ウィンドファームの不適切な接地による焼損トラブル
本日は私の経験したウィンドファームの接地にまつわるトラブル事例の紹介です。
風力発電所は、発電機が数百メートルずつ個別に離れて多数点在し、広大な広さのウィンドファームを形成します。通常の発電所であれば、発電設備が1か所に固まっているので、発電所の接地系統はメッシュ接地とすることが一般的です。
しかし、ウィンドファームはエリアが広大ですので個別の風車設置位置に接地極を打って接地がとられます。この接地がウィンドファーム全体で適切に形成される必要があります。私のトラブル事例は、この接地が適切に形成されていなかったために、落雷によりケーブルが焼け焦げてしまいました。
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