりすると、廊下側には窓が無いので、室内の空気を効率よく換気することができなくなってしまいます。
もちろん換気扇を回しておけば少しずつは換気はできるのですが、室内の空気を良好に保つという意味では、やはり窓を開けて換気できることの方が望ましいです😥
🔹 廊下側のお部屋は暗い場合がある
内廊下のマンションの場合は廊下側には窓がないことが多いので、廊下側のお部屋が暗くなってしまいがちです🌚
また、内廊下でなくても、ロの字型のマンションの場合は廊下側のお部屋の窓の向かいは別のお部屋の廊下と玄関ドアということが多いので、直接太陽の光が入って来ず、お部屋が暗くなってしまいます😓
🔹 西向きのFIX窓は暑い
タワーマンションの場合、リビングが西向きのお部屋は注意が必要です☝🏻
というのも、上記のように窓をあまり開けられないことがあったり、西陽が遮れることなく直接お部屋の奥の方まで入ってくるので、エアコンを18℃でかけ続けてもなかなか涼しくならないといった声もよく聞きました🥵
リビング側にバルコニーがある物件だと、上階のバルコニー部分が庇(ひさし)になるので、ある程度太陽の光を遮ることができます。
🔹 内廊下が臭う
タワーマンションに限った話ではありませんが、内廊下のマンションの場合、廊下にはタイルカーペットなどが敷かれているのですが、雨の日などにカーペットが濡れたり汚れたりすることで嫌な匂いがしたり、廊下もエレベーターホールなどにしか窓が無かったりすると、うまく換気がされず、匂いが篭ってしまうこともあります☔️
カーペットだけではなく、居住者さんのお部屋の芳香剤やお香などの独特な匂いや、タバコの煙、お料理の匂いなどが内廊下に漂い続けるということもあります🚬
廊下だから別に良いでしょと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、毎日のことなので、意外と気になる方も多いと思います。
内見時には廊下の匂いも確認すると良いでしょう☝🏻
まとめ
私自身、タワーマンションに10年ほど住んでいましたが、とても快適に暮らすことができましたし、良い思い出がたくさんできました😊
ただ、すぐに地上に出られない閉塞感や、エレベーターを待つ時間など、知らず知らずのうちにストレスを感じていたこともたくさんあったと思います💦
タワーマンションを根本から否定する方も多いですが、タワーマンションには良い点もたくさんあります❗️
タワーマンションの購入を検討されている方は、メリットとデメリットをしっかりと把握した上で購入するようにしましょうね。
住まい探しやリノベーションのことで、ご相談やご質問などがございましたら、遠慮なく以下のご連絡先よりご連絡いただければと思います。
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