鎌倉投信ウオッチ #150 / 結いだより 第152号 を読んで
#鎌倉投信 さんの運営する投資信託 #結い2101 を月次で定点観測しています。
最初に、鎌倉投信さんの大きな特徴の一つとなっている月次レポート=「結いだより」を読んでみます。
結いだより 第152号を読んで
第13回 「結い 2101」受益者総会
9月にオンラインで開催された #受益者総会 が巻頭から紹介されています。
受益者総会とは?
受益者総会では、2021年7月〜2022年7月のファンドの運用報告も行われますが、メインコンテンツは 第2部以降だと僕は感じています。
投資先「いい会社」ではたらく皆さんのトークセッション、「いい会社」の展示、「いい会社」を率いる、引っ張る経営者のみなさんのお話。これらの機会は受益者総会以外でも企画、実現されていますが、一度に個性あるさまざまな「いい会社」の価値が感じられる、体験できるのは非常に刺激的です。というのも、「いい会社」の皆さんが創りあげた、社会、世の中に届けられた価値こそが積み重なって、僕たちファンド受益者の果実につながっていくからです。その価値についてどのようにして生まれたのか、創られているのか、それを学ぶこと、感じること、気づくことで、関わりを持っていることをあらためて実感できます。
受益者総会では答えを届けられなかった質問への対応も今回、伝えられています。
「いい会社」との関わり、関係性を育てること。育て続けること。
極めて大切なことだと僕は思っています。
COLUMN 株主説明会に参加しました ピエトロさんのケース
「いい会社」との関わり、関係性を育てる。育て続ける。
それをこのコラムからも感じ取ることができました。
五十嵐さんがピエトロさんの株主説明会の様子、感じられたことを伝えてくださっています。
ポートフォリオ
前月末です。
投資先は増減なしの67社。
受益権総口数・純資産総額
受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。結い 2101 のこれまでの経過です。
2022年10月は、昨年10月以来12ヶ月ぶりに資金純流出となりました。9月末から5億口の減少です。一時的なものだと推測しています。次回に注目です。
口座数の推移
結い 2101 は、銀行、証券会社で買うことはできません。鎌倉投信さんで口座開設した人のみ、買うことができる、「直販」の投資信託です。鎌倉投信さんに口座をお持ちの方の人数の経過です。
21,950人の皆さんが、鎌倉投信さんに口座をお持ちです。昨年同期比で口座数は281人増となっています。
毎月毎月、定額で買い足すサービス をご利用されている方の人数の推移です。
僕もお世話になっている一人です。もう10年以上続けています。このサービスを利用しつつ、たまーにこれとは別に買い足ししています。
パフォーマンス
パフォーマンスについて、ローリングリターンに注目します。
5年リターンの推移です。
データのある期間数は92です。その中央値は6.7%(年率)となっています。前回の中央値は6.8%(年率)でした。
出現の頻度は下記となっています。
5年保有していて、マイナスリターンになった期間はゼロです。最小値は1.4% で、これは2015年3月末〜2020年3月末の5年間です。最大値は12.8%で、これは2012年11月末〜2017年11月末の5年間です。
10年はこんな感じになっています。
上のグラフは年率換算ですので、2012年10月末から10年保有していた場合、投資額は1.94倍(過去の分配金を無税で再投資した前提です)になったことになります。
つみたてシミュレーション
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2022年10月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。
鎌倉投信さん、結い 2101、ライブで体感してみてはいかがでしょうか?
鎌倉投信さん、結い 2101 の毎月の定点観測。有料パートを全て読めるマガジンをつくりました。
いい会社をちょこっと眺めてみた、
コツコツ投資の実際のところ、
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