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内外無差別な卸売とは、電力市場において、発電事業者が自社グループ内の小売事業者とグループ外の新規参入者(新電力)に対して、同等の条件で電力を卸売りすることを指します。これは、旧一般電気事業者(旧一電)やJERAなど、市場で大きなシェアを持つ事業者が、自社グループ内だけで有利な条件を提供し、市場競争を阻害することを防ぐ目的があります。
現在、日本の電力市場では「ゾーン制(Zonal Pricing)」が導入されています。この方式では、全国を複数の地理的エリアに分割し、各エリア内で単一の電力価格を設定しています。これにより、価格設定が簡素化され、市場参加者にとって理解しやすい仕組みとなっています。 ゾーン制の特徴とメリット:
11/9の四国エリアの停電について、その後の続報が出ています。 やはり下記記事で想定した通り、EPPSの指令値が残ったままになっている状態でEFCだけを停止したことで、本四連系事故後の振替え分の潮流が一気に流れたことによりUFRが動作して大規模停電に至ったようです。