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使用前自主検査や定期事業者検査の法定事業者検査を行った場合は、安全管理審査を受審する必要があります。 使用前自主検査においては、火力発電設備と燃料電池発電設備、定期事業者検査においては、上記に加えて風力発電設備について、登録安全管理審査機関が安全管理審査を実施することになっています。
回路を分岐する場合は分電盤を設けて、MCCBやELCBにて必要回路数に分岐するのが一般的ですが、最近面白い分岐接続材料を見かけたので紹介します。
Kタイプの熱電対は、安価かつ起電力特性の直接性が優れており、測定温度範囲も広いため、工業用として最も広く普及していており、熱電対を選定する際は、まずKタイプ選定します。しかし、Kタイプ特有の特性に気をつけなければいけません。
系統電圧には基準電圧がありますが、系統事故や受給バランスによって電圧は変動します。実際、どのくらいの電圧変動があるか、実際の傾倒電圧の計測値の実績を紹介します。
PSVRと似たような言葉にPSSというものがあります。PSVRは昨日の記事で解説したように送電端電圧一定制御することで、系統電圧が下がった先に発電機電圧をあげて、発電機の無効電力供給能力を最大限生かすことで電圧安定性を向上させる制御です。
発電機の端子電圧を一定にする制御装置をAVR(Automatic Voltage Regulator )、発電所の送電端電圧を一定にする制御装置をPSVR(Power System Voltage Regulator )と言います。発電端電圧を一定にすることと送電端電圧を一定にすること、これらが系統に対してはどのような役割をするかのか解説します。
ケーブルの色と言えば通常は黒ですが、発電所内のケーブルトレイには青や紫といった色のついたケーブルが布設されていることがあります。このケーブルは単純にカラフルな色を選んでいる訳ではありません。
再エネ業界に転職してから、案件がある度に様々な接続検討を実施してきましたが、最近、初めてのパターンにハマって苦労しています。接続検討資料の中に「様式5の1」という発電機制御系ブロック図というのがありますが、今まではこの資料に大きなツッコミが入ったことはありませんでした。
本日は出張で地方に行ってきましたが、珍しい送電線を目撃したので紹介します。
電力系統に蓄電池を接続して、充放電を行う系統蓄電池には、連系出力と連系容量があり、連系出力はkW、連系容量はkWhで表されます。
再エネ発電所の運営において、予期しない設備の故障により計画外停止が起きないように保守を行うことが、事業性の観点からも重要です。多くの発電所では年に1回、発電所を停止して、何らかの定期点検を行います。その停止時期については、それぞれの電源に応じて最適な時期が選ばれます。
系統側が停電の際に単独運転を防止する単独運転検出装置。発電所を高圧連系する場合は必須の設備です。そして単独運転をするとどうなるか?実際に広島県の小水力発電所で単独運転の珍しいケースが発生しました。
私が再エネ発電所を開発から建設、運営まで複数の案件を経験してきた中で、電気主任技術者ではなくプロジェクトの技術取り纏めとして客観的見てきて、電気主任技術者は明確に2つのタイプに分けられると思っています。
雷の事を日本では稲妻や稲光と呼びます。なぜ”稲”という字が入っているか?と疑問に思った人はいるのではないかと思います。雷と稲にどのような関係があるのか?この答えは最近読んでいる、エネルギーをめぐる旅、という書籍に記載がありましたので紹介します。