異次元フェスから来たお前は今すぐ「ハロめぐちゃんねるYouTube同時配信」で待機して蓮ノ空の「実在性」を知れ
よく来たな。我々は蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん(公称)だ。
我々は日々蓮公式から降り注ぐ供給の滝に打たれ「待ってほしい溺れそうだ」と喘いでいるが、今回アイマスラブライブ合同異次元フェスで 「爆上げカワイイヤッター」「ハクチューコラボかわかわ」「ふーん、蓮の空もやるじゃん」「ハーモニクス重点」「月音こなの顔が良すぎる 特に顔」などの悲鳴を聞いて滝行から全裸で飛び出してお前たちを滝壺に引きずり込みに来た。
……が、昨日までのストーリー同時視聴会に続いて公式もお前たちを逃がさない一大紹介キャンペーンが続いており、オタクの千言よりも公式のパワに殴られるのが一番である。
特に本日20:30からはストーリーと並ぶ蓮ノ空の三大柱の一つ「日常配信」が
「ハロめぐちゃんねる年末スペシャル!」
としてアプリ内のみならずYouTubeでも同時配信されるのでこれを是非紹介させて欲しい。
楽曲から来たお前たちになぜ日常配信を推すのか
昨日は「なぜストーリー視聴から推すのか」をお前たちに書いた。
これを読んで早速同時視聴会に参加したかしこいかわいいお前たちは既に
「花帆さん……かほさん……」「入部してくれれば毎日がHoliday」「梢の筋肉が全てを解決する」「村野つかささんアイドルに興味はありませんか」「夕霧綴理!」
などのうわ言を朝から呟いて楽曲への想いを深めているはずだが、蓮ノ空の日常定期生配信「With×MEETS」はそんなお前たちの妄想を遥かに超える「生きた姿」でストーリー上の出来事や楽曲について語り掛けてくるのだ。
例えばストーリー1~6話を終えた4月末の配信では、2ユニット4名が出揃った最初のライブに向けての配信が行われている。
これなどオタクが見慣れたいわゆる「ライブ直前配信!」そのものな上、よく聞いているとストーリー1~6話であった出来事が台詞の端々にほのめかされている。既にストーリーを読んでいるお前たちは
「ま、俺はさやかの決意の真の理由を知ってるんだけどな……」
などと最後方腕組み彼氏面を存分に楽しめるという寸法だ。
また4月の花帆の雑談配信では、雑談と言いつつ第3話でも触れられたキツい朝練の話がポロッと出て、慌てて配信を見ているかもしれない梢先輩に言い訳してたりもする。
この強力な「実在性」こそが蓮の配信の魅力である。
メタ無し、リアルカレンダー連動のストーリーとさらに連動した配信を行うことで、ストーリーで観たキャラクターたちが実際に金沢の蓮ノ空女学院で生きてスクールアイドル活動をして番組を届けている感覚をもたらしてくれるのだ。
実在の固有名詞であるハリポタなども好きな本として登場し、作中世界そのものが我々の現実世界と地続きな感覚すら得ることができる。
更にはストーリー側を後追いで拾うのではなく、配信中に何気なく言われた台詞が後のシナリオの強力な伏線にすらなっていることもある。また直球でストーリー更新直前に物語を動かす決意表明配信をしたこともあった。
例えばもしお前がみらくらぱーくの沼に浸かりたいと願うなら、ストーリー第10話を見る前に必ずこの瑠璃乃配信を見ておくとよい。これはこの時爆発四散した蓮の(略)みなさんからの辞世のハイクである。
ともあれ、
ストーリー(裏の顔)と配信(表の顔)との2本立てによる情報量
リアルタイムスクールカレンダー連動による地続き感
これが蓮ノ空を底なしの沼にしている最大の特徴なのだ……!
またも時間の都合が悪いお前たちへ:アーカイブもあるし1回は短い
「今日もちょっと平日だし時間が……」というお前たち。特に同時視聴会の長さにビビって配信もVtuberのように2時間3時間コースでは無いかと好奇心と恐怖心のせめぎあいで失禁寸前でも不思議はない。
だが安心して欲しい。蓮の配信は毎回30分程度で終わる。
またアーカイブを追おうとすると本数の多さにお前はまたも失禁するかもしれない。安心して欲しい蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん™も割と溺れて気絶しがちである。
だが回数こそ週3回程度で多いものの、基本的に今はお前たちがストーリーを追った分だけ、興味の湧いた子のその月の配信を優先して見れば良い。
日常配信はあくまでカジュアルに。
これもまた蓮ノ空の魅力の一つである。
慣れてきたお前たちはアプリで配信を見て真の沼を知れ
一方、YouTubeで観るのも手軽でいいのだが慣れてきたら是非アプリでリアルタイム本配信を味わうが良い。
先にも触れたがアプリ配信ではリアルタイムで蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさんのコメントが流れ、彼女たちはそこからコメントを拾って会話を転がしたりする。このライブ感はどうしてもリアタイ参加でしか得られないモノであり、また自分のコメントが拾われた時の絶頂が何物にも代えがたいのは声優ラジオやVtuber辺りと同じである。
ちなみにスパチャっぽいのもあるが直接課金は無いので安心するがよい。
(ガチャの副産物をプレゼントとして投げ、この報酬として各キャラごとのファンLvが計上される仕組みがある。リンクラはお前の推し度が可視化される実際恐ろしい推し活アプリでもある……!)
またこの「スパチャっぽいの」を一定数投げたカチグミ・ファンしか見られないアフター配信という更なる沼もありこれはYouTubeにも転載されないのだが、この沼はお前が蓮の沼に首まで浸かる頃にはすでに馴染みの水となってゴクゴク飲んでいるはずなのでここで深くは触れない。
※訳者註:無課金で投げられるプレゼントで十分視聴可能です!
「魂の中の人」蓮のキャストがもたらす驚異の実在性
いずれにせよ、先の記事でも触れたが蓮ノ空のキャスト陣は
完全にキャラと化し、配信でその子としての「公式」発言をリアルタイムで繰り出せる。
ある意味声優の域を超えた即興劇の役者であり、Vで言うところの「魂」そのものである。
Vtuberなどに馴れてると当たり前に聞こえるかもしれないが、冷静に考えると本来声優さんはあくまで声の中の人であり、どんなにキャラ理解が深くても台本も無しにキャラとしての公式発言はできない。たとえ技能的にできても本来ならコンテンツとして許されない。
創作キャラは作品の世界観、公式ストーリーなどをシナリオライターや演出家など制作側が念入りに構築して生み出されるものであり、台詞一つとっても既存のストーリーや今後の展開予定などと矛盾することを口にすれば世界観が破綻してしまうからだ。
従来でもキャラが配信の体裁を取るコンテンツはあったが、それは事前に詳細な台本を用意してコメント拾いなどは「それっぽく」するだけか、その場限りのネタとしてメタに切り離してしまうしかなかった。
蓮ノ空はそれを入念な準備で覆した作品である。フラワー!(蓮の民歓喜の叫び)
彼女たちはリリースの更に1年も前からこのために準備をしてきたという。ちょっとした相槌一つ、フルトラッキングゆえに配信中のその子らしい手指の癖一つ、全てが出せるよう叩き込んできたそうだ。
実際、それでもキャスト陣はインタビューなどで「自分が言った言葉の全てが蓮の公式の歴史になる怖さ」 を改めて語ってもいる。もちろんラジオトークなど同様大まかな台本は組まれていると思われるが、細部やコメントからの話題の広げ方がキャストのアドリブに任されていることもあちこちで明言されている。
この辺、実はメンバーキャラのパーソナルな趣味設定をキャストが元々持ってる趣味に寄せることでキャストを助けると共に、キャストがより生き生きと話題を広げられる要素の一つにもなっている。
読書好きでコメで実在書名が出てきてもぽんぽん拾える花帆/楡井希実
紅茶好きでマリアージュフレールなどの話題がさらりと出せる梢/花宮初奈
リアル17歳高校生キャストのためテスト前ネタが異常にリアルなさやか/野中ここな
などなど。しかし一方で別にキャラの性格を演者に寄せているわけではない。
キャスト番組などを見てもそのことはよく分かる。あくまで語れる話題の幅に中の人を生かしているだけで、彼女たちは見事にそれぞれの担当キャラクターを完全に脳内に住まわせてモードを切り替え配信に臨んでいるのである。特に趣味的な話題を使いにくい夕霧綴理を担当する佐々木琴子などはこの点でもかなり苦労したと話している。
さらにキャラが成長してだんだん配信が上手くなるなんてのも、ストーリー上のベタな説明などではなく実際に配信を見続けている我々が自然と気づけるようになっている。気になった方は是非村野さやかの配信を追ってみて欲しい。
自分の弱点を認識したさやかが配信内でさらにネトラジの体裁で「村野さやかのラジオ」を始め、パーソナリティ名「村長」にリスナー名「村人」を命名してコーナーを展開しお便りも受けつけ(送れます)配信スキルを高めてゆく──これは実は逆にストーリー側では一度も語られたことが無い。さやかの「表の顔」での努力物語なのである。
そしてお前は「ガチ恋製造機」ハロめぐちゃんねるの恐ろしさを知る
蓮ノ空6名による単独、ユニット、あるいは多彩な組み合わせが楽しめユニット越境好きもニッコリな日常生配信「With×MEETS」。
中でも蓮ノ空随一の配信上手を誇る藤島慈が今夜お届けするのが彼女の単独配信
「ハロめぐちゃんねる」
である。またの名をガチ恋製造機。
彼女は8月末の正式加入までメインストーリーには断片的にしか登場せず、正式部員ではなかったため配信自体常にYouTubeで行ってきたが、その配信だけで見事にファンを獲得し続けた魔性の女である。
(※これはリンクラの配信機能「スクコネ」はあくまで正規スクールアイドルのもの、という作中設定が生きている)
実際ストーリーでの登場は第10話と遅めで、お前たちが今からそこまで追うのは厳しいかもしれない。
だが彼女の配信はプロフェッショナリズムに溢れ、ストーリーの匂わせもしつつ初見勢もガッツリ楽しめる配信構成をしてくるのが藤島慈というスクールアイドルなのだ。安心してみょんみょん待機するがよい。
キャストは月音こな。蓮ノ空が誇るオタクにやさしいギャル(原文ママ)。
異次元フェスでは1日目蓮ノ空トップバッターとして会場を爆上げしたみらくらぱーくの「ド!ド!ド!」、シャニの「ラブ・ボナペティート」コラボで超絶カワイさ顔の良さをアピールしたかと思えば、2日目ミリオンの「ハーモニクス」を歌い上げクソ強カッコよさを見せつけた。彼女が気になった方も是非そのメンバーキャラクターサイドを体験して欲しい。
なお、今週は12/16(土)21:00にYouTube同時配信がもう一つ用意されている。
パーソナリティはHoliday∞Holidayで湿度の高さを見せつけた乙宗梢。
慈がプロ意識溢れるアイドル構成で攻めてくる配信とすれば、対照的に梢はその凛々しさから繰り出される天然カワイイヤッターで視聴者を虜にする、ある意味慈が歯ぎしりするような存在である。こちらも是非期待していて欲しい。
さあ、ハロめぐちゃんねるを観て無事めぐ党党員(訳者註:慈のオタクのこと)になったお前は、もはや蓮ノ空のこと好き好きクラブのみなさん™に片足どころか胸元まで浸かっていると言ってよい。抵抗は無意味だ。
もはやお前たちは蓮の泥沼の中で完全に自由である。「リンクラ」で好きなストーリー、好きな配信を追いまくり、やがて我々と同じように鼻の穴まで泥に浸かって他の者の足首を引っ張りに来て欲しい。
蓮ノ空にはこの他にも「毎月のキャラライブ」「リアルライブ」「キャスト番組」って沼もあるからね! ようこそ蓮の沼!!
追記(ハロめぐアフターアフター)
ハロめぐちゃんねる、いかがでしたか?
……ご新規さんどころか蓮の(略)みなさんも知らん情報てんこ盛りだったよ!
みんなの部屋も部屋配信で映る背景部分以外はほぼ新情報でしたね……
さておき、改めていかがだっただろうか。
例えば今回の配信ではつい先月までリアルで行われていた蓮ノ空1stライブツアー、ここにキャラとしても遠征で参加していた物語が存在しているため、それを完全に絡めたものとなっていた。
と言っても事前の配信での遠征予告、現地ではステージ上MCとしての展開であり、遠征先での日常などは描かれていない。
……ってところへ、現地でのホテルでの6人の一幕! 裏話エピソード!
6人が実際に遠征に行ってきた実在性がグッと高まり、各メンバーキャラらしさ、メンバー間の関係性などもにじみ出てくるトークの数々。こういう情緒と情報が週3回明かされる、それが蓮ノ空のWith×MEETSなのである。
今回はおそらく異次元フェスからのご新規さんも考慮してオフショットの形で他のメンバーも紹介していたが、これなども既にストーリーを知っているファンであれば「あの時のアレが置いてあるじゃん!」みたいなさりげない繋がりでまた妄想がはかどってしまうのである。小物がさりげなく増えていたり。
というわけで2023/12/13(水)のハロめぐちゃんねる配信、ストーリーを追う上での核心的なネタバレなどもなく(そもそもそういうケースは少ない)、期待通り蓮の日常配信の魅力がたっぷり詰まった一回である。リアタイ見逃した方も是非アーカイブなどで!!!
(通常だとアプリ内アーカイブが即日、YouTube側が1週間遅れになるが今回は元々YouTube同時配信だったのでそのまま残ってますからね!)
バイめぐ!!!
続き:
ストーリー、日常配信に続く蓮の三本柱最後の1つ「ライブ」の話も書いたのでよろしく。