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詮索と興味の違い
相手との距離を縮めるためには、相手に興味を持つ事が大切です。好きなんだから興味があるに決まってるでしょ!と思われるかもしれませんが、興味を持っていても、それが相手に伝わっていなければ意味がありません。
「この人、自分に興味を持ってくれているんだな」と思うと、人はその相手を意識するようになります。
ただ鑑定をしていると、その興味をうまく相手に伝えられていない人が多いんです。
相手の事を知りたいのに興味のないそぶりを見せてしまったり、相手に興味を持つあまり、詮索と捉えられるような態度を取ってしまったり。
相手への興味は、間違えると詮索になってしまうので注意が必要です。
興味と詮索の違いは、私は「相手が興味を持って欲しい事に注目できるかどうか」の違いにあると思っています。
例えば相手がサッカー好きの人なら、サッカーに関する話をさせてあげる。そして相手と一緒にいない時は、できる範囲でスポーツニュースをチェックしたり、テレビやネット中継で試合が放送されていたら見てみる。見ているうちに「この選手すごいな」と思える人がいたら、その選手について調べてみる(相手が好きなチームの選手だとなお良しです)。
そうする事で、次は一緒にサッカーの話をする事ができます。前回話したときは何も知らない様子だったのに、自分の話を聞いてこれだけ興味を持ってくれたんだ…と相手は嬉しくなるハズ。
詮索とは、相手が興味を持って欲しい事に関係なく、自分が知りたい事を知ろうとする行為です。例えば生年月日、血液型、彼女がいるか、仲の良い異性はいるか、SNSでよく絡んでいるあの人とはどういう関係なのか、この前の週末は誰と会っていたのか……隠すほどではないけど別に話したくもない事を掘り下げようとすると、相手は警戒します。そしてこんな風に思っちゃうんです「この人、めんどくさそうだな」と。
知りたい情報を集めるのではなく、相手が知ってほしい事に耳を傾ける。それを意識するだけでも相手との距離はグッと縮まっていきます。