母
お久しぶりです。
今日は5月9日という事で、母の日の3日前ではありますが、上がったラジオは「母の日」をテーマにしています。
という事でラジオではうちのお母さんの天然エピソードをたくさんお話しました。
皆も自分の親について思い出してみてください。
くすっと笑えたり、涙ぽろりしてしまうことがあると思います。
ぜひ、聞いてくださったら嬉しいです。
※毎週木曜の22時にラジオ投稿してます
なぜ今回noteを投稿しようと思ったかというと、ラジオでは語れない真面目な事について書きたくて投稿した訳です。いつもふざけているのでイメージ変わったらすみません。
〜本題〜
僕の母親はめっちゃくちゃ強い人で、弟を妊娠している時に2つカゴついてる自転車に姉と僕を乗せ、実質4人乗りで買い物に行くといったパワフルさや、病気とかにも強くて僕が大学を卒業するくらいまで母が風邪とかひいて寝込んだ事なんてほぼ見たことが無いです。
ここまで聞くとゴリラを想像すると思うんですけども、慈愛が深いといいますか、家族以外の人にもとても親切で優しい人間なんです。
アイコンの写真から分かるように子供の頃の僕は泣き虫で、小学生の頃帰宅途中、同級生に羽交い締めにされてボコボコにされて、泣きながら帰ったら家の前に母が立っていて慰めてくれたりとか
母の勤め先で皆からあまりよく思われていない人にも私はそう思わないからと優しく接していたりとか
僕の大学の友達が1人暮らしでひもじい生活してて、昼とか食べてないんだよねと話すと次の日、おにぎりを握ってくれて「昨日話してたその子に渡してあげて。一応ラップで握ってるからね?」と僕に渡してくれたりと人の世話ばかり焼いてる人です。
そんな姿を子供の頃から見ていて、僕も自分の好きな人達には優しくしようと思ってこれまで生きてこれました。
そもそも僕と母は誕生日も一緒だし、兄弟構成も3人の真ん中と一緒なので似ているところもあるのかもしれません。
そんな母なのですが、2年ほど前から体調をくずしました。
最初はちょっと体調悪いくらいだったのが、徐々に仕事に行けないくらい病状が悪化しました。
病気は潰瘍性大腸炎という指定難病です。
まあこんな病気でして母は重症に該当します。
あれだけ元気で病気になった事ない人が毎日何回もトイレに駆け込み、それ以外はずっと寝たきり。食べたり飲む事もできず、体重も限界まで落ちて話そうとしても声もろくに出せなくなる。こんなことが起きるなんて思いませんでした。
毎朝、母の寝床に行って少し話してから会社に向かうっていうルーティーンでしたがやっぱその痩せ細った姿を見てしまうともう60歳だし、もしかしたらその時が来てしまうのかなとか想像しちゃって泣いてしまう日々を送っておりました。
もしいなくなってしまったら本当に悩んだ時、誰に話せばいいんだろ?とか、もう今日あった面白い話とか聞いてもらえないんだとか、あの最高に美味いご飯二度と食べられないんだとか色んな事考えれば考えるほど悲しくなってしまうものです。こんな想像をするのはよく無いですよね。
母も本当に毎日辛かったと思うけど、病院にも通い、毎日安静にしていた事もあって、今は結構元気になりました。
前まで歩くこともできなかったけど、一人で近所のいなげやに買い物には行けているし、てかなんか最近めっちゃ酒も飲んでます。
ただ、慢性的な疾患なのでまたいつあの症状が出るかというのは分からず、そうなればまたご飯も食べられない生活が待ってます。
だとしたら今好きなことをできるのはとても貴重な時間です。
あの時、もっと会いにいけば良かったとか話せば良かったとか後悔しないように僕は母にたくさん会いに行って話そうと思ってます。
そんで美味いもんいっぱい食べようぜ。お酒はほどほどに飲もうぜ。
ちなみに、僕の母も旅行嫌いなので旅行は行きません。
本当にこういうことが無いと気づけないのが情けないんですが、今回の件は大切なことに気づかせてもらえました。
こんなの書いてたら会いたくなったので会いに行きます。
家族も友達もそれ以外の大切な人も僕の周りの皆が健康にいられたら嬉しいし、たくさん会えたらと思ってます。
また、もし僕みたいに今大切な人が病気とかで苦しいとかあったらいつでも話を聞くのでマジで気軽に連絡してください。
吉祥寺で母親と歩いてる175センチくらいの男がいたらそれ全部僕です。
(株)わりときつい
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