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【ティンダングル】リバースデッキに厄災は期待のホープとなりうるか?

皆さんこんにちは!羚です( *・ω・)ノ

今回は『DARKWING BLAST』の記事3作目にして、私の書く記事で1番の人気を誇る記事のアップデートとなります。

昨今の環境ではやれティアラメンツだやれEM竜剣士だと血で血を洗う環境となっていて、もとより環境から離れたところでプレイしている私としてみれば
「ようやるなぁ‪(  ◜௰◝  )‬」
と言ったところ。

私と致しましても最近のカードのパワーが高く、皆さんの知ってるような環境でよく見る動きや、よく見るカードというのを使ってばっかではこの記事を書きはじめた当初の目的を失ってしまうんじゃないかって感じております。

そんな中『DARKWING BLAST』にはリバーステーマを比較的扱っている私としては記事にしなくてはいけないカードが出たんですよね。
しかも『WORLD PREMIUM PACK2022』にて更にそれを助長するカードも来日するときては黙っていることは不可能に近かったです。

いつ記事にしようか、来日してからでもいいのでは?という思考もある中、今回少しフライング気味となりますがテンションがかなり高い状態もあることからここいらで温めていたものを紹介したいと思います。

以前までの【ティンダングル】はこちらの記事をどうぞ!

それでは【ティンダングル】が織り成すリバースの世界をどうぞお目通し下さいませ。

爆発的な火力を生み出すカード

今回の記事を書くにあたっての理由になったカードから紹介をしたいと思います。
リバーステーマは瞬間火力に比較的乏しいテーマが多く、そんな中でも高い火力を誇る【サブテラー】から全リバース待望の火力とサポートを両立する非常に優れたカードをKONAMIさんはくれました。

『地中界の災厄』
  1. 裏側のモンスターは相手の効果の対象にならない対象耐性の付与。最近は対象にとるカードも増えてきてこの耐性があることないことでは大きな差ができてしまいました。天獄の王で破壊耐性はあっても対象耐性がないせいで破壊以外で除去されたなんてことは多々あります。非常に助かりますね!

  2. このカードがある時にリバースしたモンスターの攻守力を1500あげるというもの。【ティンダングル】においては、攻撃力0の『ティンダングル・ジレルス』や『ティンダングル・トリニティ』をリバースするために攻撃表示にすることが後者はそんなにないにしろ前者は多々あります。そのまま0を置いておいてしまうと戦闘破壊耐性もあってかサンドバッグになってしまう…そんな状況を比較的解決してくれます。それは確かに大きいですが『ティンダングル・ハウンド』を用いた時の恩恵があまり気も大きすぎる。理由は後ほど見出しをつけて紹介したいと思います。

  3. 被破壊時に墓地のモンスターを裏側蘇生。何を言ってるんだこいつは状態とはこのこと。裏側ということでリンクモンスターには対応してなかったりしますが【ティンダングル】はリバーステーマ、しかもリンクモンスターみたいなエクストラをそんなに多様しないタイプのテーマとなり、リバース時の効果が割とおかしい効果をしてるものが多いので助かります。対象耐性を嫌って破壊してきたらここぞとばかりに蘇生してやりましょう。

対象耐性付与、攻守1500up、被破壊で裏側蘇生とティンダングルに欲しい効果が全て詰まっているこのカード…サーチできないことを差し置いても強い。本当に強い。


ティンダングルとの親和性

リバーステーマというものは古よりステータスに恵まれない掟を持ったものが多く、サブテラーがその掟を破ったもののそれ以外のテーマは比較的大人しい攻守をしています。

それはティンダングルも同じことで、ことティンダングルにおいては攻撃力より守備力のが高いものが多く、打点で競り勝つとなると限られた手段しかなく『ナーゲルの守護天』のダメージ倍加効果も発動こそすれそのダメージは微々たるものが多かったのです。

高いところで『ティンダングル・ハウンド』の効果発動してない2500、次点で『ティンダングル・イントルーダー』の2200といささか打点に不満はありました。
ハウンドこそ打点上昇出来ますが、裏側にしないといけない都合上リンクモンスターを対象に取れず、しかも対象をとるので取るモンスターが打点の高さ的にこちらのモンスターしかいないなんて状況も多々ありました。
イントルーダーくんには毎度お騒がせしました。

え?『ティンダングル・アキュート・ケルベロス』?出せたらモンスターとしては『ジェルゴンヌの終焉』ありきとなりますが打点と耐性で言えば確かに強い方ではありました。

ただちょっと出しても強いけど出さない方が強い場面が多いせいか出すのに少し躊躇うのがなって印象。

そんな中『地中界の厄災』がでたおかげでハウンドは素で4000になり攻撃力0達も1500と攻撃するに十分な数値となりました。
攻撃力が低いティンダングル達は守備が高いので平均して3000近い守備力を得ているので『ナーゲルの守護天』なしでもそれなりの耐久を見せてくれます。
永続効果なので裏側になってるモンスターを攻撃されたら表になった瞬間上がるのも嬉しいですね。

総じて壁としての機能はアホほど高いティンダングルに打点を付け足してくれた救世主となりえます。デッキに余裕があるなら複数枚採用したいところですね。

『ティンダングル・ハウンド』との相性の良さ

元来【ティンダングル】とは『ジェルゴンヌの終焉』のバーンダメージ、『ナーゲルの守護天』によるダメージ倍加効果によるビートダウンをしていくリバーステーマです。
前者のバーンは爆発力こそあれそれをメインにするにはあまりにも相手依存が強すぎました。専用フィールド魔法『オイラー・サーキット』を使えば一応使えたりするのですがあちらは自分のスタンバイフェイズにしかコントロールを渡せず、そのコントロール力から除去される事もそれなりにあることから採用が見送られるカードの筆頭です。

正直魔鍾洞がいた時は保険として入れてましたが、魔鍾洞亡き今はまじで本当に採用価値が見つからない…。
今回の紹介するカードを入れる場合は尚更入れれないカードとなってしまったのはちょっと考えもの。

閑話休題

後者の戦闘ダメージ倍加効果は攻撃力の問題で倍加してもキルするには不安なところが多かったんです。2500+効果による上昇ではせいぜい4000がいいとこでした。
倍加してこれなんです。

事前に削れてればいいですけれど【ティンダングル】くんにはそんな頻繁にダメージを稼げるデッキでは無いのです。

そんな中、このカードの登場により『ティンダングル・ハウンド』と『ナーゲルの守護天』と『地中界の厄災』のキルまで持って行くレベルの火力を手にしました。

ハウンドの2500に厄災の1500で既に4000。
仮に自分のイントルーダーを効果の打点上昇に使ったとして6600まで上がります。

そうなれば3000程度の相手モンスターを攻撃した時の相手へのダメージは3600の倍である7200に登ります。
もちろん2600以下のモンスターを攻撃したのならば8000ラインに届きます。

これのどれほど嬉しいことか…

【ティンダングル】としては『ナーゲルの守護天』の効果上、モンスターの数で攻撃すると言うより一体に集約して攻撃した方が効率がいいので非常に助かります。
とはいえ全体が1500上がるので8000に届かないんだとしてもイントルーダーが攻撃力3700になったり、フィールドに残りやすい『ティンダングル・エンジェル』でさえ2000の攻撃力を得てるのでそのまま殴り勝つなんてことも可能になりました。

リバースして効果発動しそのままデュエルを終わりにしかねないこのカードはやはりティンダングルでの救世主そのものでしょう。

サン アンド ムーンの登場

主題は先のカードとなりますがそれは一旦置いておいて、『WORLD PREMIUM  PACK 2022』にて海外先行収録されている『サン
アンド ムーン』の存在も大きいです。

まだ来日前ということもありカードがまだなく、画像を載せるにはちょっと危ないので公式サイトを載せておくことをご了承くださいm(_ _)m

祝!発売!
画像に差し替えます。

効果としては
相手モンスターと自分のモンスターを対象にとり、表側のモンスターは裏側守備表示にして裏側のモンスターは表側守備表示にするという『太陽の書』と『月の書』を組み合わせたような効果。

……
まぁ名前からして『それは、そう』って感じですよね。

『月の書』譲りの速攻魔法ということもあり相手への妨害とこちらのリバースモンスターの再利用orリバース効果の発動を同時に行える画期的なカードです。

これからリバース効果を多用するデッキには使われるんでしょうね。
当然私は即買いしますよ。

相手のリンクやシンクロ、エクシーズなどの展開妨害としても使えますし、それをしながらこちらが動けるのはデメリット無くてええんか?と思うばかりです…(´・ω・`)

1つあるとすれば相手にモンスターがないと使えない以上、先行でリバース効果を使うためには使えない点でしょうが…些細な点ですね。

こちらも基本入れ得なカードなので枠があったらぜひ入れたいカードです。

レシピ紹介

今回日本未発売のカードがある事で遊戯王ニューロンによるレシピの書き出しが不可能でした。
なので今回はADSにてご容赦願います。
発売次第、画像の差し替えといつも通り『羚note』や『羚』にて出せるようにしておくのでぜひご覧下さい。
画像差し替え完了

いつもの通り遊戯王ニューロンにて『羚note』で確認できます。

画像差し替えにつき遊戯王ニューロンにて詳細確認できますが、このまま書き起こしは残しておきます。

《メインデッキ40枚》

  • サブテラーマリス・エルガウスト 1枚

  • 天獄の王 3枚

  • ティンダングル・ハウンド 2枚

  • ティンダングル・イントルーダー 3枚

  • ティンダングル・ドールズ 3枚

  • ティンダングル・ベース・ガードナー 2枚

  • シャドール・ハウンド 1枚

  • ティンダングル・エンジェル 3枚

  • ティンダングル・トリニティ 3枚

  • ティンダングル・アポストル 1枚

  • カオス・ポッド 1枚

  • ティンダングル・ジレルス 3枚

  • サン アンド ムーン 2枚

  • 地中界の厄災 2枚

  • メールの階段 1枚

  • ナーゲルの守護天 3枚

  • ジェルゴンヌの終焉 1枚

  • ティンダングル・ドロネー 3枚

  • 星遺物の傀儡 2枚

《エクストラ15枚》

  • エルシャドール・ミドラーシュ 1枚

  • 破械雙王神 ライゴウ 1枚

  • 世海龍 ジーランティス 2枚

  • アクセスコード・トーカー 1枚

  • トロイメア・ユニコーン 1枚

  • ティンダングル・アキュート・ケルベロス 2枚

  • サブテラーマリスの妖魔 3枚

  • シャドール・ネフィリム 1枚

  • 魔界特派員 デスキャスター 3枚

ε-(´ω`;)フゥ……
以上になります。

さてさて、それでは気になりそうなやつをピックして解説といきましょう。

エルガウスト…ハウンドで裏側にしたモンスターを攻撃表示にして打点を0にすることで爆発的火力をたたき出す。そうでなくても打点で勝てるようになる。
カオス・ポッド…ティンダングルではレベル4以下がそれなりに多く相手にディスアドバンテージを与えながらこちらは再展開。ドールズが落ちれば墓地蘇生もする。イントルーダーがあれば更に蘇生される。爆アドォォォ!
シャドール・ハウンド…妖魔で落としてひっくり返すことで手札からさらに特殊召喚する要因。これによるリバース効果は発動しないのでトリニティなどで交わすとなお良い。
その他シャドール…ネフィリム出すとミドラーシュ出せる。以上。
ライゴウ…デスキャスターから蘇生して何しよう?ライゴウしよう。
ジーランティス…裏側再セットができるので再利用、かつ相手への圧。

とまぁ、こんなところですね。
『カオス・ポッド』はエンジェルでの蘇生第1候補です。
できるなら蘇生して使いまわして暴れ回ってやりましょう。

さいごに

いかがだったでしょうか
今回は新規カードを含めリメイクした【ティンダングル】となります。
当テーマを扱った記事はお陰様で閲覧数ナンバーワンとなってます。

いままで1年半近く活動してて名も売れてないにも関わらず4000人近く読んでいただいて非常にありがとうございました。

これからもテーマの私ならではの組み方や何だこのカードっていう意☆味☆不☆明な使い方等を紹介していきたいと思いますので、ファンデッカーの方もそうでない方もご贔屓にしていただいたら非常に嬉しく思います。

願わくばこの記事を読んでいただいてカードの見方や組み方なんてものの参考にしていただけたらと思いながら今回はこの辺でお暇させていただきます。

それでは(`・ω・)ゞサラバダッ

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