「あの人がいるから」
北欧で生活する上で大切なものを3つ挙げろと言われたら、「光」と確実に答えます、松木蓮です。今日は一週間ぶりくらいに太陽が出てきて、久々に光合成をできました。ビタミンDチャージ完了!!
さて。
久々に思ったことを。
日本にいる時からカフェ巡りは結構好きで、ノルウェーに来てからもたま〜に行っております。シナモンロールを食べにいくだけではなくて、そのカフェの雰囲気にもひたひたと浸っています。
そこで、今日友達と話していて思ったことなのですが、僕はそれ以外にもカフェに行く理由があることがわかりました。
それが、「人」
それなりにスタヴァンゲルのカフェには通ってみたのですが、その中でも一番居心地の良いカフェが「kokko cafe」というところでして、行くきっかけとなったのは、その内装。他のカフェと比べてシンプルな作りで、インテリアに特に力を入れている印象です。肝心のコーヒーも浅煎りのノルディックロースト。酸味が強めで、苦味があまりない。すごく飲みやすいコーヒーを提供してくれます。
入り口は「空間」に惹かれてだったのですが、今そこに行く理由があるとしたら、そこで働くバリスタのお兄さんです。2, 3回ほど行った時、「今日も来てくれたのか!ありがとう」みたいなことを言ってくれて、純粋に覚えてくれていたことが嬉しかったんですよね。そこで話も弾んで、お友達になりました。
そのカフェには1日に数十人、数百人のお客さんが来るはずで、僕はその1人でしかないはずなのにちゃんと覚えてくれている。そんな「人」がいる空間ってすごく楽しいし、少しだけホームのように感じます(自分のことを知ってくれると安心感がある)。
「なるほど!!」
そういえば、最近僕が足繁く通うようになったパブ(という名の居酒屋)には僕の友達が働いている。特別お酒を飲みたいと思っていないのですが、あそこに知り合いがいるから行くようにな理ました。そんな経験ってないですか?
ぶっちゃけコーヒーにそこまで詳しくないから、どのカフェ行っても同じような味のコーヒーが提供されて、同じようなクオリティーのケーキを食べる。
それもそのはずで、美味しいコーヒーの淹れ方なんてググれば、一流のバリスタがそのハウツーを教えてくれます。ケーキもしかり。なんでも情報が共有される時代になったからこそ、そのサービスのクオリティーの差別化が難しくなって、価値を見出すとしたら、その「人」であったり他に真似できないような「世界観」を持っているところです。
先ほどの僕の実体験がまさにそうで、まんまと僕が知り合いのいるところに足を運んでいます。
どうやら「人」は「人」に集まるようです。
メモメモ。
あ、それでいうと「行列」にも人は集まりますね。
こうした発見は大切にしたいです。
今週も素敵な一週間になるといいですね!
Ha en härlig vecka!!