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vol.8~住宅購入におすすめな物件情報サイトと意外なライバル~

1.2回目の内見

しばらくして第二、第三候補の物件が空室になったのでまとめて内見することになりました。

【第二候補物件概要】
・築47年
・SRC造
・5階/9階建
・専有面積:約40㎡
・総戸数:約50戸
・駅距離:徒歩8分
・物件価格:約1700万
⇒幹線道路沿いの為、夜間でもうるさい。修繕積立金が十分ではなく、今後値上げの可能性がある為、断念。
【第三候補】
・築49年
・RC造
・5階/8階建
・専有面積:約45㎡
・総戸数:約80戸
・駅距離:徒歩5分
・物件価格:約1900万
⇒外観もホテルっぽい感じでかわいらしく気に入ったのですが、鳩が住みついており、鳩による被害が多発しているということで断念。

今回内見した物件はどちらも45㎡前後で、現在借りているマンションより少し広いくらいなので最初は候補に入れていたのですが、前回55㎡を見てしまった後だとやはり手狭に感じてしまいました。

2.物件情報サイトは「不動産ジャパン」がおすすめ

不動産業者からの連絡がしばらく途絶えてしまい、任せているばかりでは決まらなさそうだったので私たちも積極的に探し始めました。
最初はホームズやスーモ、アットホームといった賃貸物件を探すときに使用する物件情報サイトを使用していました。
しかし、ひとつのサイトにしか掲載されていない物件もあれば複数のサイトに掲載されている物件もあるのでかなり見づらいし、毎日毎日いくつものサイトを巡回するのはめんどくさかったです。

なにかいい方法はないかとネットで調べていたら「不動産ジャパン」というサイトを発見しました。

こちらのサイトではレインズと同等の情報が掲載されているためお勧めです。

レインズとは:「Real Estate Information Network System」の略称で、
全国の不動産業者が加入している不動産流通標準情報システム。
簡単に言うと「不動産会社専用の現在市場に出ている全ての物件を検索することができるシステム」のこと。

レインズは不動産業者しか見ることができないのですが、不動産ジャパンでは実質的にレインズとほぼ同等の物件情報が掲載されています
ここを見ておけばスーモ、ホームズ、アットホーム等といった物件情報サイトを巡回する必要がないのです。

3.早くも気になる物件を発見

先のサイトをチェックしていたある日、現在住んでいる場所から歩いてすぐの場所にあるマンションが売りに出されているのを発見。金額も広さも申し分ないのですぐに不動産業者へ連絡しました。

すると該当のマンションは投資用として売買されている部屋(つまり単身赴任者に貸すワンルームマンション)もあるそうで、そうなると管理が煩雑になってしまうので管理面を確認するとのこと。

とりあえず不動産業者からの連絡を待ちます。

4.ライバルは買取再販業者

待つこと3日後、不動産業者から連絡がありました。
内容はどうやらこの物件は掲載されたときには既に買取再販業者が手を付けていて購入することができないとのことでした。

こんなことってあるんですかと聞いてみましたが、私たちの狙っている地域は業者も多く狙っているようで、そういった地域は世に出回る前に買われてしまうことが多いそうです。

「世に出回る前」というのは、売主が掲載の申込をしてから実際に掲載されるまでにタイムラグがあり、売れそうな物件だと買取再販業者がその間に購入してしまうのだとか。

売買履歴は必ずレインズに記載されるので、レインズを見ることで業者に買われている地域かどうかわかります。しかしさきほど述べた通り、レインズは不動産業者しか見ることができないので調べるためは自分たちの担当になった方に聞いてみてください。

私たちは掲載されない限り情報を得ることができないので、そうなってくるとますますマンションを購入することが難しくなってきました。

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