走り続ける
次のシーズンへの準備を進めているが、今年も予定通りには物事が進まず苦戦している。
もどかしいなと思う反面、プロになって以来、こんな浮き沈みの激しい競争を何度も戦ってきたと思うと、またこれも成長していくための試練だとも思っている。
これまでも何度となく苦しい時期を迎えては、立ち向かってきたけれど、原動力は自分自身への挑戦心とまだ見ぬ世界を見てみたいという欲であろう。
自分のベストを超えていきたいという欲。昨日よりも良いプレーができると信じているからこそ今日も走るし、まだ上手くなれるという感覚を掴んでいるからこそ挑んでいく。
いくら自分が良いと思っていても、必要とされなければ、プロサッカー選手として生きていくことはできない。これは紛れもない事実であろう。
いつかは自分自身にもその時がやってくるのだろうが、その日が来るまで走り続けるつもりだ。
やりたいことがあることは幸せなこと。やりたいことをやり続けられることはもっと幸せなこと。心いくまで挑戦しなさい。
そんな言葉をいただいた先月。
誰もがプロサッカー選手という職業になれるわけでない中で、その厳しい競争の中を戦えることはとても幸せな瞬間だと改めて感じている。
この先行けばどうなるものか。
とあれこれ考えるよりも、
迷わずいけよ。行けばわかるさ。
とそんな気持ちが大事であろう。
さあここからどこまで行けるかどうか。
応援してくれる人、サポートしてくれる人が、少しでも応援して良かったと思えるように、今日も走り続ける。
ではまた。
“It’s up to you”
Renshi
サポートは、サッカーを通じての挑戦に使わせていただきたいと思っています。