Room inspiration 002
カッコイイ部屋にはワケがある。
日々pinterestにどっぷりの僕が見つけた”スタイルのある部屋”とその部屋で見つけた"買えるモノ"を紹介していきます。
話題はアートで
壁一面のピンクのアート。何も描かれていないけど、絶妙な色合い。壁がライトグレーでその相性が抜群。グレーと薄いピンクでボヤっとしがちなのをセルジュ・ムーユの黒の照明がグッと引き締めています。6人掛けのダイニングテーブルには色違いのジャン・プルーヴェ。後ろ姿が美しい。大きな本棚が隣接しているのも良いですね。多くの家庭はテレビを見ながらご飯というのが普通かもしれませんが、このおうちではアートや文学、デザインが話題になりそうです。
セルジュムーユの照明
ジャン・プルーヴェの椅子
存在感はにじみ出るもの
世の中には2種類の人間がいます。存在感を出そうと力んでいるけどそうでもない人。リラックスしているのに圧倒的な存在感を放ってしまう人。この2種類です。椅子界の中ではこのYチェアが後者ではないでしょうか。素材も色も形も「普遍的」でありながら、長く愛され続けています。普通、Yチェアはダイニングセットの中の一員として、置かれることが多いですが、これは違います。クローゼットの横。アートの下。この配置だけで何か物語性を感じてしまいます。本来あるべきところになくても、全く違和感が無いどころか、自分の空間にしてしまうところは、アウェイでこそ輝くリオネル・メッシのようです。
Yチェア
美人の住む家
美人の住む家かくありき。もう家具はこの際どうでもよくて、とにかく美人ですよね。ミント系の薄いグリーンに、モノクロの写真、使い古された茶色の革のソファ。テーブルは無垢材で有機的なデザイン。全体的に低めの家具のため、ゆったりしてみえます。両サイドの間接照明をつければ、夜の雰囲気はとてもリラックスできるでしょう。雰囲気的にはこのJIELDE社のランプを紹介しておきます。1950年からベストセラーのフランス製の照明です。
JIELDE社のランプ
前回のはこちら。