ああもうBPFの時期か.
こばやしです.
きょうは2月19日水曜日,昼が総会準備で7限が総会,その後横浜でBackPack Festaという比較的スケジュールが空いている日なんだけど,実はまあまあ大事な日.横浜に向かう湘南新宿ラインで,ダブルデッカーの下に潜り込んで,ジョイント音をBGMにnoteを書いている.(公開が遥か遅くなってごめんなさい.)
BPFに行き始めたのは去年が初めてで,確か去年も水曜日の学校が終わってから,あの時は一人で行ったよなあ,何のプロジェクトやってる時だったっけ? そんなことを考えながら.
-----
去年のBPFのときは確かiPhone XS壊れてて,仕方なく勘に任せて駅を降りて歩いていった.その日も高校の生徒総会あったんだよね.正直,総会なんて単なる遂行行事に過ぎないのでさっさと無くした方がいいと思ってて,前日まで抜け出すつもりでいたんだけど,まあBPF行くのも一人だし,そこまでしなくていっか.と気が変わり,結局は駅を降りたところでBPFラスト1時間になっていた.
時計をみると唐突に気分が悪くなる.総会なんて出なきゃよかった…あんなイベント,バカ真面目に形式的な理由並べて正当化する奴いるけど,内心そんなこと思ってないだろ,そういう惰性で生きてるからムダに従事してくれちゃってんだぞ,てめえらはダス・マンかよ,と思いながら,アナログの地図のコピーを片手に駆け足で横断歩道を渡る.
あぁ,そうそうこれが横浜.アナログなものがデジタルな装いをしていてデジタルなものがアナログの装いをしているのが横浜だよなあ,ウェスティングハウスの世界観だなあと雑に周囲を見回して,取り敢えずは目的の建物を目指す.
(おい,そろそろ写真がきても良くないか?-
そう,iPhone失くしてたから写真がない)
結局,会場がよくわからず手当たり次第にそれらしい建物にあたってみると,会場の裏口に入っていた.受付に行くとやはり「え,いまから?もう終わるぜ,君.」という濃厚な視線を感じつつ,結局一番後ろの席でラスト45分を入り浸ることにした.
それがさ,脳みそに電気ショックが数分に一回は流れるんだよね.日常生活ではメディアを疑い,聞く話を一度エレメントに通すようにしているんだけど,ここはそういう場ではない.取り敢えずすべてを吸収してやろう,そもそも持ち時間45分だし.そういう姿勢だった.唐突に始まった演奏も,普段はバスしかキャッチして聞かないんだけど,そういう音楽とかその質とかの話じゃない,この大空間の前のあんなに小さな人がそんなに大きな夢を持ってるのね,というスケールの圧倒感だよね.
そんなわけで終わってしまった去年のBPF.正直,余韻に浸るタイプではなくて,外気を深く吸ったと同時に体験は体内に染み込んで,感じるものは疲れのみになった.
というところまで思い出した.
もう電車は横浜に着きかけてるんだけど,今日はとても大事なことがある.
そう,珍しく一人ではない… 人と合わせるのがあまり好きではないのと,そういう人と一緒にいる人がそういう人でないと申し訳ないなあと思って,というのと,そういう人でない人にとっての当たり前を小林が持ち合わせていない可能性があるので,一人が楽だった.左に座っているのは同じ学校の後輩.いや,後輩というより朋友という感覚なんだけど,彼がこの時間にひょっこり行くスタイルの俺に合わせてくれて,今回はどこか心地が違う.
ごめんよ,俺も総会とかいうセレモニーは生徒に申し訳ないと思ってるんよ,『生徒が選んだ生徒会メンバーなんだからしっかりやれ』とか言われても,それは違うだろ,そんな万人ウケ狙ってたのか,ダス・マンたちよ…と思ってる.のに,結果こんな時間になって.
肉体的には,表面的には元気なんだけど,メンタルが疲弊しまくったときに行くからBPFは楽しいんだよね.よし,エンジンオイルきれいにしに行こう.
きっと,そんな空間が,僕ら行先のなき旅人を迎えてくれるさ…….
(*今回のBPFのnoteは,来年書こう.それこそが,新しいエンジンオイルの効果なので…)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?