大杉谷～日本最多雨地域でキャンプと登山
ここ何年か、日本海で海水浴というのが夏の定番だったのですが、コロナウィルスの影響で2020年夏は海の家の営業がなく、食べるものを自分で準備する必要があって、シングルバーナーとホットサンドメーカーを購入して海岸のオートキャンプ場でゆるいキャンプみたいな事をはじめたのが事のはじまりでありました。
今年の夏休みも同じく海水浴想定で予約した宿がまさかの営業休止。だったらテント買ってキャンプに行ってみようかという事になり、三重県の大杉谷林間キャンプ村に行く事になりました。
大杉谷ってどんなところ？
日本最大の多雨地域 秘境大杉谷渓谷は、大台ケ原から伊勢まで続く美しい清流『宮川』の最上流部に位置します。滝と吊り橋を渡りながら登山道を歩いて楽しむことができます。
今回は、キャンプも登山も初心者の自分たちは無理せずに行こうと決めて、
（１）初キャンプを楽しむ
（２）清流で汲んだ水で河原でコーヒーを淹れて楽しむ
この2点を今回のミッションにしました。
サイトバリエーション豊富！大杉谷林間キャンプ村
ベースキャンプを張った山深いたどり着くのが大変（？）なキャンプ場は、共用設備が整っており、広い敷地内にバンガローからテントサイト、区画サイズもさまざまに、お好みのスタイルでキャンプが楽しめます。
まずはベースキャンプを張って居どころを整えました。
5サイト中4サイトがコールマン。。。
タープを張ろうとしたところ、杉の木が微妙な位置にあって貼るのを断念したら雨が降ってきました。仕方がないので焚き火は諦めてサクッとBBQ用の食材をバーナーで調理して初日は早々と寝ることに。
次の日の登山道歩きに備えました。
今回のキャンプ飯
BBQ きゅうりとミニトマト、ホットサンド、オリジナルカレールーで創るキャンプカレー、カレーうどん、おにぎり
意外とカレールーが簡単にうまくいって、相方のイイねをいただいた為、今後いろんな味変しながらバリエーション開発していく事になりました。
ミッション１は充実のうちに出来たとおもいます。
中上級者向け！大杉谷渓谷登山道
今回のミッション２ 登山道トレッキング
某国営放送のトレッキング100で滝の第一位に輝いていた大杉谷。
番組では登山道についてはサラッとしか紹介されてませんでした。事前のSNSチェックもあまりせずぶっつけ本番です。（ダメだよな。。。）
登山道入り口は発電所の横を通った先にあります。大杉谷登山センターのHPに、美しい景色と川の紹介とともに、登山装備を確認せよ、登山届は必ず出す事、遭難事故への注意、とかなりリスクへの警告もありました。
現地をみてはじめて理解。
登山道の最初の難関、大日嵓（だいにちぐら）
足元は切り立った崖の鎖場からスタート。滑落に要注意！
わたしが帰るといえば帰ったと相方は後で話していました。
たしかに衝撃的な登山道であった事よ。。。
BUT、美しさも格別。苔むした世界は、
まるでもののけ姫の世界に迷い込んだかと思う！
吊り橋もあります。
案内役は、PAPALAのアウトドア担当、モンターニュことモンちゃん。
何本もの吊り橋を渡ってたくさんの鎖場を登ったり下ったり。。。
そろそろ給水。現地で汲んだ水でコーヒーを沸かして飲みたいので。
沸かすのはもちろんですが、浄水もします。
京良谷河原でコーヒーを淹れる
登山道前半の京良谷という河原に出れるところでお湯を沸かして豆を挽き、コーヒーを淹れました。
美しい川と青い空、フィトンチッドに満ちた登山道。
ゆっくり目に出発したので、日没までにベースキャンプに戻るにはこのへんで引き返さなければ。体力もあまり残ってませんでしたし。。。
それでも大満足な登山道トレッキングでした。
忘備録 立ち寄りたい所
大杉谷林間キャンプ村に来たら是非とも立ち寄りたいところ
大杉神社
キャンプ場のすぐそば、森の中にあります。
御神木の大杉は天然記念物に指定され、樹齢1000年以上ともいわれ、大切に祀られていました。
大杉谷登山センター
1階にはグッズや絵葉書が販売、たくさんの資料が閲覧可能で、
2階には、立派な大杉谷渓谷の立体模型があります。大台ヶ原まで続く地形が詳しく再現されていて、滝の多さや登山道の厳しさが理解できました。
本当は登山の前に寄っておくべきだと思ったけど後の祭り。
次来る時には滝を見れるように足腰も鍛えて準備したいと思いました。
必見！大杉谷の仙人＆おやじが魅力を語る
そして、ぜひとも紹介したい
自分自身も映像を拝見して、次回の予習にさせていただきたいと思いました。仙人さま、ドローン担当井坂さま じっくり楽しみに拝見させていただきます（＾＾）
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