「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!(2021年6月)
投資信託への「コツコツ投資」(毎月、毎月、買い足しています)は2003年6月頃から始めた(キャリア 15年以上!)のですが、記録を細かくつけ始めたのが2006年4月以降です。記録をつけ始めてからの軌跡が次のグラフになります。
(評価額➗投資額)-1 、評価損益(率)の推移を見たのが次のグラフです。
おかげさまで投資した元本の総額に対して時価評価(税前)は2.39倍(前月末2.34倍、前年同期 1.87倍)になっています。
2006年4月末の投資元本を100とすると、2021年6月末の時価は3,238(前月末:3,150、前年同期:2,290)に達しています。
ということからすると、
冒頭の質問:「コツコツ投資」で資産形成はできるか?!に対しては
資産形成できている!!!
と答えられます。2021年6月末、月末基準で評価損益が金額でも率でも過去最高となり、最高記録更新は8ヶ月連続です。
なお、ポートフォリオの99%以上を投資信託が占めています。
保有資産の配分
保有資産の配分はこんな感じです。
前月末はこうでした。
ほとんど変化なし、ですね。
FoFのほとんどを占めるファンドのデータを用いて、作成したのがこのグラフです。ただ、かなりアバウトな計算なので、だいたいこんな感じ、という具合にご理解ください。
ご覧の通り、僕のポートフォリオのほとんどが「株式」で占められています。ですから、株価が下落すると評価額は大きく毀損されます。
リスクはかなり大きめです。
これまでの資産配分の経過は下記でご覧になれますので、もしご興味があれば。
アクティブ運用(とパッシブ運用)の比率、バランスファンド(上記のグラフの先進国債券はバランスファンドで保有)の比率、その推移を見たのがこちらのグラフです。
アクティブ運用比率は前月末比微増の53.3%(パッシブ運用は46.7%です)、バランスファンド比率も前月末比微減の10.5%です。
パッシブ運用のファンド、バランスファンドには、2017年2月以降、追加投資していません。投資再開の予定もありません。
パフォーマンス
月次リターンは +2.80%でした。過去163個のデータがありますが、マイナスになったのは55回、率にして33.7%。12ヶ月あると、4.05ヶ月がマイナスの月になっていた勘定です。
年初来のリターンは +13.97%。これまでの年毎の推移です。
2021年も半分が過ぎ去りました。ここまでは2桁のプラス。年間で3年連続のプラスとなるか、ですね。市場の評価(株価)は企業業績に対して買われ過ぎという見方は変わっていません。それだけにガクンと来ちゃう日がいつ来てもおかしくないな、って考えています。
1年リターンの推移です。投資信託の交付目論見書っぽく、直近5年(2016年7月末から2021年6月末)にフォーカスしてグラフをつくってみました。
2020年6月末〜2021年6月末は+33.6%と高い数値となりました。
この1年リターン、データのある分だけ全部網羅したのがこのグラフです。
今月の+33.6%はこれまでで12番目に高い数字となっています。プラスの月が110個ですから、かなり高い数値だということが分かります。
来月はどうなりますやら。
保有ファンド毎の (基準価額➗平均取得価額) − 1 他は有料記事とさせていただきます。ご了承ください。
定期購読マガジン「アクティブファンドを眺めてみた」内の記事にもなっていますので、マガジンの定期購読もぜひご検討ください。
ここから先は
チップを頂いた際は、TableforKidsへの寄付に使わせていただきます。 https://tfk.yumeshokunin.org/