ひふみ投信 ー アクティブファンドを眺めてみた #30
このマガジンは私が関心を持ったアクティブファンド(株式を主たる投資対象)について調べたこと、感じたことを月に3回以上発信します。毎月3本、アクティブファンドをご一緒に眺めてくださる方は「マガジン購読」がお得です。
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今回、眺めてみるのは、
ひふみ投信
です。
2008年10月1日、リーマンショックで資本市場は大混乱の真っ只中、船出したファンドです。ファンドを設定・運用する レオス・キャピタルワークスさんが販売も行う「直販」ファンドです。
私は、この設定日にファンドを買い付けた69人のうちの1人です。ごく少額の投資でしたけれど、兎にも角にも、以来、ずっとお世話になっています。そんなご縁もあり、こんなコンテンツにも登場していたりします。
長ーくお世話になっている、ひふみ投信。その ひふみ投信が9月末に12回目の決算を終え、第12期の運用報告書をリリースされました。その内容と一緒に、People, Philosophy, Process, Portfolio, Performance を眺めてみます。
People
上に挙げた「People, Philosophy, Process, Portfolio, Performance」は、よく「5つのP」と呼ばれます。
アクティブファンドを眺めている、このマガジンでも使っています。上記の順で大事、たいせつ、そう考えています。
People。
ファンドに関わっている人ですね。一番分かりやすいのは、運用に携わっている皆さんです。ひふみ投信では、ファンド運用、投資先の選定に関わっている皆さんのインタビューをWebサイトに載せられています。
また毎月の運用状況について、Youtubeでライブ配信されています。その場にもファンドの運営に関わる皆さんが御登壇されています。
最も露出が多いのは、レオスさんの創業者のお一人で運用最高責任者の藤野英人さんです。
・・・私が皆さんに「投資をしよう」と話すとき、「お金をふやそう」と伝えているのではありません。「投資」という行為は、まさに「未来を切り開く」ために必要だと考えているからなのです。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/10438
・・・私たちが手がけている企業への投資とは、株価への投資ではなく、「人への投資」だということです。
https://president.jp/articles/-/30953?page=2
たった1.5%と思うかもしれません。しかし、大切なのは「どちらを見るか」ということです。世の中の大勢は「失望最小化」の人々であったとしても、挑戦する若者が0.5%から1.5%と3倍に増えると、起業ブームを通じて社会に大きなインパクトをもたらします。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO22796520X21C17A0000000?channel=DF280120166569&page=2
人を信じられるかどうか ー 投資家として生きるための最初の一歩は、そこにかかっているのです。
『投資家が「お金」よりも大切にしていること』
第5章 あなたは、自分の人生をかけて社会に投資している、ひとりの「投資家」だ 223頁
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