映像空間ゼミ(修士2年)
こんにちは。山崎連基です。
映像空間ゼミ(篠原ゼミ+山崎ゼミ)では大学院1年生、2年生のゼミ生が在籍しています。
本日のゼミは現在開催中のこちらへ。
リュウ カセイさん(環境形成研究領域)の研究発表展をゼミ生で視察しました。
リュウさんは2023年度に篠原規行教授指導のもと晴れて博士号を取得されました。その成果を今回発表しています。
リュウさんの作品はVRです。
VRはゴーグルを装着して鑑賞する作品。実空間にどう展示するか。
という点でも、さまざまな試行錯誤があったようです。
今回はスケジュールや諸々の条件によってシンプルなカタチでの展示へ落とし込まれました。
展示構成は篠原規行先生によるもの。
中央にVRゴーグル。前方にプロジェクター2台によって、VR作品の情報が提示されています。
映像をプロジェクションする場合、側面への照射はあまり好まれません。
その理由は長方形の矩形が崩れてしまい、歪むから。
しかし、今回の展示では側面への照射を積極的に取り入れています。
いかに与えられた場と条件で空間を満たすか。
作品制作とも切っては切れない作品の提示について議論が行われました。
リュウ カセイさんの個展は2024.20まで。
武蔵野美術大学 鷹の台キャンパス2号館1F FALにて
VR作品と一緒にその空間のしつらえについてもご堪能ください!
(山崎連基)