司法予備試験と就活の二刀流苦学生の備忘録4〜絶望〜
紳士淑女のみなさま、ご機嫌よう。
れににです。
圧倒的に更新が滞ってしまいました。
このタイミングでnoteを執筆している、察しの良い方ならすでにお察しかと思いますが、司法予備試験、なんと短答で大爆死。
さて、その様子を振り返っていきましょう。
時は遡ること6月。
就活の二刀流ということで、そっちについてのビッグイベントを。
無駄にプライドの高い私は、「え、なんの会社?」と聞かれることを忌避し、いわゆる「ミーハー就活」を行っていた。
企業選びの基準は2つ。
・自分が今まで生きてて聞いたことがある企業。
・平均年収が1000万以上
アホである。就活を3年に上がった直後から頑張っていた同級生を見なかったのか?予備試験の勉強を言い訳にのらりくらりと就活を回避し続け、重い腰をあげたのが年明け頃。
つまり本選考からの就活参戦である。
繰り返す。アホである。
それなのにも無駄に高いプライドが上記二つの基準を妥協することを許さず、連戦連敗。わかりきったことであったのに精神を病み続ける。
そんな中、6月上旬、無事に上記二つを満たす企業2社から内定をいただいた。どちらも法務部での採用で、私はガクチカに予備試験の勉強を全面に押し出していた。
大きな口を叩いてしまった手前、落ちることは許されない。
内定が出たことによってさらに自分にプレッシャーがかかってしまった。就活体験記についてはまた後日次の記事にて書いてみようかと思う。
そして6月末。某塾の短答模試である。
そこで私は驚異の上振れを見せてしまうのであった。
全国総合11位
これは来た。私の時代の幕開けだ。そう確信した。
しかし、自信とともに心を蝕んだのはさらなるプレッシャーだった。
模試でこれだけの結果を残しておいて、本番での失態は許されない。
そこから本番までの毎晩、布団に入っては泣いて、泣き疲れて寝る、の繰り返しであった。
そして迎える本番。
正直ほとんど記憶がない。
防衛本能が記憶を抹消したのであろうか。結果は自分でもドン引きの大コケ。なんなら昨年よりも悪化している。
いつになく絶望を感じた。
自信の喪失。将来への絶望。自分への失望。
立ち直れるはずがなかった。立ち直る唯一の手段は来年度での合格。
悔しさで勉強をすぐに再開したはよかったものの、法律の文面を読むこと、短答の問題を解くことに酷くトラウマを抱いてしまい、身が入らない。
そんなこんなで早2ヶ月が過ぎようとしている。
立ち直れてはいないし、いまだに現実と向き合うのを避けてしまっている。
湿っぽくなってしまった。
何はともあれ、明日からの論文試験を受験の同志よ、幸あれ。
それではご高覧いただきありがとうございました。
ごきげんよう。