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【期待を裏切らないプレーケストーレン】

小さい頃から海外に興味があったのですが、「世界の〇〇」みたいな本ばかりを貪るように読んでいました。高校では地理という授業が始まり、世界のことについて触れている時間が何より至福でした。その時出てきたのが「フィヨルド」で、おそらくノルウェーという国の一番最初のイメージはこのフィヨルドだったと思います。

10年という月日を経て、今こうしてノルウェーに住んでいるのは偶然か必然か知る由もありませんが、ようやくあの時の「フィヨルド」を自分の眼で拝むことができました。

特に有名なフィヨルドは、リーセフィヨルドとソグネフィヨルドだと思うのですが、前者のリーセフィヨルドは僕が住むスタヴァンゲルという街の近くにあります。そして、そのフィヨルドの中に「プレーケストーレン」という一枚岩の崖があって、ここからの景色を一目見ようと世界中からたくさんの観光客が押し寄せてきます(先日のブログでも書いたように、アナ雪のモデル地としても有名です)。

今日、このプレーケストーレンに行ってきました。せっかく住んでいるので、人生で一度くらいはノルウェーが世界に誇る雄大な自然を五感で体感しておこうと思って(あまりアウトドアでもない)。

ただ、実際に行ってみるともう圧巻で「ヤベー!!この崖どうやってできたの!?」くらいしか出てこなくて、ただただ息を飲むばかりです。やっぱり世界レベルに通用してるものは期待を裏切らないんだなと改めて実感。本当に圧巻です。

一見の価値アリアリです。が、本当に「崖」だったのでめちゃめちゃ怖くて(高所恐怖症ではない)、今後、足を踏み外す夢を見るんじゃないかとビクビクしています。

僕の語彙力ではプレーケストーレンの素晴らしさを説明できそうになかったので、それは写真にお任せするとして、実際に行ってみて思ったこと(観光情報)をいくつか。


1。結構しんどい
スタヴァンゲル周辺のハイキングコースをまとめたようなサイトやアプリがあって前々から見ていたのですが、どこを見てもプレーケストーレンはEasy(とかBeginner)と書いています。が、結構きつかったです。片道4kmのコース(2時間ほど)なのですが、アップダウンが結構あって、なかなかハードだなあと思いました(ただ、僕は10kgくらいの荷物を背負っていたから余計に疲れた可能性あり)。多分ノルウェー人感覚でのEasyです(ヨーロッパサイズの服でMサイズが、日本でいうLサイズ的な)。小山へのハイキングを散歩と呼ぶくらいなので。


2。体温調整が難しい
これはプレーケストーレンに限らず登山全般に言えそうですが、肌寒かったり焼けるように暑かったりします。今日は曇りから始まって、(帰りのバスで)快晴に変わったのですが陽が出ていないときは結構肌寒いです。が、歩いていくにつれて息が荒れてくると汗がブワーっと出てきました。加えて、陽が差し込むともっと暑い。ただでさえこの季節は日照時間が長い上に、ノルウェーは緯度が高いので、太陽との物理的な距離が近く体感で2〜3℃ほど暑く感じそうな気がします。


3。めっちゃ怖い
個人座がありそうですが、高所恐怖症でない僕も終始ビビってました。柵なんか一切ないので、ミスったら本当にお終いです。そんな緊張感と隣り合わせで、写真を撮るのにも一苦労。


という感じです。今年は思うように海外へ出られないと思うのですが、来年以降でもノルウェーの観光地としてぜひオススメしたいところではあります。フィヨルドクルーズなんかでも良いかなと思います(雪景色のフィヨルドクルーズなんか贅沢だなあ)。

少し経ったら、Norrの方で詳しい行き方(観光冊子に書いてない安い移動手段など)、写真をまとめたブログ記事書くと思いますー!


それではおやすみなさい。

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