何度も読み返す稀代のロックンローラー Jack White の言葉
Jack Whiteソロデビューアルバムに収録された Seventeen SaltinesのMVには衝撃を受けた。青い塗料をティーンがボーイフレンドの顔面に噴射したり、肥えた黒人が廃小屋でバットを振り回したり暴力性に富む。これぞロックの衝動である。彼が所属したThe White StripesのSeven Nation Armyは、2006年イタリアがサッカーW杯優勝時のアンセムだったし、今でもプレミアリーグで流れている。(London Calling ならぬ Tokyo Callingの時だ)
そんな彼の言葉を書き留めておこう。
That not all of art and creation was by happy accident. That much of it was done with purpose, and it was not only ok to do this, but the fulfillment of creativity, to be able to convey ideas and metaphors at every possible moment.
「新生児の泣き声ーこれこそがパンク・ロックに対する僕の定義だ」
ソニックユースのサーストン・ムーアの娘が生まれた時の言葉
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「人生は一本の縦線、横線じゃないし人には内面の世界があってそこは整頓されていない。だからこそ音楽やノイズは重要で美しいの」
「パンクって安全ピンとかそんな狭いものじゃない。心のあり方なの。それはエキサイトしたり、新しい何かを発見したり、物事を見極めようとする力。私は若い頃と同じように今も絵や詩を書いているし、一人の人間として変わらない。パンクとは、特定の格好や音楽ではなく、心の枠組み、自由であることよ」
パティ・スミス
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「人生とは、人生以外のことを夢中で考えている時にあるんだよ」
ジョン・レノン
生前最後のアルバム「ダブルフォーファンタジー」(オノヨーコとの共作)で、まだ幼かった息子ショーンに”ビューティフル・ボーイ”を捧げた時に生まれたもの。
十代で感じたロックンロールの衝動は、20代になれば忘れていく。つまみを0にしても、鳴り続ける、けたたましい情熱は、今も心の奥底にあるだろう。