【幻獣機かんたん解説#1】幻獣機テザーウルフって凄くね
まえがき
幻獣機新規が出るまでこういう記事書こうかな
どうもれんこんです。
私基本的に幻獣機に対しては割とボロクソに言いがちとといいますか、いやまあ長年の相棒ですし勿論好きなんですが…多分同じ風属性機械族テーマのSRとか音響戦士はあんなに飛躍したのに、まだまだ底辺に甘んじている幻獣機に対して少し ね やはり思うところはあります
ひとり歩きしちゃう困ったちゃんがいる分、変に注目されるテーマでもありますしね。
でも幻獣機を知らないであろう人がボロカス言ってるのを見ると普通にキレます。お前は幻獣機の何を知っているんだ(面倒オタク)
ならいっそ各カードの良いとことかそういうのを見つけていこうやって思い立った私でした。
という訳で早速解説へGO
基礎スペック
基本的に砕けた表記でいきます。
幻獣機テザーウルフ
・☆4 風 機械族
・1700/1100
・召喚成功時、幻獣機トークンを1体特殊召喚。
・トークンがいる限り、効果&戦闘では破壊されない。
・自身のレベルは場の幻獣機トークンのレベルの合計分加算される。
・相手モンスターと戦闘を行うダメステ開始時~ダメージ計算前に、トークンをリリースして攻撃力をターン終了時まで800加算できる。
強み①
トークン生成効果、これ無しには始まりません。
まず幻獣機というテーマは、基本的にトークンの管理が非常にシビアです。
その原因のひとつは、幻獣機モンスターのトークンを特殊召喚する効果は妙に融通が効かない所にあります。
いさえすれば、効果も使えるし耐性もあるしでイキイキするんですけどね…。
そんな中でも一際輝く条件の軽さ。
召喚権こそ使いますが、自身と含めて2体のモンスターが出てくると思えば特段何がどうとかいうこともありません。ないんです。ないですよね👁 👁
失礼しました。圧をかけるつもりは無かったんですが
勿論それだけにはとどまりません。
今のご時世はリンク召喚というものがあり、モンスターが2体並べば何かはできる時代です。
リンク黎明期のスターターデッキに再録されたのは、そのポテンシャルを買われたのかもしれませんね。
因みにこの2体で出せるリンクモンスター(種族、または属性縛り有のもの)は、
・風×2・・・グレートフライ、HSR-GOMガン、ハーピィ・コンダクター
・風含むモンスター×2・・・蒼翠の風霊使いウィン
・機械×2・・・プラチナ・ガジェット、機関重連アンガー・ナックル、クリフォート・ゲニウス etc…
…と、案外色んなものが出てきます。ちょっと前まではユニオン・キャリアーもいました。
"幻獣機テザーウルフ"と"幻獣機トークン"で名前が違うのも結構ミソなポイントで、同名が使えないリンク2であってもすんなりと通ってくれます。
あとはトークンをリンク・スパイダーに変換すれば効果モンスター×2まで対応可能な上、更に幅も広がりますね
強み②
下級モンスターとしては比類のない戦闘性能です。
破壊耐性もそうなのですが、メインはトークンを代償にしたパンプ効果。
適用時には2500と、そこいらのEXデッキのモンスターを弾き返す程の数値になります。
それでいてデメリットは皆無。フォトン・チャージマンやゴブリン突撃部隊のような悩みは無く、強いて言えば耐久の要であるトークンを失うことぐらい。致命的。
因みに、これをデメリットと言い張る人は幻獣機を使っている人か変な人です。しっかり見切りましょう。
先程言及したスターターデッキでの再録ですが、どちらかと言うとこっちの方が大きい気がします。
変にガチャガチャせず、出たモンスターで殴る。必要に応じて効果を使う……と、初心者でも扱いやすく、それでいてステップアップも手伝ってくれます。
今の環境でそんな動きはしない?私は今幻獣機の話をしているので知りません。君も幻獣機を使おうビーーム
これは狡いポイントですが、幻獣機はラドンとオライオン以外は知名度が低いので、ある程度のわからん殺しが利きます。見たことないしどうせ大したことないだろって人をどんどん返り討ちにしましょう。
先程はスルーした破壊耐性も同様。トークンに見向きもせず殴られた時はドヤ顔タイミングです。友達同士だからと巻き戻しも許してはいけません。決して"生命線"を妥協しないように気をつけましょう。
流石はテザーウルフだ!なんともないぜ!
強み③
ポンと出せる実質☆7モンスターです。
実は☆7って案外インフラの整備が追いついてないんですよね。クシャトリラとかいうトンチキ集団のせいで軽くなったように思えますが、全然そんなことはありません(めちゃめちゃ規制されたけど)。
☆7のインフラが整備されるはずだったLOTGは、施行員が軒並み禁止か制限に行ったことで幻になりました。
☆7、ロクな奴がいない…!!
……嘆いても何も始まりませんし、説明に戻ります。
とはいえそこまで説明することもないのですが。
強いて言えば、オライオンの召喚効果と抜群の相性を誇るため、上振れ要員やちょっとしたスパイスとして採用を考えることもできます。
それこそ上で触れたリンクモンスターを使うデッキを握っている貴方 一度使ってみては?
おわりに
テザーウルフのかんたん解説でした。
オライオンは今でも結構使われてますが、墓地効果まで美味しくいただいている決闘者は間違いなく極小数。
勿体なくないですか?
一時期オライオンが禁止予想されてた時、「トークン出しながら展開までできるのはオーバースペック」っていう意見多かったんですよ。嘘みたいなホントの話。
まあ実際めちゃめちゃ強いです。幻獣機のスペックが軒並み低いことに目を瞑れば。
でも、その中でも数少ないバリューを期待できる召喚先がテザーウルフ。素引対策でオライオンを複数枚投入しがちな貴方にこそオススメしたいカードなのです。
ちょっと入れてみようかなあと思って貰えたら幸いです。価格も安いですし、1枚ぐらい買ってみては?
それでは。