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電力会社の送電線と連系する変圧器のタップは、連系前に電力会社にてタップ整定の検討が行われます。例えば、66kVの送電線であれば、あくまで標準電圧が66kVであり、系統の潮流によって電圧は実際は変動しています。
電気主任技術者の実務は発電所運開後のメンテナンスや運転での業務がメインとなります。しかしながら、電気主任技術者の職務は、電気事業法第43条に記載されている通り、事業用電気工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督です。建設中も法的な役割を担っている事を忘れてはいけません。
エネルギーを外国に頼るのはエネルギー安全保障上、現実的発生する大きなリスクだと、今回の戦争で世の中は気付きました。 下の記事でもベトナムでは石炭の高騰により電力不足が懸念されています。
世界的な半導体不足の影響で発電所建設においても制御機器の納期が不透明になっています。半導体だけでなく、樹脂も不足しているようでブレーカーも手に入らない状況です。
バルブを扱い慣れている方であれば玉形弁もボール弁も一般的な弁で、構造もイメージできます。私も今でこそ慣れていますが、新入社員の時は少し混乱していました。
流体の流量を測定する計測器には、差圧流量計がプラントで多く用いられます。その中でも、流体の流れている管路に絞り機構を設け、絞りの前後に生じた圧力差を測定し流量を把握するものを絞り式流量計と言います。最も用いられる流量計です。
本日はNoteのマガジンを用いた電験勉強ツールの紹介です。 私は電験を取得しましたが、電験に合格してから実務以外で電気の勉強をする機会も殆どなく、明らかに電験取得を目指して勉強していた時からは理論的な計算はできなくなっています。(今、電験に合格しようとしたら結構大変かも。笑) そのため、記憶を蘇らせるために、桜庭裕介さんが運営する有料マガジン「電験マガジン」を購読しています。 電験の勉強していた時にあったらよかったな、と思ったので電験取得を目指す方へ紹介します。
ケーブルの静電容量はケーブルサイズが大きくなるとどうなるか? 本記事では、この問いを極力、数式に頼らず、静電容量の概念を含めて解説します。
お陰様で、無料のマガジンも含めて1年間の毎日発行を達成し、現在も発行を継続できております。 私のNoteで取り組みとしては、 ・再エネ技術者マガジン(300円/月)の発行 ・再エネ技術者会サークル(100円/月)の運営 ですが、新たな取り組みも考えています。
工場立会の価値について、下記の記事を始め何度か本マガジンで触れてきました。ここ最近思うことは、建設現場でのコミュニケーションも意識すれば同等の価値を生むことです。
自営線ケーブルの耐電圧試験は、直流耐電圧試験を行うのが、一般的です。ケーブルは静電容量が大きく充電電流が流れますので、交流耐圧試験の場合、静電容量を打ち消すリアクトルが必要となり、リアクトルを確保することは変圧器を持ってくるのと同等で困難なため、直流耐電圧試験が選択されます。
距離の長いケーブルの絶縁抵抗測定を行うと一瞬、抵抗がゼロ付近になりすぐさま無限大になることが良くあります。
蒸気の圧力を測定するには、主ラインから測定用の計装配管を分岐させて圧力計に蒸気を導入して測定します。
木質バイオマス発電所では、燃料に主に木質ペレットやヤシ殻、チップが使われます。これらはコンベアでボイラーに運ばれますが、移送の過程で粉塵が発生します。