【Actually… 】前代未聞二つのMVと二つのセンター
世の中が、中西アルノ、岡本姫奈で騒ぎ立てた3月と言っても過言ではない。それも終盤、ついにActuallyが世の中に解き放たれる。
中西アルノの自粛によって、代役センターが立てられる。
山下美月 齋藤飛鳥である。
ソロセンターの穴にWセンターを置く。元々、中西の両ワイドにいた二人を穴埋めに使ったため。その安定感に納得と予想通りのつまらなさを感じ。センター中西の残像が見える今回の中途半端な表題を見るのに少し気持ち悪さを感じると思っていた。
代役センター二人が踊ったActuallyはもはや別曲だった。
中西がセンターであるActuallyを非難しているのではない、今回の表題は
Actuallyが、中西、齋藤山下、それぞれのセンターによって色を変えるのを楽しむことができるということを言いたい。
Actuallyには二つの完成形があった
【Actuallyドラマpv】〜運営はどこまでわかっていたのか
中西センターのActuallyのmvのなかには、20分くらいのショートムービがあった。
【ホラーテイストのショートムービー】
最初のシーンは山下が齋藤を 『飛鳥!』と呼ぶ。
僕の親は 『飛鳥呼びはダメやろ笑』とか言って。和やかだったが。
それもつかの間、それからは 色々な怖さを感じた。
と山下は 引いても押しても開かないドアがある部屋に閉じ込めた。
殺そうとしたのだ。この辺りの演出、二人の演技から、軽いpvではないことを悟った。
山下が齋藤に言ったことも、解釈は自由だが、どうしても今の状況とリンクさせてしまう。
まるで今起こっていることが、予言されていたかのように。怖い、
齋藤と中西の対面のシーン
齋藤は『怖かったね戻ろう』というが
意味深である。乃木坂の古い歴史や伝統なのか、旧ファンの声なのか、運営は何と対比したのか。
齋藤は嘘をつく、そんなわけないじゃない。
ただ、中西にはすべてわかっているようだった。怖かった。
齋藤はみんなの中にある揺るぎない居場所があると答えるが。
それは窮屈であると中西も答える。
齋藤には芯をつかれたのか、食い気味に、それを否定する。
どんな演出なのか。今の飛鳥の前に過去の飛鳥を映すかのように中西をおいたのか。
飛鳥は中西を救えなかった。救わなかった。
中西はそのまま戻っていった。これから乃木坂に悪い風が混じるそんな先が見える演出だった。
齋藤は戻って。これは仕方のないこと。受け止めよう。と山下に伝える。
二人はこれから、この変化に耐えていく、そんな覚悟を決め歩き出した。
それぞれ違う道を歩んで交差する、山下齋藤 中西
【リンクする部分】
・開かない部屋に閉じ込められる。 活動自粛、人々からの非難
・戻る居場所がない 活動復帰の不可能性
・仲間から遊離している 過去
・彼女が来たことで何か大きな変化が起きるんじゃないか、みんなの間に取り返しのつかない亀裂が入るんじゃないか
今の状況
たかが演出です。が、今とリンクしてしまう部分が多く。演出なのか?となってしまう。
逆に、中西が何にも悪い情報が流れず、炎上もなしで活動自粛もなくグループにいて、このpvを私たちが見たとしたら。何を感じるのだろうか。何も感じず、ただただ意味深なpvとなる。
この中西アルノがまだどういう人なのかファンがわかっていない中このキャラを演じさせるのは、炎上抜きにしても、中西に利益が一つもなく悪い印象が植え付けられのだ。
本当に意味深である。
その中西の件も今では岡本姫奈の炎上によって軽減されつつもある。
また色々チラつく。炎上商法なのか。どこまでが本当なのか。どこまで狙っていた。
運営はこうなることを知っていたのか。炎上して活動自粛まですべて演出なのか。
すごい今回の騒動の裏に無限の恐怖を抱く。
齋藤飛鳥さんは事前にそれを否定している。
ただわたしたちは、その裏に何がアルノかわからず、永遠に惑う。
現にSNSで岡本中西の色々な情報の流出、特定でみんな叩いているが。どこか楽しんでいるようにも見える。ひどいことではあるが、皮肉ではあるが。
乃木坂はエンターテイメントを乃木坂ファンだけでなく日本全体に届けていることになる。
こんな考察じみたことをしている筆者もこう言うふうにブログを書きながら楽しんでいる、
何を考えようにも正解がないことをみんな妄想し続け楽しんでる、そんな現状である。
⓵崩壊した建物跡で絶対的センター中西アルノが舞う
さあ ここのNEW centerに 中西アルノさんが入ったフォーメーションが本来のactuallyのフォーメーションとなる。
46時間テレビの初披露では、全てのカメラが中西を追い、まさに単独センターといわんばかりで、ネットでは「私の推しはバックダンサーかよ」など、推しがカメラに映らないこと、中西中心のパフォーマンスに苛立っていた。柴田柚菜ちゃんの初選抜の曲でありながらもぼくたちの記憶に残るかわからない。中西アルノの曲 だった。
そんな中西アルノちゃんがセンターverのMVを見てみた。
ボロボロに崩れた建物の跡地で中西アルノが舞う。
この撮影風景の選択には、今まで積み上げた乃木坂というものの崩壊を意味するのか。とても意味深である。センターの中西アルノの表情からは、狂気、エゴイズムを感じる。
周りのメンバーからは 絶望 悲しみ
特に山下、三列目メンバーから強く感じる。
MVの構成は主にダンスパートを中西アルノを中心にうつすというかたち。
中西アルノの動きに連動し周りが、波のように広がるように動く。どうしても中西アルノ中心のうつりになる。
このダンス、カメラワーク、表情の違いが、中西アルノの単独センターを生み出している。
飛鳥がドラマpvで中西にグループから遊離しているように思えると指摘していたが。
本当に浮いている、あるグループの言葉を借りると。白い羊の群れに黒い羊が一匹いるように見える。
これは中西アルノの表情を含めた表現力を誉めるべきなのか。
恐ろしい。新人だぞ。
ただ。初選抜の柴田が見たい!もっと他のメンバーが見たい!となんか満足しきることはできないMV。
そんなものを、全て満たしてくれるactuallyの MVが存在する。
がんばれ中西