国語の先生。

私が国語の授業内で、正岡子規の

「いくたびも  
    雪の深さを
       尋ねけり」
という俳句についての感想文を書いた際に、この歳でこの語彙力は凄い。
正直私があなたと同じ歳の時にはこのような文章はとてもじゃないが書けなかった。と褒めて下さり、更にクラス内でも発表して、「素晴らしい」と褒めて下さった事が、今年度も終わるというのにずっと心に残っています。

この感想文を通して、新たな先生と仲良くしていただけるようにもなりました。

「国語の先生に見せていただいたよ。
凄いね、正岡子規が好きなのかい?」と聞いて下さり、そこから時々お話していただけるようになりました。

私自身、元々正岡子規が好きだったという訳ではないですが。
正岡子規の置かれていた環境や、その周囲の方々について知り、私の思ったままに書いた感想文をとても褒めていただいて涙が出るくらい嬉しかったので、正岡子規について調べてみようかなと思ったりも。

残念ながら、私の進路は理系で、これからの人生の中でこのように国語の授業で褒められるなどの機会はないかもしれませんが。
だからこそ、でしょうか。きっとこの出来事は一生忘れません。

国語の先生、もう一人の先生、私の人生の中で国語に関する良い思い出を作ってくださり、本当にありがとうございました。

卒業して、お会いできなくなってしまうのは本当に悲しく寂しいですが、これからも沢山国語に触れて生きていこうと決心致しました。

いつかまたお話させて頂く機会があると信じて、次の道へ。理系の道へ進んで行こうと思います。

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