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中部プロリーグ第8節(後期第3節)


節終了後の成績表。
各半荘のスコア。

Aリーグ

10節に渡る長い戦いも佳境を迎えつつあるが、決定戦進出者争いが更なる混沌を増してきた。
首位の山田優駿は今節もプラスを重ねて堅調にリードを保っているが、ボーダーの4位〜8位までのポイント差が26.8ポイントと1節どころか1半荘で総入れ替えが起こるくらいの接戦となっている。
筆者が前節終了後に「個人的には2節連続卓内トップで調子を戻してきた、山本拓哉の爆発があるのではと。」予想した山本拓哉は見事に50.8ポイントのプラスで一気に決定戦進出圏内に。
なかなかいい読みをしていましたね。読みの出しどころが違いますが。

現時点でのポイントプラス者が決定戦進出争い、マイナス者が残留争いとくっきり別れている印象。
下位の選手たちももちろん力のある選手たちなのでここからの戦い方にも注目。

暫定首位、山田優駿のコメント
『展開に恵まれ首位をキープできましたが、油断することなく残り2節、変に守りには入らずいつも通りたくさん声が出る麻雀をできるよう準備していきます。』

首位をキープしている山田優駿。

Bリーグ

3節連続でプラススコアの日下健司、都築友和が安定した戦いぶりで、ややリードを広げている。
3位の河合慎悟、4位の岡本丈司までは30ポイント程の差となっており次節に順位変動があるか。
今節は全体的に大きなポイントを叩く選手がいなかった中、唯一のビックリスコア73.1ポイントを叩き出した河合慎悟の勢いは次節も続くのか。
なんかポツンとしてる5位の志方歩は次節次第で昇級争いにも残留争いにも加わる可能性があるため次節は大事な節となりそうだ。

暫定首位、日下健司のコメント
『暫定首位という点を踏まえて対局前は
「ポイントをある程度意識しながらしっかり守ってたまにアガろう。」
って考えてましたが、いざ始まってみるとそんな事すっかり忘れてほとんど参加してました。
他家の仕掛けやリーチに対してだいたいドラぶつけてました。
結果トップ1回分くらい勝ったのですが、「いつか痛い目に遭う麻雀」を打っちゃったのでそこはちゃんと反省して次節に臨みます。』

今節もプラスで首位キープの日下健司。
2位につけている都築友和。

Cリーグ

今節もプラスを重ねた岡本佳祐が首位に浮上。白帝トーナメントで初タイトルを獲得、プロテストのポスターになるなど注目の若手がこのままBリーグ昇級を決めることができるか。
2位以下にはベテラン勢が続いており、リーグ戦の戦い方は熟知している。
ここで首位昇級を決めれれば勢いは本物だろう。
残留争いは降級圏の12位以下の選手はやや厳しくなってきたが、あと2節でどこまで巻き返すことができるか。
注目は「部長」こと堤文吾、直近では麻雀最強戦でABEMAにて対局を行うなど爆発力はあるだけにこのままあっさり降級で終わるとは思えない。

暫定首位、岡本佳祐のコメント
『第3節を終えて首位と昇級に向けて大きく前進したのではないかと思います。
前期では第4節で大きくマイナスしてしまい昇級争いから脱落してしまいました。
次が自分にとって魔の第4節なので気を引き締めてしっかり打ちたいと思います。』

Dリーグ

昇級争いは上位6名に絞られてきたか。
今期デビューの41期前期生は6位につけている坂井を除いて、やや苦戦を強いられている模様。
39期生の福本正雄、大原伴哉は他の同期に続いての念願の昇級なるかどうか。
かなり縦長の展開となっているが、残り2節上だけを見て精一杯戦って欲しい。

暫定首位、中島寛基のコメント
『今節はノートップながらも耐えてプラスを重ねる事ができました。後半戦も首位昇級目指して攻めきっていきたいです!』

安定して首位をキープしている中島寛基。
41期前期生の中で首位の坂井孝太郎。

今後の予定

11/30(土)帝鯱戦第9節 ※11/16(土)締切
12/8(日)中部プロリーグ
12/14(土)帝鯱戦第10節 ※募集中
プロリーグと同様に帝鯱戦も佳境を迎えており、大接戦の準決勝進出争いが注目されている。

帝鯱戦の成績表。


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