⟬レンタル彼女失敗談⟭コミュ障の多いレンタル彼女
『男性だって女性に甘えたいし頼りたいよね！』
甘えたがり男子専門コーチ/恋活婚活アドバイザー/レンタル彼女PREMIUM店長＆指導教員/小説家の中村千花(@chika_rkt)です。
私、コミュ障なんです！
そんな言葉をキャストからよく聞きます。
『コミュ障なのにコミュ力が必要なレンタル彼女をやっているの？』と驚くでしょうか？
けれども、『コミュ障かどうか』を訊ねた時、ほとんどのキャストが自分は『コミュ障』であると答えるでしょう。
むしろ、世の中の人のほとんどが『コミュ障』の自覚があると思うんですけどね…。
それは謙遜でもなんでもなく、自分の思い描くコミユニケーションが取れなかった時、人は『コミュ障だな』と感じるのではないでしょうか。
また、何人かのキャストから聞いた話ですが、小学生の頃に自然にできる仲良しグループというものに属せなかったキャストが結構いるんですね。
それどころか、自分の意識の中にグループという概念がなかったようなんです。
グループに属していないから、休み時間も友達から遊びに誘われることがなくて、自分の机から動かなかった人というのも一人や二人じゃありません。
ただ、不思議なことに、そう話すキャストはいじめとかには遭っていないんですよね。
つまり、クラスの友達に馴染めなかったのではなく、馴染みにいかないといけないことが分かっていなかったのです。
グループに属していないからいじめられることもなくて、いじめに遭っていないからこそ『皆から嫌われている』とか『休み時間に一人でいるのはおかしいのかもしれない』と思うこともなかったのでしょう。
小学校や中学校というのは、家族以外の他人とのかかわり方を学ぶ場所だと思っています。
言い方を変えれば、社会性を形成する場所です。
集団の中で自分を主張すれば目立つし、目立ちすぎると批判されたり嫉妬されたりする。
かといって主張が弱いとマウンティングをとられるので、相手との距離感や立ち位置、会話の内容には気をつけないといけません。
自分の居場所を確保しながら、自分がやり易く他人がイラっとしない自分というものを出す練習をする機会が、義務教育にはたくさんあるんです。
練習といっても「さて、今日はこの人と練習しよう」というようなものではなく、普段のコミュニケーションから肌で感じ取っていくものです。
ですから、自分が練習しているという意識はなくても練習になっているんですね。
ところが、学校にいても誰ともかかわっていないと、その練習ができません。
子供の頃に単独行動をしていたキャストに聞くと、高校在学中や高校を卒業してから『私、コミュニケーション下手かも』と思うようなんですが、そうして気づいた頃には他のクラスメイトと比べてずい分遅れを取っちゃっているんです。
だって、そうですよね。
みなさん小学生の頃から遊びを通じてコミュニケーションを取っているのに、その時代をふいにしてしまっているのですから、18歳にして10年くらいは遅れている計算になります。
でも、自分で『ヤバイ』という危機感を持ってくれたなら、そこからの巻き返しは可能です。
運よくレンタル彼女にたどり着いて、お客様という第三者とコミュニケーションを取る機会が増えると、マイナスだったものがゼロへ、ゼロからプラスへ変化します。
そうなると、なんとなく『世間とズレているな』と感じていた部分が少しずつ埋まっていくんですね。
『コミュ障かもしれない』
『社会不適合者かもしれない』
『価値のない人間かもしれない』
『私ってつまらない人かもしれない』
――社会とズレのある間は、そんな不安や他人に対する劣等感が大きかったかもしれません。
けれども、コミュニケーションのコツというものが分かると、接したお客様から「ありがとう」と言われたり、喜ばれたり、「また会いたい」と言ってもらえて、それが自信につながるんです。
社会に出た経験のある人はもうお分かりかと思いますが、他人と円滑にコミュニケーションを取るには、自ら他人の輪の中に入っていく必要があるんですね。
けれども、頭では分かっていたとしても、他人に馴染む練習をして来なかった人には、なかなか行動できるものではありません。
その点、レンタル彼女というのは、お客様がキャストに対して好意を持ってくれていますから、まったくの他人と接するよりも緊張感は少ないのです。
子供の頃は周囲が機嫌を取ってくれますが、大人になってしまえばそれはもう期待できません。
この先の人生、難なくコミュニケーションを取れる人になるのか、それとも他人が構ってくれるのを待つのか、どちらがあなたにとって良いでしょうか？
もしも貴女が今、生きにくいと感じているようであれば、レンタル彼女を通じて他人との関わりを練習していきましょう。
どんな相手であっても快く接することができる調整力がついたら、貴女はこの先どこに行っても生きやすくなると思います。
まずはサイトからキャストへ応募してみてください。
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最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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