【本気ボンバー!!】リースガリバーの構築解説記事【デュエル・マスターズ】2024/10/16
こんにちは、蓮華です。
今回は、アドバンスフォーマットの【リースガリバー】の紹介です。
最近記事もさぼり気味だったとのことで、ふとnote関連のツイートが回ってきたこのタイミングでのオリジナルデッキの構築をつらつらと書こうかなと思います。
というか、このタイプのオリジナルデッキは作成者=使用者なので、私が研究成果を発表しないといけませんね。某ガチなサイトのデッキ解説記事を基になんとか書いてみようかと思います。
参考文献はこちら▶
基になっている小学校の頃の思い出、狂気の【4c速攻】は、下にリンク貼っておきますので良ければ見てみてください。
小学校の頃の思い出▶
成り立ちからして読んでいる皆様に役立つかは不明ですが、是非最後までお付き合いください。
目次
はじめに
【リースガリバー】特徴
デッキリスト
各カード解説
採用カード解説
おわりに
はじめに
どんなカードゲームにおいても、いや将棋などの盤上遊戯からして、いやサッカーのような身体を動かすゲームにおいても自分と相手の2者がいる場合必ず「攻め」と「守り」が存在する。
特にデュエルマスターズは「シールドトリガー」という守りの一発逆転の要素があるデュエマだからこそ、攻めにおいてその返しをいかに抑制できるか、守りにおいて相手の攻めをどのようにいなすか、『いきなりつよいデッキ』の題材になるようにこの考え方は非常に基本的かつ重要なものなのであろう。
「ブレイズクロ―」と「ヘブンズ・ゲート」。
そして対極に位置する両方のテーマを繋ぐアプローチとして参考文献で提唱されていたのは「中速」のデッキ【ダイナボルト】。「速攻」の堅実な基盤確保と「コントロール」の後半の爆発力・道筋の確保。両面を持った「バランス」に長けたデッキとして扱われています。
【リースガリバー】の特徴
このデッキを語るうえで欠かせない2枚のカードそれが《大神砕 シンリョク・ガリバー》と《爆龍皇 ダイナボルト》です。参考文献においてはこのタイプのデッキは【リースダイナボルト】とされています。それぞれのカードを見る事でよりこのデッキについての理解を深めることが出来ますので、採用カード解説に先駆けてそれぞれ見ていきたいと思います。
E1で登場した進化クリーチャーサイクルのうちの一体で、全体でも珍しい自身とは異なる文明を持つクリーチャーから進化します。シールドに仕込むことが出来るカードには火文明・光文明限定という文明の制限はあるものの《深緑の魔方陣》と同様の効果を持ち、「守り」を強化する効果を所持しています。また一方で魔方陣と比較して自身は進化クリーチャーというすぐに攻撃が出来る肉体を得たことによってビートに適性を得ています。
十王篇で登場したチームボンバーが所持するキーワード能力「マジボンバー」。キングマスターたるダイナボルトが所持する「W・マジボンバー」は単純に単なるチームメンバーの2倍の出力を有しており、《ダイナボルト》1体から最大計12コストを踏み倒す文字通り爆発的な展開力を有しています。
《大神砕シンリョク・ガリバー》による「攻め」と「守り」の両立、極めて安定したその動きが《爆龍皇 ダイナボルト》による爆発力をサポートする。そして《ダイナボルト》の起動がスイッチとなって「攻め」と「守り」のテンポが反転する。まさしく「攻めながら守る」がこのデッキの最大の特徴です。
デッキレシピ
ということで早速現在のデッキリストの公開と、続いて各カードの解説をしたいと思います。
各カード解説
コンセプトカード
爆龍皇 ダイナボルト KGM 光/火文明 (7)
クリーチャー:ダイナマイト・ドラゴン/チームボンバー 9500
スピードアタッカー
W・ブレイカー
<W・マジボンバー>6(このクリーチャーが攻撃する時、自分の山札の上から2枚を見る。コスト6以下のクリーチャーを2体まで、その山札の2枚または自分の手札から選び、バトルゾーンに出す。見た山札の残りを好きな順序で山札の一番上に戻す)
このデッキの切り札であり、明確に攻守切り替えのスイッチの役割を担っています。
主に下記の2枚を介してマナブーストから最速4ターン目に降臨します。
この世全ての6コスト以下を救う存在であり、実際に救っている姿も度々散見されます。
《ドラゴンズ・サイン》
【 呪文 】 文明 光 / コスト5
S・トリガー(この呪文をシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ唱えてもよい)
コスト7以下の、進化ではない光のドラゴンを1体、自分の手札からバトルゾーンに出す。次の自分のターンのはじめまで、そのクリーチャーは「ブロッカー」を得る。
《フェアリー・ギフト》
【 呪文 】 文明 自然 / パワー- / コスト1
このターン、次に召喚するクリーチャー1体は支払うコストが3少なくなる。ただしコストは1より少なくならない。※殿堂入り
《爆龍皇 ダイナボルト》を最速で降臨させるために採用。
《ドラゴンズ・サイン》は《大神砕 シンリョク・ガリバー》でマナから盾に仕込むことが出来るほか、出したクリーチャーにブロッカーを与えるので受け札としても役割をもちます。天門こと《ヘブンズ・ゲート》ではないにしろ1体以上相手の攻撃を止める防御力を発揮してくれます。またこのデッキで他に呼び出し先となる《最終龍覇 ロージア》も多種多様なドラグハートの活用によって強い盤面を作り上げてくれるため、このデッキにおいては最低限この5マナを目指す動きが主軸となります。
《フェアリー・ギフト》も基本的には同様の役割を期待していますが、2マナで4マナのクリーチャー、4マナで6マナのクリーチャーを召喚できるなど殿堂カードにふさわしい働きをしてくれます。
マナブースト
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》
天体妖精エスメル VR 自然文明 (2) クリーチャー:スノーフェアリー 2000
このクリーチャーが出た時、自分のシールドを1つマナゾーンに置いてもよい。
「お茶はいかがですか?」 VR 光文明 (4) 呪文
S・トリガー
自分の山札の上から1枚目をシールド化する。次の自分のターンのはじめに、自分のシールドを1つ、手札に加える。ただし、その「S・トリガー」は使えない。
《シェル・アルカザール》
C 自然文明 (2)クリーチャー:コロニー・ビートル 1000
S・トリガー
(このクリーチャーをシールドゾーンから手札に加える時、コストを支払わずにすぐ召喚してもよい)
このクリーチャーが出た時、コスト3以下のエレメントを1つ選び、持ち主のマナゾーンにタップして置いてもよい。
4ターン目に最速の《爆龍皇 ダイナボルト》へアクセスするための2コスト初動として《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》《シェル・アルカザール》を各4枚採用。
自然文明採用のメリットは積極的にマナを伸ばせることにあり、特に後述する3ターン目により積極的な動きを自然に誘導してくれます。
《天体妖精エスメル/「お茶はいかがですか?」》のクリーチャー面はビートデッキの側面を持つこのデッキにおいては非常に優秀であり、シールドからのマナチャージもS・Tがマナに落ちてしまった時は悲しい気持ちになりこそすれ、後述の理由からもシールドの数を減らすこと自体はそれほどデメリットでもないため、《シンリョク・ガリバー》の進化元にならない点を除けばすべてのスペックが非常に素晴らしいものとなっています。
呪文面も《ドラゴンズ・サイン》を撃つための光マナ確保と堅実なS・Tを兼ね備えており、また2ターン目のマナブーストから繋がれば、最低限シールドを経由した1ドローとしても利用することが可能であり両面ともに利用可能な非常に優秀な1枚になっています。
《シェル・アルカザール》はかつては《フェアリー・ライフ》や《フェアリー・Re:ライフ》が入っていた枠でしたが、《ダイナボルト》のデッキにおいてはクリーチャー比率を高めたい点と《Re:ライフ》ほどの確実性は無いものの《フェアリー・ライフ》以上には防御札として機能する点と、エレメント除去として青魔道具の《新世壊》などのメタとして機能する点から採用しています。
(初めの一歩に入っていた1枚のフェアリー・ライフも報われるというもの。)
《風波の1号 ハムカツマン》
風波の1号 ハムカツマン UC 火/自然文明 (3)
クリーチャー:メガ・ドラゴン/革命軍/ハムカツ団 4000
G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、表向きにし、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない)
スピードアタッカー(このクリーチャーは召喚酔いしない)
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。
《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》
清浄のカルマ インカ R 自然文明 (2)クリーチャー:オラクル・セレス/スノーフェアリー 2000相手のクリーチャーは、相手の手札以外から出ない。
オキヨメ・水晶チャージャー R 自然文明 (3)呪文
プレイヤーを1人選ぶ。そのプレイヤーは、自身の墓地を山札に加えてシャッフルする。
水晶チャージャー(この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりに、裏向きにしてマナゾーンに置く)
主に2ターン目のマナブーストから繋いで、または3→5で《ドラゴンズ・サイン》により如実に繋がるマナブースト達です。
《風波の1号 ハムカツマン》はリメイク前の《風の1号 ハムカツマン》の時から採用しており、GSを得たばかりかパワーが3000もあがったため、殴り返しに強くなり、よりスピードアタッカーによる即時打点を活かしやすくなりました。やることは非常にシンプルなのですが、このデッキにおいてはダイナボルトがW・ブレイカーであるため先にシールドを1枚ブレイクしておくことで後々の打点形成を容易にしてくれます。
《清浄のカルマ インカ/オキヨメ・水晶チャージャー》は上下ともに優秀な1枚で、クリーチャー面はアドバンスフォーマットにおいて多くのデッキに採用されている《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒 ドギラゴンX》のP侵略・P革命チェンジやGR召喚・超次元クリーチャーを咎めるほか、墓地から展開を行う《死神覇王 ブラックXENARCH》や《百鬼の邪王門》、《邪帝斧 ボアロアックス》によるマナからの展開、メクレイドや《爆銀王剣 バトガイ刃斗》による山札からの捲りなど多岐にわたり効果を発揮する。
呪文面はマナブーストのほか、あらかじめ墓地を肥やすコンボデッキへのけん制にもなってくれます。またあまり使う機会があるわけではありませんが墓地を山札に戻すプレイヤーは自身も対象に選ぶことが出来るためゲーム終盤の山札回復としても活用することが可能です。
ダイナボルトからの出力先
ダイナボルトからの出力先はそのコストの都合上、ダイナボルト本体よりも先に着地することやダイナボルトが手札に引けていない場合に手札からコストを払って召喚する場合もあります。
《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》
ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」 VIC 火文明 (4)クリーチャー:アーマード・ドラゴン/アーマード・サムライ 6000
侍流ジェネレート(このクリーチャーが出た時、自分の手札にあるクロスギアを1枚、コストを支払わずにジェネレートしてもよい)
W・ブレイカー
このクリーチャーが出た時または攻撃する時、自分のシールドを1つブレイクしてもよい。そうしたら、相手のパワー6000以下のクリーチャーを1体選び、破壊する。
大感謝祭ビクトリーBESTにて現代向けにリメイクされた《ボルメテウス・武者・ドラゴン》であり、自分のシールドを1枚ブレイクすることで6000火力の除去を放つことが出来る。元々シールド焼却だったものがブレイクに変化しているため、暴発が狙えるようになっており、ブレイクしたものがS・Tでなくともシールド回収による1ドローと見做すこともできます。《フェアリー・ギフト》を経由することで2ターン目に着地することが可能であり、3ターン目から6000火力とW・ブレイクを行いながらシールドからの更なる暴発を狙うことも可能である。
《大神砕シンリョク・ガリバー》
大神砕シンリョク・ガリバー SR 自然文明 (6)
進化クリーチャー:ガイア・コマンド 7000+
進化−自分の光または火のクリーチャー1体の上に置く。
このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、光または火のカードを1枚、自分のマナゾーンから選ぶ。そのカードを裏向きにして、新しいシールドとして自分のシールドゾーンに加える。
パワーアタッカー+3000
W・ブレイカー
このデッキにおけるキーカード。
《ダイナボルト》と《ドラゴンズ・サイン》に救われた。
本来カラーパイではシールド追加は光文明の領域であり、能力としても珍しい。かつては《ホーリー・スパーク》や《破壊者 シュトルム》を仕込むことによってシールドをより強固なものにしていたが、それぞれの文明のS・Tがインフレによって強化されるたびによりドンドン強くなっていく。
前述の《ボルメテウス・武者・ドラゴン「武偉」》のセルフブレイクと組み合わせることで、任意の火または光のS・Tをマナから確定で発動させることが可能になる。
《王道の革命 ドギラゴン》
王道の革命 ドギラゴン SR 光/火/自然文明 (5)クリーチャー:メガ・コマンド・ドラゴン/革命軍 5000+
ブロッカー
スピードアタッカー
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から2枚をマナゾーンに置く。その後、クリーチャーを1体、自分のマナゾーンから手札に戻す。
革命2:自分のシールドが2つ以下なら、自分のシールドゾーンから手札に加えるこのクリーチャーに「S・トリガー」を与える。
革命0:自分のシールドが1つもなければ、バトル中、このクリーチャーのパワーを+10000し、このクリーチャーがバトルに勝った時、アンタップする。
元々色が合わないながらも《切札勝太&カツキング -熱血の物語-》の採用を検討するほどだった本デッキにおいて、ブロッカー・即時打点・マナリソース管理を持つ非常にハイスペックな光のコマンド・ドラゴンであり、《ドラゴンズ・サイン》からも踏み倒すことが可能である。また5マナ時に《ドラゴンズ・サイン》が無い場合や、《ダイナボルト》がマナに落ちてしまった場合の中継地点として非常に優秀である。またデッキそのものと色が合うマナ基盤として非常に優秀ながら自然文明を持つため《邪帝斧 ボアロアックス》によって手軽にマナゾーンから、かつマナの総数を減らすことなくマナゾーンから踏み倒すことができる。革命2によるS・T化を持つため、《エスメル》→《「武威」》の登場時効果→《「武威」》の攻撃時効果と使うことでも丁度出すことが出来る。
《最終龍覇 ロージア》
最終龍覇 ロージア P(R) 光文明 (6)クリーチャー:エンジェル・コマンド・ドラゴン/ジャスティス・ウイング/ドラグナー 3500
S・トリガー
ブロッカー
このクリーチャーが出た時、自分のマナゾーンにあるカードと同じ文明を持つ、コスト4以下のドラグハート・ウエポンを1枚、自分の超次元ゾーンから出す。(このクリーチャーに装備して出す)
単体でデュエルマスターズ内でも最強格のS・トリガーであり、光のドラゴンなため、《ドラゴンズ・サイン》にも対応しています。出た際に多様なドラグハート・ウエポンを装備することが可能であり、装備するウエポンの詳細とそれに伴う運用法は後述しますが、その対応力でもってこのデッキのビート性能・コントロール性能を一段階上のものにしています。
《単騎連射 マグナム》
単騎連射 マグナム P(R) 火文明 (3)クリーチャー:アウトレイジ 3000自分のターン中に、相手のクリーチャーが出る時、そのクリーチャーはかわりに持ち主の墓地に置かれる。※殿堂入り
言わずと知れた『逆転』メタですが、《ダイナボルト》はもちろん、本質がビートである本デッキとの相性は非常にいいです。特に現代は【天門】や《逆転の影 ガレック》、同タイプの《最終龍覇 ロージア》や《流星のガイアッシュ・カイザー》など強力なカウンター札も多いためそれらを簡単にケアできる点はやはり殿堂カードの風格がある。
その他採用カード(超次元)
ドラグハート・ウエポンには本当に多様な種類があるため説明が十分ではない箇所もあることが懸念されるため非常に参考になる動画を下記に添付します。より詳しく知りたい場合は参照していただくのがいいかと思います。
《銀河大剣 ガイハート/熱血星龍 ガイギンガ》
装備したクリーチャーにスピードアタッカーを付与し、2体目のクリーチャーのアタック後に龍解。非常に強力な疑似選択耐性をもった7000火力スピードアタッカーとなります。このデッキでは主にダイナボルトからのワンショットプランを取る際に選択しがち。
《将龍剣 ガイアール / 猛烈将龍 ガイバーン》
《ロージア》本体のブロッカーと合わせ盤面除去を行える受け札として採用が可能。龍解は難しいが後述の《ガイラオウ》と組み合わせることで可能でもある。
また後述の《デッドアックス》とも相性が良い。
《邪帝斧 ボアロアックス》/《邪帝遺跡 ボアロパゴス》/《我臥牙 ヴェロキボアロス》
バトルゾーンに出した時と装備クリーチャーが攻撃する時に自然のコスト5以下のクリーチャー1体を自分のマナゾーンからコスト踏み倒しできる能力をもち、このデッキにおいては《エスメル》《アルカザール》《ハムカツマン》《インカ》《王道ドギラゴン》を呼び出す。《インカ》は相手のデッキによってはS・トリガーケアとなる他、《ハムカツマン》《王道ドギラゴン》はマナが減ることが無い即時打点の生成、《エスメル》はシールドの枚数調整、《アルカザール》はエレメント除去など様々な役割を担うことが出来る。
《百獣槍 ジャベレオン》/《百獣聖堂 レオサイユ》/《頂天聖 レオザワルド》
装備クリーチャーにエスケープ能力、破壊耐性を付与する。シールドの数に応じた龍解条件はシールド枚数を積極的に操作するこのデッキと相性が良く、レオザワルドまでも到達可能である。
また《ダイナボルト》のパワーは9500とお世辞にも高いとは言えないため、レオサイユによる光クリーチャーへの耐性付与は心強い。
《邪帝斧 デッドアックス/真なる邪悪 ザ=デッドマン》
新時代のドラグハートであり、後述する《ガイオウバーン》《レッドゾーン・バスター》とも相性が良く、主にこのデッキでは盤面を処理して次のターンに決めきるためのコントロールプランを取るために装備することが多い。
《覇闘将龍剣 ガイオウバーン》/《勝利の覇闘 ガイラオウ》
コスト5のため《ロージア》から直接は出せないが《デッドアックス》を経由することで相手の《ボルシャック・栄光・ルピア》などを倒しながら展開、そのままバトル効果で龍解も可能である。龍解後はパワー11000以下の相手クリーチャーの初回の自分への攻撃をけん制できる。
スピードアタッカーを持つため龍解後すぐに攻撃することが可能であり、《デッドアックス》から連鎖して《ガイアール》が盤面にあれば、そちらの龍解を誘発することもできる。
《始まりの龍装具 ビギニング・スタート》/《終わりの天魔龍 ファイナル・ジ・エンド》
主に呼び出すドラグナーは《ロージア》であり、《ロージア》は自前でブロッカーを持つため効果を発揮する場面はあまりないのですが、《デッドアックス》から相手の火光闇文明のクリーチャーを倒すことで呼び出すことが出来ます。龍解条件も呼び出す際におおよそ満たしており最低限相手のクリーチャーをスレイヤーで道連れに出来るパワー9000のブロッカーを用意することが出来ます。
《轟く覚醒 レッドゾーン・バスター》/《蒼き覚醒 ドギラゴンX》
主に使うのは《レッドゾーン・バスター》の方であり、本デッキにおいては《王道ドギラゴン》と《ロージア》が進化元になります。両者とも素の状態はブレイカー能力をもたないためブレイクできるシールドは1枚ですが、P侵略をすることで大きく打点数を伸ばすことが可能です。前者は元からスピードアタッカー、後者も《ガイハート》や《デッドアックス》を装備することで出たターンから攻撃することは可能になるため、ダイナボルトのマジボンバー→どちらかをP侵略させることで相手の初期シールド5枚を割り切る事が出来ます。
《ドギラゴンX》の方も《ファイナル・ジ・エンド》から革命チェンジすることが可能であり、【天門】などを相手にした際にはブロックされない最後の押し込みとして使うこともできます。
おわりに
それぞれのカード、シナジーがデッキ単位で非常に有機的に絡み合い、外部ゾーン、更には相手のデッキとすら噛み合って大きく展開するこのデッキ。実のところオリジナルの方の構築が迷いに迷ってまして、アドバンスほど自信をもって紹介出来ないんですよね。アドバンスはロージアっていう最強の出力先があって本当に助かります。しかもこのデッキ、《「武威」》のブレイクで結構暴発するんですよね。こないだなんてギフト武威からドラサイダイナボルトマグナムロージアしてしまって対戦相手にスリーブのマークド確認されましたからね。でも流石にその気持ちは分かる。デュエキング2024はあまり採用できそうな新規カードは無さそうですが、《エスメル》《レッドゾーン・バスター》がデュエキングMAXレアになったりと割と楽しみにしています。
オリジナルの方では気になる新規カードもありますので、うまいこと形になったら書こうかなと思います。40枚だから解説文は短くなるだろうし。(今回、ドラグハート大変だった…。)
地味に一気に書き上げたので文末とかぐちゃぐちゃなんですよね。
タイミング見つけて編集したいと思います。
ではでは。