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山崎ゼミ(4年)について
山崎ゼミが今年もはじましました。
1年間を通じて学部4年間の集大成である「卒業制作」へ邁進します。
武蔵野美術大学映像学科の卒業制作は、主に作品制作です。
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映像学科にはさまざま領域があります。
写真、映画、アニメーション、3DCG、メディアアートそこに加えて映像空間と呼称をあらたに、領域が展開しています。
山崎ゼミでは、2024年度は22名の学生が所属しています。
写真、映画、アニメーション、3DCG、メディアアート、映像空間という区分けよりも、全方位的に「映像」について考えていこうや!というのがゼミとしての雰囲気です。
これは山崎の前任である板屋緑先生のスタンスでもあり、映像学科設立時の「全方位教育」の大きな流れを汲んでいます(と思います)
この「全方位」については1990年学科設立当時と2024年の現在とでは見えている景色が異なります。
それは集まっているゼミ生たちの思考性も年々変化しています。
例えば昨年度2023年度は、展示と上映という問題意識でした。
上映というあらかじめ与えられた場所よりも、自らその場自体を計画し、より偶発的な観客を呼び込みたいというモチベーションを見出した作家も現れました。
![](https://assets.st-note.com/img/1713680874781-cAHGu8YYVh.jpg?width=1200)
アニメーションを制作、さらにその映像に即した空間づくりを目指した。
それらの実験は卒業制作に挑む前段階として、2023年前期に展示+上映というスタイルで模索されました。
これまでの取り組みについて引き続き考えていきたいと思います。
さて、今年はどんなゼミになるのか。楽しみです。
(山崎連基)