再エネ技術者のためのサークル立上げました!!
この度、再エネ業界で技術者をされている方の技術向上、悩みを解決するためにサークルを立ち上げました。
つくったきっかけは、私が電力会社から再エネ業界に転職をして技術相談が出来ずに一人で苦労した経験があるからです。
なぜ再エネ業界の技術者は苦労するかというと再エネ業界は下記の特徴があるからです。
・技術は専門(電気、機械、土木、建築等)に関わらず一纏めにされる
・開発業務(許認可等)も一緒に担当する
・技術担当の人数が少ない
・技術の意見が低く見れれがち
などなどです。
大企業は、階層をもった組織で業務範囲が明確になっていますが、再エネ業界はそうなっているところが少ないです。
専門でいうと、電力会社なら架空送電、地中送電、配電、変電、通信、土木、建築と部門も分かれています。更に発電所なら機械、電気、計装、土木、建築となっています。
それを技術だからと一纏めにされる。。。
専門外の分野について、どの程度まで、どこを目標にやっていいのかも分からず、上層部から激詰めされる日々。。。
私の専門は電気です!なんて通用しません。
きっと私と同じような状況の技術屋さんは多いと思います。
このサークルで皆さんの悩みを解決して再エネ業界で活躍できるエンジニアを増やしたいという思いで、このサークルを考えました。
下記は私の再エネ業界に入り、担当した内容や解決したトラブルです。
<開発業務>
・周辺企業への説明、挨拶
・住民説明会
・各種許認可業務の折衝
・発注先への金額交渉
・EPC、OM契約協議
<主な許認可業務>
・埋設ケーブルの占有許可取得
・環境アセスの作成、説明会
・工事計画届出作成
・保安監督部との折衝(工事計画届出、主任技術者届出、保安規程)
<技術>
・レンダー技術DD対応
・レンダー説明
・現地調査、フィジビィリティスタディー(太陽光、風力、バイオ、小水力)
・発電省評価
・風況解析
・工事進捗管理
・施工業者との関係構築
<トラブル解決事例>
・特高高圧ケーブル地絡
・工事中事故による責任所掌問題
・風車への落雷多発による破損
・造成法面の崩落
・技術側面からの収益性改善による案件化
<案件>
・太陽光発電
・風力発電
・バイオマス発電
・変動抑制蓄電池付き太陽光発電
・小水力(FSのみ)
・海外案件のFS
要はプロジェクトファイナンスの開発から建設まで一通り経験しています。
きっと皆さんのお悩みに有益なアドバイスができると思います。