大神砕 シンリョク・ガリバーというカードの可能性について。
ご挨拶
皆さま、はじめまして。
蓮華と申します。
今回はデュエル・マスターズで私の一番好きなカード《大神砕 シンリョク・ガリバー》というカードとそれをキーカードに据えたデッキについて解説していきたいと思います。
はじめてのnote、拙い部分もありますが、どうか温かい目で読んでいただけましたら幸いです。
突然ですが、みなさん。
シンリョク・ガリバー、してますか。
僕は…、
いや、誰だよ。
知らねぇよ、んな骨董クリーチャー。
そんな方も当然いらっしゃると思うので
私の10年来の相棒について紹介したいと思います。
《大神砕 シンリョク・ガリバー》
このクリーチャーは勝太編の一番初めのパックエピソード1《ファースト・コンタクト》に収録され、以降再録はされていません。
同エキスパンションで登場した友好色進化サイクルの1体で、登場時にマナゾーンから光か火のカードを1枚、シールド化する能力を持ちます。
同期で同じスーパーレアには後々【Nエクス】として大いに活躍する《サイバー・N・ワールド》や、現在のプレミアム殿堂カード《ヴォルグ・サンダー》の相棒として活躍した《復活の祈祷師ザビ・ミラ》などが居ます。
彼らに比べると少し地味なシンリョク・ガリバーですが、その強さは唯一無二です。
というのも彼が盾に仕込める光のS・トリガーにはデュエル・マスターズ始まって以来最強の一角とも言える《スパーク》呪文があるからです。シンリョクのガリバーの効果によってこの呪文を盾へと仕込むことで確実な1ターン防御を得ることができます。
第1弾からその猛威をふるい続けるこのカードも今ではさまざまなツインパクトカードとなり、多くのビートデッキ使いに辛酸を舐めさせています。
さらにこれらのツインパクトカードのクリーチャー面はいずれも光又は火のクリーチャーとなっており、シンリョク・ガリバーの進化元になることができます。
それぞれ呪文面での役割は同じですが、上面での差別化が可能であるため、デッキ構築によって入れ替えたいところです。
シンリョク・ガリバーの強み
一方で、シンリョク・ガリバーと役割が被るようなカードも多数存在します。
代表的な例で言うと《音感の精霊龍 エメラルーダ》がありますね。
試しにエメラルーダとシンリョク・ガリバーを比較した時になにがガリバーの強みだと言えるでしょうか。
私は2点あると思います。
1.進化クリーチャーである点
2.マナから盾へと仕込みを行える点
それぞれ細かく解説します。
1.進化クリーチャーである点
進化クリーチャーであることのそもそもの利点、それは間違いなく「出たターンに攻撃が出来る」ことでしょう。
また、進化設計図等のサポートを受けれることもメリットとして挙げられます。
2.マナから盾を仕込みを行える点
こちらはシンリョク・ガリバーが自然文明を持っているが故の強さとなっています。現状多くの盾仕込みは光文明・水文明となっており、その多くは「手札」からです。つまり、仕込むその瞬間まで手札に保持しておく必要があります。デュエル・マスターズは手札破壊が戦略の一つとして確立されており、マナ破壊よりも比較的容易に行うことが可能です。従ってキーカードをより破壊されづらいゾーンは逃すことができると言うのが強みとしてあげることができます。
一方で、マナゾーンは非公開領域である手札と異なり、公開領域であるため、仕込んだ盾による奇襲性は薄いというデメリットもあります。
以上2点からシンリョク・ガリバーの強みを存分に生かすためには、①出来るだけ早い段階から相手の盾を割る攻めっ気の強いデッキ。②防御札となり得るS・トリガーをマナゾーンへと置くことが出来るマナ加速を活用するデッキ。
がデッキの特性として求められ、また、
③上記特性(速攻・マナ加速)から手札リソースの枯渇が想定されるため、他のゾーンから直接攻撃リソースを確保することが可能であるとより好ましい。
と考えることができます。
おわりに
ここまでの思考を元にわたしが友人と一から作り上げたデッキが【火光自然ガリバー】というデッキになります。
次の記事では、そのデッキについて紹介したいと思います。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。