中部プロリーグ第7節(後期第2節)
Aリーグ
前節からさほど大きな順位変動はなく、決勝進出圏内の4位以上は順位の変動はあるものの前節と同一メンバーとなっている。
山田優駿が4回戦全てプラススコアの47.2ポイントで節首位を獲得すると共に総合でも首位に立った。
しかし、すぐ下には鳳凰戦A1リーガーの杉浦勘介、現中部プロリーグ王者の若松正和と続いており少しでも気を抜いたら一気に入れ替わることもあるだろう。
中位以下のメンバーもまだ3節あると考えると、4位以内は十分に狙えるポイント状況となっている。
筆者は来節あたりに大きなポイント変動があるのではないかと(勝手に)予想している。
個人的には2節連続卓内トップで調子を戻してきた、山本拓哉の爆発があるのではと。
暫定首位の山田優駿のコメント
『暫定首位というこれ以上ない良い位置につけることができ嬉しく思います。残り3節も良い結果を出せるよう頑張ります!』
Bリーグ
プラス者が5名のみとやや縦長になった模様だが、特に4位以下の選手は1節で降級圏に落ちる可能性も大いにある。
上位3名は頭ひとつ抜け出ている印象。
今節の日下健司は国士無双を和了するなど、68.7ポイントを稼ぎ前節に続いて大きなプラスとなった。
特に上位2名は2節連続でプラススコアで終えており、日下健司は中部プロリーグを2度制覇、都築友和も第3期帝鯱戦優勝、Aリーグ在籍経験もある力のある選手たちなので更に抜け出す可能性も大いにある。
上位陣がポイントをキープしていくと、昇級争いよりも残留争いが熾烈になりそうな印象。筆者は地上に戻ってきたぞーーー!
暫定首位の日下健司のコメント
『2節消化しましたが、今のところ押しても運良く当たらない、「これはダメ。」と思った牌はだいたいあたってるって感じでうまくいっちゃってます。今はけっこう冴えてると思うのでこれが続けば良いなと思います。』
Cリーグ
堤文吾の麻雀最強戦2024全日本プロ選手権出場に伴い、別日対局が行われるのでそこでの順位変動はあると思われるものの、他のリーグに比べて成績が拮抗している。
暫定での節トップは中垣吾郎の43.4ポイント。
別日対局を行う4名は現時点の暫定で3位、4位、8位、9位の位置につけており、別日対局の結果は大きく昇級争いに影響しそうである。
※堤文吾へのご声援ありがとうございました。
暫定首位の原田知彦のコメント。
『攻撃面では入った手をしっかり上がりきれました。守備面ではしっかり読みを入れれば避けられた放銃があったので、そこが課題です。』
Dリーグ
上位と下位のポイントがくっきり分かれており、Bリーグ以上に縦長になっている。
中島寛基が2節連続で大きなプラススコアを重ね、堅調に首位をキープ。
福本正雄が四暗刻を和了するなどして、今節唯一の100ポイント超えの選手となった。
順位も15位から一気に昇級圏内の4位まで浮上。
大原伴哉と共に同期から若干遅れを取っていたが揃って昇級なるか注目。
節トップは福本の102.3ポイントとなっている。今期入会の選手は明暗が分かれる結果となり、2位に四ノ宮彩夏、3位に坂井孝太郎と大きくプラスした一方で間瀬聖太と前澤涼にとっては大きくマイナスする厳しい節となった。
暫定首位の中島寛基のコメント
『第2節も4着なしでプラスで終える事が出来ました。次節からも油断せずに点棒を積み上げていきたいです!』
今節のまとめ
noteの効果で、観戦に来ていただく方の姿も何名かお見かけしました。
選手たちにとっては大変励みになりますので、少しの時間でもいいのでお気軽にお立ち寄りください。
何度でも言いますが、観戦自由です!
今節は役満を和了した2人が勢いそのままにビックスコアを叩き出した。
役満を和了してもスコアが伸び悩むこともあるだけに、チャンスを一気にものにできた印象。前回も書いたけどさ…役満羨ましいよ…
来月のご案内
11月の予定は
連盟員のみの対局ですが、
10日(日)にWRC中部予選
17日(日)に中部プロリーグ
観戦自由ですからね!
王位戦は予選勝ち上がり者にて、23日(土)に本戦、24日(日)にA級決勝が行われる。
さらに勝ち上がると30日(土)に準決勝がある。
30日(土)には帝鯱戦第9節が琥珀で開催。
帝鯱戦は執筆時点で残り3節となっており、上位争いは非常に熾烈になっている。
帝鯱戦についてはこちら↓↓↓↓↓
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