鎌倉投信ウオッチ #153 / 結いだより 第155号 を読んで (2023年1月末)
#鎌倉投信 さんの運営する投資信託 #結い2101 を月次で定点観測しています。
最初に、鎌倉投信さんの大きな特徴の一つとなっている月次レポート=「結いだより」を読んでみます。
結いだより 第155号を読んで
新規 投資先の「いい会社」紹介(プロトコーポレーション)
巻頭は新しく「いい会社」に加わった愛知県の #プロトコーポレーション さんです。
沿革は こちら 。
有価証券報告書に記載の沿革も確認しました。
長い歴史を感じます。有価証券報告書からです。
グループの事業をまとめた表です。
2022年4〜12月、9ヶ月の決算説明資料 からです。
2023年3月期から売上高が大きく増えていますが、チケット事業が加わったことが大きな理由となっています。2022年3月に発表されたのが こちら です。
このチケット事業は全体から見ても相応の大きさですので今後が注目されますね。
さて、鎌倉投信さんが示されている評価のポイントです。
「人」がテーマ。”挑戦する文化が根付いた企業風土” を評価されたとの説明です。
いいですね、挑戦。
テレビでこのCMを見たら俄然注意が向きそうです。
Shimoyamaさんも早速、ブログにプロトコーポレーションさんの記事をつくられてました!
レポート 「いい会社」の経営者講演(ベルグアース)
~日本の農業に革命を!37年の歩みとこれから~
ベルグアース社長、山口さんの言葉です。
ぜひレポートをご覧ください。
今回の結いだよりも読み応えたっぷりでした。つくってくださった皆さん、鎌倉投信さんはもちろん、いい会社のみなさんにも深く感謝です。
ポートフォリオ
2023年1月末の状況です。
前月末です。
株式が63社から64社に。1社ふえました。テーマ別では「匠」が20社から21社へ。1月に「匠」をテーマにした1社への投資があたらしく始まりました。まだファンドへの組み入れの途中ということでどの会社かは開示されていません。どんな会社なのか楽しみです。今回プロトコーポレーションが投資先として開示されましたが、開示できるところまで組み入れが進んでいない投資先「匠」がテーマで2社あります。お披露目されるのが待ち遠しいです。
受益権総口数・純資産総額
受益権総口数は、投資信託に資金が流入しているか、流出しているか、を示しています。資金が流入する、継続的に資金が流入している=受益権総口数が継続的に増え続けている投資信託は、その投資家(受益者)からの信頼を継続して得ている、その信頼が深まっていると推測することが出来ます。結い 2101 のこれまでの経過です。
2023年1月は、前月末比で受益権総口数が増加。ファンドへの資金純流入となりました。
口座数の推移
結い 2101 は、銀行、証券会社で買うことはできません。鎌倉投信さんで口座開設した人のみ、買うことができる、「直販」の投資信託です。鎌倉投信さんに口座をお持ちの方の人数の経過です。
2023年1月末、前月末比で28人増、2022年1月末との比較では199人増となっています。
毎月毎月、定額で買い足すサービス をご利用されている方の人数の推移です。
僕もお世話になっている一人です。もう10年以上続けています。このサービスを利用しつつ、たまーにこれとは別に買い足ししています。
パフォーマンス
パフォーマンスについて、ローリングリターンに注目します。
5年リターンの推移です。
データのある期間数は95です。その中央値は6.6%(年率)となっています。前回の中央値は6.6%(年率)でした。
出現の頻度は下記となっています。
5年保有していて、マイナスリターンになった期間はゼロです。最小値は1.0% で、2018年1月末〜2023年1月末の5年間です。今回、最小値を更新となりました。最大値は12.8%で、これは2012年11月末〜2017年11月末の5年間です。
10年はこんな感じになっています。
上のグラフは年率換算ですので、2013年1月末から10年保有していた場合、投資額は1.79倍(過去の分配金を無税で再投資した前提です)になったことになります。
つみたてシミュレーション
ファンドの設定以来、毎月末に10,000円ずつコツコツ買い付け続けたら2023年1月末にどうなっているか、その行動を開始した月によってどのように違いが出るかを試算したものです。
鎌倉投信さん、結い 2101、ライブで体感してみてはいかがでしょうか?
いい会社をちょこっと眺めてみた、コツコツ投資、実際のところ、は”有料”となります。ご了承ください。
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