vol.2~安い物件にはそれなりの理由がある~
近所の中古マンションを見に行ってきた
不動産物件情報サイトを見ていると今住んでいる場所からすぐ近くに売り出し中の中古マンションを発見しました。しかも価格も駅近ながら相場よりかなり安かったので不動産会社へ連絡し、GW中に内見させていただくことになりました。
【内見を予約した物件の概要】
・竣工時期:1980年代前半
・価格:約2400万円
・専有面積:約40㎡
・駅距離:徒歩2分
・内装はフルリノベーション中で完成間近
これが家探しの第一歩ということもありワクワクしていたのですが、営業の人に「こちらのマンションです。」と案内されたので目を向けると、、、
え、こんなところに人住んでるの、、、?
と思ってしまうような外壁もボロボロでなんだか薄暗いし湿っぽくて少し嫌な雰囲気を漂わせていました。
築年数が経っているのである程度は覚悟していましたが予想を超えてきました。
しかし内装はフルリノベーションということで素敵なのだろうと期待していたのですが、
・壁紙の色が一面だけ水色でダサい(こういうのをアクセントクロスというらしい)
・キッチンの設備がおそらく一番下のグレード
・浴室乾燥機付きなのにランドリーパイプが付いていない
などなど。キレイではあるのですが、自分たちが納得いくようなものではありませんでした。
その他に2物件ほど内見させていただいたのですが、どちらも最初に見た物件と似たり寄ったりで自分たちの希望とは程遠かったです。
営業の人から次回打合せの日程を執拗に迫られましたが今回紹介された物件をみてこの人にはセンスがないと思いお断りさせていただきました。
それと内見してる際に営業の人は何も言ってこなかったのですが、帰ってから調べてみると外観や共用部がボロボロなのは管理方法が「自主管理」だった為だと思われます。
マンションには主に3つの管理方式がある
「自主管理」物件とは、その名の通り管理会社を雇わずに所有者が自分たちで管理しなければならないため、マンションの管理がずさんになってしまい、資産価値も下がってしまう可能性があるようです。
ちなみにマンションの管理方式は主に「自主管理」の他に2つあり、「全部委託」と「一部委託」があります。
「全部委託」は、マンションの一切の管理を管理会社に委託します。「一部委託」は、自分たちが管理できるものは自分たちでおこない、必要に応じて管理業務の一部を管理会社にお願いします(共用部の清掃は自分たちでおこなうが保守点検は業者にお願いする等)。
当然、住人が支払う管理費の面でいうと、「全部委託>一部委託>自主管理」となります。費用面だけで見ると「自主管理」が一番安いのですが、さきほど記載した通り自主管理だとマンションの管理がなかなか行き届かず、資産管理を低下させてしまう恐れがありますので注意が必要です。
どうりで駅近のわりに安いわけだ。危うく騙されるところでした。
おいしい話なんてあるわけもなく、安い物件にはそれなりの理由があるとうことですね。
そして実際に内見してわかったことが、私たち夫婦二人とも住宅設備や住宅環境にこだわりが強すぎるということ。
やはりお金貯めて注文住宅しかないのだろうか、、、
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