サッカーの神様
サッカーの神様はいる
先日友人のラジオに出演させてもらった時、大学のチームメイトであるその友人は僕のプレーを見てそう思ったそうだ。
大学時代。僕は4年の夏までほとんどトップチームで試合に出ることはなかった。それに加え、教員免許取得を目指して勉強していたし、就職活動も並行して行っていた。
大学3年からは部の運営にも参加していて、4年の時には主務としてチーム運営の一部を本格的に担っていた。
ラジオに呼んでくれた彼をはじめ多くの人達は、こうした状況の僕をみて大学でサッカーに一区切りをつけるだろうと思っていた。
大学2部リーグの後半戦。それまで主力で出ていた選手が累積警告や怪我で離脱しチャンスが回ってきた。それまでの3年半をぶつけるかのように、そしてサッカーの楽しさを噛み締めるようにプレーした。
すると不思議と五分五分のボールは自分の方に転がりこんできたり、終了間際にゴール前でボールが自分の目の前に転がり込んできたり。優勝を決める大一番では決勝ゴールを決めることもできた。
チームは2部リーグで優勝。1部リーグへの昇格を果たした。
その勢いのまま、シンガポールでプロ契約を勝ち獲り、その後ラオス、タイとプロサッカー選手として6年間プレーをしてきた。
サッカーの神様はいる
これまでも色んな分岐点はあったけれど、その一つは間違いなく大学時代だろうと僕は思う。
良いことばかりではなかったけれど、そのどれもが必然であり、どんな状況でも自分と向き合いながらやり続けたご褒美をサッカーの神様は与えてくれたのだろう。
ではまた
“It’s up you”
Renshi
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