スパークス『厳選投資』ウオッチ #92 (2023年1月末)
アクティブファンド『厳選投資』を毎月買付けています。
『厳選投資』は、スパークス・新・国際優良日本株ファンド
の愛称です。
毎月、定点観測を続けています。今回が92回目です。
スタートして8年目に入ってます。
月次レポートのメインは!
2022年、ファンドが新しく投資を開始したセブン&アイ・ホールディングスさんについて、1月に発表された2022年3月〜11月の第三四半期決算を参照しながら、とても詳細に説明されています。素晴らしいレポートだと感じます。
ご興味をお持ちになった方は月次レポート本文をご覧ください。
数字・データを定点観測
ポートフォリオ、上位5社の顔ぶれ
月次レポート からです。
2023年1月末です。
前月末です。
投資先は1増、29社です。
上位5社のメンバー、月次レポートで詳しく紹介されているセブン&アイ・ホールディングスさんが登場しています。
業種別の推移です。
1年前と見比べると、投資先は13社増えています。上位5業種のうち3つが入れ替わっています。上位5業種のメンバー、3年前との重複は電気機器、卸売業になりますが、5年前に遡ると精密機器も重なっています。
純資産総額・受益権総口数
『厳選投資』は2008年3月に設定されていますが、あまり昔を振り返っても仕方ないので、起点を2014年6月とします。
1月は前月末比で1.8億口増加、ファンドへの資金純流入となりました。
これでファンドへの24ヶ月連続で資金純流入です。
受益権総口数 360億口を突破!
月末基準で過去最高値だった2019年3月末の374億口の96.3%まで戻してきました。ファンド未踏の400億口が見えてくるか、2023年の注目です。
1月は増加口数が増えました。安心です。
上表の通り、数ヶ月(大きな)増加が続いた後に、数ヶ月連続で減少=ファンドからの資金純流出ということが何度も見られます。今後の推移は非常に、非常に気になるところ。
パフォーマンス(ローリングリターン/5年・10年)
パフォーマンスです。
5年間保有のデータ期間数は119。うちマイナス発生はゼロです。
最大値 30.0%(年率):2012年5月末〜2017年5月末、
最小値 3.7%(年率):2017年12月末〜2022年12月末、
119個の期間の中央値 16.3%(年率)となっています。5年保有していたら、半分くらいの確率で投資額が約2.12倍になるような感じです。
10年リターンの推移です。
こちらはデータ期間数が59個です。
ご覧の通り、最小値が2010年3月末〜2020年3月末の12.6%(年率)です。最小値のケースでも10年保有していたら投資額の2.2倍以上になっていたことになります。中央値は16.6%(年率)、4.64倍です。
1年リターンの直近60ヶ月平均を追いかけてみます。2018年2月から2023年1月の60ヶ月の平均は8.2%となっています。前回から▲0.5%です。
国内株式の代表的な株価指数に連動するETFと比べてみるとこんな感じです。
つみたてシミュレーション
続いて、つみたてシミュレーション です。
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2023年1月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。このシミュレーションの起点は2008年3月末とします。
このファンドの定点観測、バックナンバーは以下からご覧ください。
こちらの動画。ファンドの特徴が詳しく説明されています。
スパークスさんのnoteもぜひご覧ください!
先日つくった記事です。『厳選投資』を知りたい方、ご検討ください。
コツコツ投資の実際、月次レポートをもうちょっと、
ほかは 有料パートとなります。
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