洋上風力発電とカボタージュ制度
洋上風力発電の建設においては、SEP(Self Elevating Platform)船と呼ばれる自己昇降式台船が必要不可欠です。日本で洋上風力を建設する際に問題となっていた一つに、このSEP船の確保とカボタージュ制度があります。
カボタージュとは、同一国内の二つの港の間の運輸(内航海運)を意味しています。カボタージュ制度とは、国内産業を保護するために日本国内の港間移動に用いる内航船を日本船籍に制限する制度となります。すなわち外国船籍では、日本の港間の移動は禁止されています。
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