自分を律する
周りの環境や状況、自身の状況など様々な要因に乱されては、自身の人生の目的と目標に照らし合わせて原点に立ち返る日々。
居心地が良いとは決していえないこの状況は、言い換えれば、「うまくいかない状況で自分には何ができるか」を知ることができる絶好の機会でもあると捉え、日々もがいています。
現在所属するインドネシア2部リーグ。
とてもタフなカテゴリーだなというのが、実際に3ヶ月プレーをしてみて感じるところです。
自分で自分のスイッチを押し、目的と目標を持ってやり続けること。
練習やチームスケジュールが時間通りに進まない環境。チームの規律もなければ、メリハリもなく、集中度も様々。外国人が2人と圧倒的に少ない環境で、ローカルの基準に従いながらも、外国人選手として結果を求められる環境。
そんな中でも自分の信じた道を貫き続けること。
いままで以上に多くのエネルギーを使って日々を過ごしていますが、この環境だからこそ掴める何かを求めて突き進んでいこうと思っています。
それと同時に基準の高い環境を掴み取ることの大切さも身に沁みて感じています。
悔しかったら自分で上のステージにいくしかない。
これはいままで様々な国やカテゴリーでプレーをしてきた中で感じてきた事でもありますが、人や環境のせいにして逃げず、自分の選択を自分で正解していくことが大事だなと改めて感じさせられています。
また、「うまくいかない状況で自分には何ができるか」という問いは、この先の人生において大いに役立つ実践の場でもあると捉えています。
これまでの選択を振り返ってみても、決して簡単だった道のりはなく、どれも想定外の出来事や自身を試されているような状況の連続でした。
そんな日々を乗り越えてきた先に素晴らしい経験や人との縁があり、いま置かれた環境もまた次に繋がる布石なのだと感じています。
周りから見てその選択が正しかったかどうかよりも、自分自身にとってその選択が正解だったと思えるように行動し続けていくこと。
今シーズンも残り半分。
サッカーを通して挑戦できる喜びを噛み締めて、どんな環境でも自分と向き合い、自分を律し、最後まで粘り強く戦い続けていこう思っています。
ではまた。
“ It’s up to you “
Renshi